★゜・。。・゜゜・。。・゜☆ 2007年04月12日 ☆゜・。。・゜゜・。。・゜★
ANGRA ~ Temple OF Shadows
すごいすごいを連呼すると、凄みが薄れてしまいますが、それでも「凄い!」と言わずにおれない新生 ANGRA の第2弾。正直、『Rebirth』を聴いたとき「こんなアルバム出して、その先どうするの?」と不安でしたが、それが全くの杞憂であったことが証明されました。「前作を超えた!」という大方の意見に賛成です。
まず1曲目、①「Deus Le Vout!」~②「Spread Your Fire」。これはもう「Carry On」や「Nova Era」を凌ぐ、ANGRA の代表曲でしょう。出だしの、哀愁を帯びたオーボエの音色から一転、スピードチューンに変わるあたりは、お約束でありながら少しも飽きのこない、ガッツポーズの瞬間です。曲の良さに加え、演奏が素晴らしいです。前作以上にヴォーカルがパワーアップしているところが嬉しいです。リードヴォーカルがバックに引いて、ゲストミュージシャンを盛り立てる所もあり、工夫が凝らされています。ツインギターやバックのコーラスにも鳥肌ですね。
続く③「Angels And Demons」以降も、「これでもか!」と言わんばかりにアップテンポの曲が続きますが、それぞれが変化に富み、初めて聴いた時から何となく口ずさめるメロディが心地よいです。
しかし ANGRA の非凡なるところはこれだけではない、と知らされるのは、⑥「The Temple Of Hate」が終わった頃からでしょう。それまでの、勢い前面の楽曲が、徐々に深みを増し、渋く大人のテイストを醸し出すようになります。後半がこのアルバムの真骨頂であると私は思います。それまでの充実した流れが、まるで前奏曲のように聞えてしまうのです。この感覚は、個人的にはJUDAS PRIEST の『Painkiller』や DREAM THEATER の『Images And Words』、QUEENSRYCHE の『Operation:mindcrime』に近いと思いました。
特に⑧「No Pain For The Dead」、途中で弦楽四重奏になり、女性ヴォーカルが登場するあたりは美しすぎます。 ⑨の『Sprouts Of Time』は、新感覚でかつ、サビの部分はアンドレ時代の曲調が思い出されます。
そして驚きは最後の⑬「Gate ⅩⅢ」です。それまでの曲を、1つの管弦楽組曲に仕上げてアルバムを締めくくるセンスの良さには参りました。そういえばこれは、11世紀後半の十字軍をテーマに、カトリック教会の矛盾をえぐりだした、コンセプトアルバムでした。アルバム全体がこの1曲に集約され、物語が走馬灯のように思い出される感じです。 『ダ・ヴィンチ・コード』を読んだことがありますが、ラファエル・ビッテンコートの描き出した世界観は、ダン・ブラウンの作品に触発されたのだと思います。
とにかく、曲、演奏、コンセプト、どれをとっても超一流の傑作であると高らかに賞賛したいアルバムです。
(参考) Raining Blood 高校生ギタリストの日々・・・ 霞誠司の映画万歳ッ Weblog 61℃ 白樺樹林 HEADING FOR TOMORROW smallball Flight to Freedom ■K’s Pickup■~洋楽のPV無料視聴~ このCDを買え!
まず1曲目、①「Deus Le Vout!」~②「Spread Your Fire」。これはもう「Carry On」や「Nova Era」を凌ぐ、ANGRA の代表曲でしょう。出だしの、哀愁を帯びたオーボエの音色から一転、スピードチューンに変わるあたりは、お約束でありながら少しも飽きのこない、ガッツポーズの瞬間です。曲の良さに加え、演奏が素晴らしいです。前作以上にヴォーカルがパワーアップしているところが嬉しいです。リードヴォーカルがバックに引いて、ゲストミュージシャンを盛り立てる所もあり、工夫が凝らされています。ツインギターやバックのコーラスにも鳥肌ですね。
続く③「Angels And Demons」以降も、「これでもか!」と言わんばかりにアップテンポの曲が続きますが、それぞれが変化に富み、初めて聴いた時から何となく口ずさめるメロディが心地よいです。
しかし ANGRA の非凡なるところはこれだけではない、と知らされるのは、⑥「The Temple Of Hate」が終わった頃からでしょう。それまでの、勢い前面の楽曲が、徐々に深みを増し、渋く大人のテイストを醸し出すようになります。後半がこのアルバムの真骨頂であると私は思います。それまでの充実した流れが、まるで前奏曲のように聞えてしまうのです。この感覚は、個人的にはJUDAS PRIEST の『Painkiller』や DREAM THEATER の『Images And Words』、QUEENSRYCHE の『Operation:mindcrime』に近いと思いました。
特に⑧「No Pain For The Dead」、途中で弦楽四重奏になり、女性ヴォーカルが登場するあたりは美しすぎます。 ⑨の『Sprouts Of Time』は、新感覚でかつ、サビの部分はアンドレ時代の曲調が思い出されます。
そして驚きは最後の⑬「Gate ⅩⅢ」です。それまでの曲を、1つの管弦楽組曲に仕上げてアルバムを締めくくるセンスの良さには参りました。そういえばこれは、11世紀後半の十字軍をテーマに、カトリック教会の矛盾をえぐりだした、コンセプトアルバムでした。アルバム全体がこの1曲に集約され、物語が走馬灯のように思い出される感じです。 『ダ・ヴィンチ・コード』を読んだことがありますが、ラファエル・ビッテンコートの描き出した世界観は、ダン・ブラウンの作品に触発されたのだと思います。
とにかく、曲、演奏、コンセプト、どれをとっても超一流の傑作であると高らかに賞賛したいアルバムです。
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