遅ればせながら

私も、
BlogPet を飼ってみました。
仔犬の
つとむ
です。
どうぞ可愛がってやって下さい。
<(_ _)>

Filed under: ★その他  タグ: , ,   charlie432 00:01  Comments (0)

島田紳助 ~ ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する―絶対に失敗しないビジネス経営哲学

 あまりTVを見てこなかったので、島田紳助さんについてはあまりよく知りません。ただ、あのアクの強い個性から、漠然と、人気もあるだろうが敵も多い人なんだろうなあ、と思っていました。  ところが、この本を読んで、島田さんのイメージが少し変わりました。意外に(と言っては失礼ですが)誠実で真面目、物事を分析的に判断する方なのだと思いました。これ、と決めたことにはトコトン本気で取り組むタイプなのだと思います。共感するところが多く、面白く読めました。
 これは、ビジネス経営のハウツー本というより、どんな気持ち・動機でサイドビジネスをやっているのかを書き綴った色合いが強いです。その中で最も印象に残ったのは「顧客満足度より従業員満足度」という姿勢です。この発想の原点は、お客さんの視線、すなわち相手の立場に立った物の見方だと思います。
 お客さんは笑顔が見たくて、店にくるわけではない。あくまで買い物をしたり、食事をするのが目的だ。だけど人間というのは不思議な生き物で、どういう状況でも、心のどこかで他人との心の触れあいを求めている。笑顔がその心を素直に表すものなら、それはどんなサービスにも優るサービスになる。
 つまり、相手のものを奪って自分に利益がきてもそれは幸せとはいえない、相手に与える喜びこそが真の幸福であり、結果はそれに応じてついてくるものである、という信条なのでしょう。  ある本で「“儲”とは“信”用のある“者”と書く」と説明されていましたが、ビジネスとは自分の人間性を売る商売なのだと知らされました。同じお金を払うにしても、誠意の感じられる人には快く出せるものです。手練手管よりも大事なこと、それを「ご飯を大盛りにするオバチャン」という分かりやすいタイトルで説明されているのです。
「オバチャンの店に行くのは腹いっぱい食えるからや」と学生は言うかもしれないが、ほんとはみんな、オバチャンの気持ちが嬉しいのだ。  客は料理だけを食べているわけじゃない。店の人の気持ちも一緒に食べているのだ。  そしてどんなに頑張って美味しい料理を出そうとも、最後の勘定で納得させられなければ、すべては台無しになる。料理を売るのが料理屋の商売である以上、値段は店の良心そのものだからだ。
 そういう観点からすれば、今まで常識と思われていたことも、実は「失敗の常識」であると見えてくることも多いと思います。常識破れ、素人の起業家に案外成功例が多いのは、そのためでしょう。社会情勢や時代が変わっても不変なもの、それは心の温もりこそが人間が本来感ずる喜びだという、平凡で単純な真実ではないでしょうか。ならば、富や名声を求め、知識や経験をやみくもに増やすこと以上に重視すべきは、優しさや思いやり、弱者への配慮、誇りや信念といった、精神的財産を築き上げることではなかろうかと思います。もちろん、単なる「いい人」だけで人や金が集まって来る訳ではありませんが、人間としての基礎を無視して何かを得ようとしても、それは砂上の楼閣というものではないでしょうか。
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Filed under: ★新書・単行本など  タグ: , , , , , , ,   charlie432 00:00  Comments (7)
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