★゜・。。・゜゜・。。・゜☆ 2007年04月05日 ☆゜・。。・゜゜・。。・゜★
芥川龍之介 ~ 地獄変
小学生だったか中学生だった頃、テレビで非常に怖い映画をやっていました。途中から見たのですが、火のついた牛車の中で若い女性がもがき苦しみ、その前で獣のような男が恐ろしい形相でそれを見つめているのです。やがて猛火は女性を包み込み……。強烈なインパクトでした。
最後「原作:芥川龍之介 音楽:芥川也寸志」とテロップが出ていたので、恐らく『地獄変』の映画だったのだと思います。
「見たものしか描けない」という当代随一の絵師・良秀。“地獄変の屏風”を描くよう命じた堀川の大殿様に、「あらましは出来上りましたが、唯一つ、今以て私には描けぬ所がございまする」と言ったのは、牛車に乗った女が猛火に苦しむ姿でありました。そこで大殿がが用意したものは……。
芸術至上主義の是非云々というよりは、「地獄」とは一体何か、大変考えさせられる作品でした。最後、「如何に一芸一能に秀でやうとも、人として五常を弁(わきま)へねば、地獄に堕ちる外はない」とよく仰っていた横川(よがわ)の僧都様が、完成した地獄絵図を実際に見られて「出かし居つた」と言われたのが意味深でした。私見ですが、地獄とは各人の心が作り出すもので、それを如実に表した絵図だったのではないか、と思わずにおれません。
いずれにしても、芥川龍之介のえぐりだす、人間の心の奥底に潜む鬼の心に戦慄をおぼえずにおれません。有名な『蜘蛛の糸』も然りです。そんな芥川のせめてもの救いは『杜子春』に見られる人間性だったのでしょうか。
ちなみに、私が読んだのは青空文庫からでした。DLして通勤電車の中、携帯で読みました…… (^^;ゞ
(参考) 渡辺知明さんの朗読ブログ 渡辺知明さんの朗読ブログ(2) aotuka202さんのブログ miwabookさんのブログ 湖山 芽依さんのブログ 悠里さんのブログ 幸田回生さんのブログ 芥川龍之介研究 地獄変/芥川龍之介のあらすじと読書感想文 青空文庫
「見たものしか描けない」という当代随一の絵師・良秀。“地獄変の屏風”を描くよう命じた堀川の大殿様に、「あらましは出来上りましたが、唯一つ、今以て私には描けぬ所がございまする」と言ったのは、牛車に乗った女が猛火に苦しむ姿でありました。そこで大殿がが用意したものは……。
芸術至上主義の是非云々というよりは、「地獄」とは一体何か、大変考えさせられる作品でした。最後、「如何に一芸一能に秀でやうとも、人として五常を弁(わきま)へねば、地獄に堕ちる外はない」とよく仰っていた横川(よがわ)の僧都様が、完成した地獄絵図を実際に見られて「出かし居つた」と言われたのが意味深でした。私見ですが、地獄とは各人の心が作り出すもので、それを如実に表した絵図だったのではないか、と思わずにおれません。
いずれにしても、芥川龍之介のえぐりだす、人間の心の奥底に潜む鬼の心に戦慄をおぼえずにおれません。有名な『蜘蛛の糸』も然りです。そんな芥川のせめてもの救いは『杜子春』に見られる人間性だったのでしょうか。
ちなみに、私が読んだのは青空文庫からでした。DLして通勤電車の中、携帯で読みました…… (^^;ゞ
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はじめまして!
わたしの表現よみサイトのご紹介ありがとうございます。
いろいろな作品をよんでいますので、
いろいろとお聞きになってください。
芥川龍之介/地獄変
チャーリー432徒然
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渡辺知様
両手がふさがっているときや、目が疲れたときに、朗読mp3は有難いです。
自分は読むのが下手なので、感服いたします。
<(_ _)>
芥川龍之介「地獄変」を読む
短編作家として名高い芥川龍之介の地獄変をとりあげます。 地獄変は平安時代、堀川
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娘が小猿に良秀という名をつけてかわいがったのは、なぜでしょうか。
父親を憎んでいたから?愛していたから?
小猿の良秀が、火の中に飛び込んで娘と一緒に焼け死んだことで、
あのむごたらしい物語が救われたような気がします。
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緋実子様
大殿、良秀、娘、猿の良秀、横川の僧都、そして語り手。
それぞれが重要な役割を果たして「芸術とは」「地獄とは」何ぞやを深く追求した芥川の傑作かと思います。
またじっくりと読み返したい作品ですね。