とどろき ~ 平成19年4月号

とどろき平成19年4月号
 明日から5月ということで、慌てて4月号の感想です。 (^^;ゞ
 日本人が大好きな桜の写真に丸ゴシックで「しあわせの法則」という水色の文字、その下に「愛する人は愛される」のサブタイトル、、、。『鏡の法則』?と思いましたが、案の定、“人生の問題を解決する魔法の知恵”が書かれていました。こういう類の文章は、真理というのは時代や場所を超越しているのでしょう、内容的に重なる感じがしますが、こちらの方が理路整然と根拠がかかれており、読みごたえがありました。
 そもそも、この冊子が“親鸞聖人の教えがわかる月刊誌”というものなので、お釈迦様の教えに基づいて書かれており、説得力がありました。しかも、難しい「説教」ではないところが読みやすいです。
 職場で愛されないA子家庭で愛されないB男が、なぜ上手くいかないのか、釈尊の説かれた因果の道理が分かりやすく書かれています。最後の「まとめ」を引用すると、
まとめ
  • 運命は自らの行為が生み出すもの。
  • まいた種は必ず生える。
  • 遅い早いはあるけれど、善い行いをすれば、必ず善果(善い運命)がその人にやってくる。
  • だから自分が変われば、必ず人生が変わる。
ということで、実は結構あたりまえというか、誰でもうすうす感じている事だったりします。
 しかし、「他人のせいで自分が苦しむこともあるのでは?」とか「正直者はバカを見るっていうし、一生懸命努力しても、報われないこともあるんじゃない?」などと思うときもあります。そんな疑問にも答えられており、釈迦の教えの奥深さを垣間見た気がしました。
 上記の巻頭だけでなく、法然上人の幼少期のエピソードや、マンガ「蓮如上人物語」、また「お釈迦様物語」などの読み物も面白かったです。特に、“街の辻に立って100人殺し その指で首飾りをつくれ──釈尊と殺人鬼①”という内容の「お釈迦様物語」は文体が格調高く、続きの②が早く読みたくなりました。
 巻末の付録、「えんぴつで親しむ法語」は、『奥の細道』をやった人には受けそうですね。

TEARS FOR FEARS ~ The Seeds of Love

The Seeds Of Love
 正直なところ、TEARS FOR FEARS については、あまり良く知らないのですが、このアルバムはよく聞きました。発売当時(1989年)、Janet Jackson の『Rhythm Nation 1814』が世界を席巻していましたが、それと並んで大ヒットしていたと記憶しています。今思えば、「か~な~ら~ず、最後に愛は勝つぅ~♪」的なタイトルトラック(正確には “Sowing” がついいていますが…)は、「Everybody wants to rule the world」と並んで有名な曲ではないでしょうか。(出だしが“か~ちゃ~ん、ゆるして~”と聞こえるというネタも)
 しかしこのアルバムの真価はむしろ、後半にあると思います。「買いだ!」と思わせた④「Advice for the Young at Heart」をはじめ、それ以降の流れは完璧に近いと思います。幻想的な風景の中に一人ぽつねんと取り残され、心地よい孤独感に身を任せているような、時空を超越した浮遊感を感じます。静と動の対比が見事です。ラルクに近いものを感じます。
 ジャンルにとらわれず、多くの人に聞いてもらいたい傑作だと思います。ゲストミュージシャンも充実しており、1曲目ではフィル・コリンズが参加したり、女性ヴォーカルが上手かったりします。



(参考) ★WINTER WONDERLAND★ Brain-Buster ポムブログ~ポム・スフレの名曲大百科 80′s UK New Wave Harmony of Happiness SCSF(Swift Current, Slow Flow)

Filed under: TEARS FOR FEARS  タグ: , , , , , , , , , , , ,   charlie432 00:00  Comments (2)

ANGRA ~ Aurora Consurgens

Aurora Consurgens
『Rebirth』『Temple Of Shadows』と続けざまに傑作を出した ANGRA の『Aurora Consurgens』は前2作をさらに進化させたかのような出来だと思います。この3枚を続けて聞くと、ANGRA の目指している方向性、オリジナリティが見えてくるようです。以前、某レコード店で「ジャーマンコーナー」に置かれていたのを見たことがありますが、一般的なパワーメタルの域を超え、熱きブラジルの血が脈々と流れている、躍動感のあるバンドであると再認識させられました。
 ブラジルといえば、サッカー。今から10年ほど前、アルシンドが日本で大人気だったとき、RIOT の 「Destiny」をバックにした特集番組をみたことがあります。で、その「Destiny」のイントロと、このアルバムの②「The Voice Commanding You」が似ているように感じるのですが、どうでしょうか?こちらの方が断然かっこよく、華麗なドリブル映像にピッタリの曲ではないでしょうか。
 続く③「Ego Painted Grey」これがまた素晴らしいです。IRON MAIDEN のアイディアを DREAM THEATER が書き上げ、ANGRA が演奏しているような楽曲(一応ほめているつもり、、、)で、アルバム中一番好きです。前曲とあわせて、キコのギターが印象的です。
 ④「Breaking Ties」は一転、キャッチーなメロディに Bon Jovi を思わせなくもありません。ここまで来ると、彼らは前作、前々作のプレッシャーなど感じていないのではないかと思ってしまいます。
 ⑤「Salvation: Suicide」「Window To Nowhere」は疾走曲で、⑦「So Near So Far」は『Temple Of Shadows』にでも入っていそうな佳曲ですね。
 そして、ドラマチックな曲調ながら過剰な装飾がなく、好印象の⑧「Passing By」「Scream Your Heart Out」は、聴けば聴くほどに好きになります。
 そして最後の⑩「Abandoned Fate」、アコースティック・ギターとヴォーカルが爽やかです。聴後感は、Liquid Tension Experiment の『2』に近いものがありました。
 ちなみに、自分は日本盤を持っていないので聴いていないのですが、ボーナストラック⑪はラファエルのヴォーカルが上手いとか、、、。
 それはさておき、今回はギターが前面に出た作品だと思いました。うっかり「キコのソロアルバム?」と思ってしまった瞬間もありました。
 並々ならぬ作曲センスと卓越した演奏力を誇る ANGRA は、今後に大いに期待できるバンドと言えるでしょう。
(参考) YouTube (The Course Of Nature) ピッペンのセピアメモリー PART2 人間力強化ブログ 変態のつぶやきⅡ Maoのめたるについて語ろう~ IMAGESandWORDS 白樺樹林 necro.dll メタルレビューの部屋 まごプログレッシブ:Part2~Scenes From A Memory~ Weird News Multiの愉快な重低音生活 ロック・メタル楽曲感想記 ◆Isolated Ghost. HR/HM. このCDを買え!

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