ヤナーチェク / シンフォニエッタ、タラス・ブーリバ

closeこの記事は 4 年 10 ヶ月 2 日 前に投稿されたものです。間違いに気づいたらその都度修正していますが、今読んだらおかしな点もあるかもしれません。ご了承ください。
ヤナーチェク
 チェコの音楽といえばドヴォルザークスメタナが圧倒的に有名で、ヤナーチェクの影が薄い気もしますが、個人的には好きです。
 で、このCDはヴァーツラフ・ノイマン指揮、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏です。

 「シンフォニエッタ」
第1楽章(Allegretto)  トランペットによるファンファーレですが、同時にティンパニーも印象的で耳から離れません。
第2楽章(Andante) 「トムとジェリー」のようなアニメの、BGMに使えそうな曲です。
第3楽章(Moderato)  非常に美しく、悲しげに始まりますが、途中から金管楽器による勇壮な曲調に変わります。
第4楽章(Allegretto)  素朴でほのぼのとしたメロディが覚えやすいです。私のヤナーチェクに対するイメージはこんな感じです。
第5楽章(Andant con moto-allegretto)  ドラマを予感させるかのような出だしが素晴らしいです。ただ、中だるみする印象は否めません。第一楽章が再現されてから、終わるまでは感動的です。


「タラス・ブーリバ」
第1部「アンドリイの死」  この曲の出だしは非常に好きです。映画音楽に使えそうな素晴らしさです。特にオーボエの音色に背筋がゾクゾクします。
第2部「オスタップの死」  出だしの弦楽器が良いですね。騎馬戦に破れて捕えられたオスタップがワルシャワの刑場にひかれてゆく緊張感を表しているのでしょう。
第3部「タラス・ブーリバの予言と死」  タラスの不屈の精神を表すメロディが色々と変化しながら進行します。最後はドラマチックで良いと思います。



 と、まあこんな感じで、局所的には凄く良いところがあるのですが、長続きせずに散漫な印象を受けなくもありません。金管楽器が活躍してマーラーR・シュトラウスっぽく聞こえるところもありますが、それらに比べると、やや及ばない気がします。  「傑作だ!」とは言い難いですが、たまに聴くと「お、結構いいかも」と思うところが多い点において、佳作といったところでしょうか。
(参考) ベルリン中央駅 Maestro! 海外旅行紀行・戯言日記 ダークサイドへようこそ 古典 ヤナーチェク タラスブーリバ Leos Janacek Page & Janacek Association Japan ヤナーチェク ゴーゴリ作「タラス・ブーリバ」(1834) あらすじ  上の文章を読むと、あまり評価していないように思えますが、好きだから今回取り上げました。良い作品だと思いますよ。

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Filed under: ヤナーチェク  タグ: , , , , , , , , , , , , ,   charlie432 19:56
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2件のコメント »
  1. レオシュ・ヤナーチェクの音楽 – ラトルの「シンフォニエッタ」 -

    Leo Janek(1854-1928)チェコのクラシック音楽というと普通真っ先に名前が上がるのはドヴォルザークとスメタナだが、私はヤナーチェクの音楽により強い愛着を感じる。チェコの片田舎のモラビア地方出身のヤナーチェクの音楽には、先の2人のような西欧的な洗練さは見

    コメント by ベルリン中央駅 — 2007年4月15日 07:56

  2. ヤナーチェク/シンフォニエッタ

    毎年恒例の悩みのタネ、確定申告が終わりました。この目の上のタンコブが消えたらまさに春到来の証。しばらくは読みたい本を読み、聴きたい音楽はすでに聴いてますが(笑)、後回しになっていたあれこれに手を付けたいと思います。 そんなわけで今の気分で選びました。ヤナー

    コメント by Maestro! — 2007年4月17日 00:23

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