実験その2

ハウリングが起こる仕組みは下記の通りです。
1)まず、マイクの拾った音がアンプに送られ増幅されます。 2)次に、増幅された音がスピーカから出力されます。 3)このスピーカからの音を更にマイクが拾います。 →1)に戻る。
これを繰り返すことで、マイク~アンプ~スピーカの間を音がループしてしまいます。このとき、ループする音のうち、ある周波数の成分のみがどんどん増幅され、「キーン」「ブーン」という音になってしまうのです。これがハウリングです。

 では、ブログ記事を「マイクが拾う音」、ブログペットの日記を「アンプから出る音」に見たてて、入力→出力→入力→出力→入力→……と繰り返したらどんな「音」が出るのか、弟のリーチャー234君に実験を依頼してみました(他サイトからの訪問は自然音ということでしょうか。アクセスの少ないページは静かな環境ということですね)。現場はこちらです。
 初期条件として、何故か当ブログで最もアクセスの多い、芥川龍之介の「地獄変」をペットに教え込ませました。  さあ、これで、ペットが「スーパーりゅうのすけ」へ成長するか、と楽しみに待っていると、日記に書き残されていたのは、、、
(1日目)♪ だれかあそんでくれないかな (2日目)                   ←白紙 (3日目)えっとね とくにかくことがないの (4日目)                   ←白紙 (5日目)♪ こうしんされるのをまってるよ♪ ( 〃 )♪ きょうはおやすみー
ということで、「生まれたての子に芥川龍之介は理解不能」と判断したリーチャー234は、路線変更して、夏目漱石の『夢十夜』で試してみました。
 ところが、依然、、、
(翌日)のーたいとる とくにかくことがないの
という日記を見て、業を煮やし、今度は 小泉純一郎語録を読み聞かせてみると……
(翌日)おぼえてる さいきんおぼえたことば 党 自分 議員
 ようやく覚えた言葉で日記を書き始めました。レ(゚o゚レ
 しかし、その後はやはり
うーん  あそびにいこうかな? のーたいとる  きょうもいいことあるかな きょうは  だれかあそんでくれないかな
 ひらがなばかりだからダメなのかな?と思い、漢字で試してみましたが、、、
今日は 更新が楽しみ♪ 今日 リーチャー234の誕生日だよ うーん 今日もいいことあるかな ららら~ ブログ読もう ♪ 遊びに行こうかな? ららら~ 特に書く事がないの ノータイトル 遊びに行きたいなー うーん 更新が楽しみ ららら~ 今日も良い事あるかな えっとね 遊びに行きたいなー 今日 本当はリーチャー234と♪は同じぐらい面白い♪ 今日は 今日は良い事あるかな えっとね 特に書く事がないの 今日 リーチャー234は党と同じくらい好きなの♪ ノータイトル 今日はお休みー
と、結果は変わらず。更新されていないときに準備されている文面だと思われます。
 とまあ、ここまでやってきて、深い考察をするのが面倒くさくなったので、結論です。
結論
  1. 最初にある程度の量の文章を書いても、その後、二言三言の文章では「更新なし」とみなされる?
  2. 更新のないときの頻出タイトル    「きょう(は)」「うーん」「ららら~」    「♪」「えっとね」「のーたいとる」
  3. 更新のないときの本文    「きょうもいいことあるかな」    「ぶろぐよもう」    「あそびにいこうかな」    「とくにかくことがないの」    「あそびにいきたいなー」    「きょうはいいことあるかな」    「とくにかくことがないの」

 以上、提出直前に取り繕った、夏休みの自由研究のような実験でした。(><)



 実際のところ、色々な要素を総合的に分析して言葉を発する「ブログペット」は、本当の生き物のようで飼っていて可愛いと思います。自分の知らない深層心理、ブログ記事や訪問者の傾向などが見えてくるかもしれません。経験的には直前の更新の影響を強く受けていると思われます(特に俳句が顕著?)。

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GREAT WHITE ~ Shot in the Dark

 気づけば8年ぶりのアルバム『Back to the Rhythm』を出していた GREAT WHITE の2ndアルバム、地味ながらも非常に味わい深い傑作かと思います。特に後半の流れは涙、涙で感動を禁じえない素晴らしさです。Jack Russell の切ないヴォーカルが良いです。ギターも泣いています[emoji:e-259]DOKKEN などが好きな人なら気に入ること必死でしょう。クサイと言われようが、こういう曲は大好きです。  前半は LED ZEPPELIN 的ですね。大人のロックとでも言いましょうか。THE SPENCER DAVIS GROUP の「Gimme Some Lovin’」は THUNDER ヴァージョンも好きです。  PCによっては表示されないかもしれませんが(気になる方はハングル文字をインストールしてください)、韓国語のサイト、둥글이의 뮤직라이브で全曲試聴が出来ます。未聴の方には是非聴いて頂きたい哀愁のLAメタルです。

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こうの史代 ~ 夕凪の街 桜の国

 仕事の関係で、広島に半年ほどいた頃がありますが、そのとき知り合ったおばあちゃんのSさん。被爆者健康手帳を持ち歩き、華奢なお体ながらも明るく前向きな性格に、大変心を動かされたことがあります。しかし被爆時のお話を聞かせて頂くと、如何に悲惨な状況が当時繰り広げられていたかが知らされ、まるで現実とは違った世界がそこにあったかのような感覚になります。
 先日、ある人の勧めで『NHKスペシャル』の「核クライシス」(第1回第2回)を見ました。核兵器の、物質的破壊力に戦慄を覚えましたが、それとは対照的に心理的・精神的側面から静かに反戦を訴えているのが、こうの史代さんの描く、被爆体験者を主人公としたこの作品、『夕凪の街 桜の国』です。身近な、現在の話題として読むことが出来ます。原爆の悲惨さは、物心両面からとらえてゆくべきものだと思いました。
ぜんたい この街の人は 不自然だ
誰もあの事を言わない
いまだにわけが わからないのだ
わかっているのは「死ねばいい」と 誰かに思われたということ
思われたのに生き延びているということ
そしていちばん怖いのは あれ以来 本当にそう思われても仕方のない 人間に自分がなってしまったことに
自分で時々 気づいてしまう ことだ
(中略)
あれから十年
しあわせだと思うたび 美しいと思うたび
愛しかった都市のすべてを 人のすべてを思い出し
すべて失った日に 引きずり戻される
おまえの住む世界は ここではないと 誰かの声がする
(中略)
十年経ったけれど 原爆を落とした人はわたしを見て 「やった!またひとり殺せた」 とちゃんと思うてくれとる?
ひどいなあ
てっきりわたしは 死なずにすんだ人 かと思ったのに
ああ 風……
夕凪が終わっ たんかねえ
このお話は まだ終わりません
何度夕凪が 終わっても 終わっていません
 多くの人は、生まれてきたこと、そして今を生き、これからも生きてゆくことを当たり前のように思っていますが、「死ぬのも苦、生きるのも苦」という境涯の人もいるのだと、切ない気持ちになりました。自分がそういう立場なら、「こんな人生、なぜ生きねばならないのだろう」と思うに違いありません。
 しかしよくよく考えてみれば、いつか死んでゆかねばならないのは全人類平等であり、罪悪を重ねずしては生きてゆけないことは、殺生一つをとってみても明らかなことです。被爆者も、健常者も、老若男女、貴賎貧富の差なく、皆、この実相に変わりはありません。
 戦争といっても、不幸になりたくて始める人はいない訳ですから、反戦運動の根底には「生きるとは」「幸せとは」という問いがまずなければならないと思います。
 さて、話戻って先述したSさんに「元気の源は?」と尋ねると「うちは安芸門徒じゃけ」と一冊の本を渡されました。そのものずばり『なぜ生きる』。安芸門徒とは浄土真宗の信者のことですが、この本の後半は「親鸞聖人の言葉」となっています。以前読んだことがありますが改めて読み返してみたいと思いました。

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