- 2007-10-27 (土) 0:00
- ★新書・単行本など
「話す」「書く」「聞く」の“伝える力”をどのように磨き、高めていったらよいか、平易にまとめられた一冊です。
難しい言葉を使うと、何となく分かった「気分」に陥ることが多いですが、実は、それは錯覚に過ぎないものです。本当の「伝える力」とは、子どもでも分かる書き方(話し方)なのだと思います。その点、NHKの「週刊こどもニュース」でお父さん役を務めておられた、池上彰さんのこの本は、非常に参考になりました。というより、反省させられることが多かったです。
個人的に尊敬している恩師も「分かりやすい文章を書くこと」を第一に考えておられ、“楽に読める文は書き手が苦労している。書き手が楽をしたら読み側が苦労しなければならない”とよく言われていました。
また、「上手く説明できないのは自分が理解していないからだ」とも聞きますが、「理解力」と「表現力」とは、表裏一体の関係にあるのでしょう。
自分の考えを分かりやすく伝え、相手の意見を正しく受け止めてこそ、キャッチボールとしての会話が成り立ちます。円滑なコミュニケーションは、努力なしには出来ないのだと知らされました。
以下は、この本の目次ですが、これだけ読んでも結構役に立つと思います。当たり前といえば当たり前のことですが、実際に出来ているかといえば、ついつい忘れていていることばかりかもしれません。
第1章「伝える力」を培う
1.「日銀」とは何か、説明できますか?
2.深く理解していないと、わかりやすく説明できない
3.教科書はわかりにくい
4.まずは「自分が知らないことを知る」
5.謙虚にならなければ、物事の本質は見えない
6.何を取り、何を捨てるか
7.プライドが高い人は成長しない
8.聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
9.「よい聞き手」になるために
10.V6井ノ腹さんとTOKIO国分さんの人気の秘密
11.自分のことばかり話さない
12.相手の「へぇー」を増やす
第2章 相手を惹きつける
13.(1)映画や関連記事に学ぶ“つかみ”方
14.(2)景気が回復したのは小泉内閣のおかげです?
15.(3)「元次期大統領のゴアです」
16.(4)10秒あれば、かなりのことを言える
17.(5)「型を崩す」のは型があってこそ
18.(6)言うべきか、言わざるべきか
19.(7)会議では一人一人の目を見ながら話す
第3章 円滑にコミュニケーションする
20.(1)「爆笑問題」の危機管理
21.(2)その言葉に“愛情”はあるか
22.(3)綾小路さんや毒蝮さんの毒舌が受け入れられるわけ
23.(4)「村上世彰発言」の問題点
24.(5)成功して好かれる人、成功して嫌われる人
25.(6)悪口は面と向かって言えるレベルで
26.(7)叱るのは「一対一」が大原則
27.(8)褒めるときは「みんなの前で」
28.(9)「聞く」ことで「伝わる」こともある
29.(10)理屈ではない感情もある
30.(11)謝ることは危機管理になる
31.(12)苦情を言うときのポイント
32.(13)「実りある苦情」にするために
33.(14)苦情電話の対応法
第4章 ビジネス文書を書く
34.(1)フォーマットを身につける
35.(2)優れた文章を書き写す
36.(3)現地調査では「素材」を探す
37.(4)演繹法か、帰納法か
38.(5)「緩やかな演繹法」
39.(6)「五感」を大事にする
40.(7)問題は「中身のない文章」
第5章 文章力をアップさせる
41.(1)「もう一人の自分」を育てる
42.(2)プリントアウトをして読み返す
43.(3)寝かせてから見直す
44.(4)音読する
45.(5)上司や先輩に読んでもらう
46.(6)人に話しながら、書く内容を整理する
47.(7)ブログを書く
48.(8)新聞のコラムを要約する
第6章 わかりやすく伝える
49.(1)氾濫する“カタカナ用語”
50.(2)カタカナ用語は社外の人には使わない
51.(3)「~性」「~的」はごまかしが利く
52.(4)漢語表現や四字熟語の使い方
53.(5)「難しいことも簡単に」書く、話す
54.(6)相手の立場になって伝える
55.(7)図解はあくまで手段
56.(8)矢印を使い分ける
57.(9)図に入れる文字は最小限に
第7章 この言葉・表現は使わない
58.(1)「そして」「それから」
59.(2)順接の「が」
60.(3)「ところで」「さて」
61.(4)「いずれにしても」
62.(5)メールの絵文字
第8章 上質のインプットをする
63.(1)アウトプットするには、インプットが必要
64.(2)小説を読む
65.(3)人間と語彙の幅を広げる
66.(4)落語に学ぶ
67.(5)スケジュール管理がビジネスを左右する
68.(6)スケジュールは公私ともに一冊で管理する
69.(7)年始に大まかな一年の予定を組む
70.(8)思い立ったらすぐにメモ
1.「日銀」とは何か、説明できますか?
2.深く理解していないと、わかりやすく説明できない
3.教科書はわかりにくい
4.まずは「自分が知らないことを知る」
5.謙虚にならなければ、物事の本質は見えない
6.何を取り、何を捨てるか
7.プライドが高い人は成長しない
8.聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
9.「よい聞き手」になるために
10.V6井ノ腹さんとTOKIO国分さんの人気の秘密
11.自分のことばかり話さない
12.相手の「へぇー」を増やす
第2章 相手を惹きつける
13.(1)映画や関連記事に学ぶ“つかみ”方
14.(2)景気が回復したのは小泉内閣のおかげです?
15.(3)「元次期大統領のゴアです」
16.(4)10秒あれば、かなりのことを言える
17.(5)「型を崩す」のは型があってこそ
18.(6)言うべきか、言わざるべきか
19.(7)会議では一人一人の目を見ながら話す
第3章 円滑にコミュニケーションする
20.(1)「爆笑問題」の危機管理
21.(2)その言葉に“愛情”はあるか
22.(3)綾小路さんや毒蝮さんの毒舌が受け入れられるわけ
23.(4)「村上世彰発言」の問題点
24.(5)成功して好かれる人、成功して嫌われる人
25.(6)悪口は面と向かって言えるレベルで
26.(7)叱るのは「一対一」が大原則
27.(8)褒めるときは「みんなの前で」
28.(9)「聞く」ことで「伝わる」こともある
29.(10)理屈ではない感情もある
30.(11)謝ることは危機管理になる
31.(12)苦情を言うときのポイント
32.(13)「実りある苦情」にするために
33.(14)苦情電話の対応法
第4章 ビジネス文書を書く
34.(1)フォーマットを身につける
35.(2)優れた文章を書き写す
36.(3)現地調査では「素材」を探す
37.(4)演繹法か、帰納法か
38.(5)「緩やかな演繹法」
39.(6)「五感」を大事にする
40.(7)問題は「中身のない文章」
第5章 文章力をアップさせる
41.(1)「もう一人の自分」を育てる
42.(2)プリントアウトをして読み返す
43.(3)寝かせてから見直す
44.(4)音読する
45.(5)上司や先輩に読んでもらう
46.(6)人に話しながら、書く内容を整理する
47.(7)ブログを書く
48.(8)新聞のコラムを要約する
第6章 わかりやすく伝える
49.(1)氾濫する“カタカナ用語”
50.(2)カタカナ用語は社外の人には使わない
51.(3)「~性」「~的」はごまかしが利く
52.(4)漢語表現や四字熟語の使い方
53.(5)「難しいことも簡単に」書く、話す
54.(6)相手の立場になって伝える
55.(7)図解はあくまで手段
56.(8)矢印を使い分ける
57.(9)図に入れる文字は最小限に
第7章 この言葉・表現は使わない
58.(1)「そして」「それから」
59.(2)順接の「が」
60.(3)「ところで」「さて」
61.(4)「いずれにしても」
62.(5)メールの絵文字
第8章 上質のインプットをする
63.(1)アウトプットするには、インプットが必要
64.(2)小説を読む
65.(3)人間と語彙の幅を広げる
66.(4)落語に学ぶ
67.(5)スケジュール管理がビジネスを左右する
68.(6)スケジュールは公私ともに一冊で管理する
69.(7)年始に大まかな一年の予定を組む
70.(8)思い立ったらすぐにメモ
ところで、「62.(5)メールの絵文字」については、表現技法の一つと割り切っていますし、多用しなければ効果的なこともあると思いますので、今後も使わせていただきます。いずれにしても、相手に分かりやすい表現をすることが大事なのですが、心がけてゆきたいと思います。それから……
あっ( ̄口 ̄!!
7章で書かれていること全てに反してしまいました!
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コメント:2
- Jenifer 07-10-27 (土) 14:13
-
SECRET: 0
PASS: 4c7fb140f00a3a0f3a540c79f509d53d
こんにちは! ものすごく為になりました!
と言うか 文章もさながら 言葉ですよね
小文字の多い まるで宇宙語は 読みづらいと言うよりかは これが日本語なのかと思いました・・・
日本語は素晴らしいと思うし 失ってはいけないものが いっぱいありますよね - チャーリー432 07-10-28 (日) 23:47
-
SECRET: 0
PASS: 6691fc7e69b32d0879c93714a75e5e9c
コメントありがとうございます。
本来、日本には、守ってゆきたい素晴らしい文化が沢山あると思います。その一つが「日本語」の美しさではないでしょうか。
そんなわけで、言葉の「センス」を磨いてゆければ、と思っております。
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