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桂米朝 ~ 帯久、天狗さし

 笑点もあまり見たことがないし、今までしっかり落語を聴いたことはありませんでした。そこで、落語は誰がお薦めか、知人に尋ねたところ、桂米朝さんを紹介されたので、聴いてみました。3代目「特選!!米朝落語全集」(CD)全40集の第1巻目です。


 落語がこんなに味わい深いものだとは知りませんでした。
 語りがうまく(☆\(゜ロ゜ )当たり前だ!)、グッっと引き寄せられました。ボケ役、ツッコミ役、悪人、善人、奉行……と、一人で何役もこなす話術に引き込まれ、話の筋が分かっていても何回も繰り返し聴きたくなります。目の前で複数人が会話をしている錯覚を覚えました。間の取り方、テンポの良さはまるで音楽を聴いているような心地よさです。さすがは人間国宝に認定されただけはある、と素人ながらに感心させられました。


 ただ、初めて聴いたとき、最後のオチは、2話とも分かりませんでした。そこで、調べてみたところ、次のことを知っていれば笑えるのだと分かりました。


●帯久
ネタバレ対策


見たい人は下にぃ下にぃ


































































































本卦(ほんけ)


☆61歳  還暦(かんれき) 数えで61歳
昔の暦では十干(じっかん)十二支が60年で一巡し、61年目に生まれた年と同じ「暦」に還る(もどる)ことから言われている。生年の干支を本卦(ほんけ)ということから本卦還りともいいます。


●天狗さし
ネタバレ対策


見たい人は下にぃ下にぃ


































































































☆「念仏ざし」‥‥物差しの名前。京都五条辺りに店があった。名前の由来には二説ある。五条坂の近辺の竹を材料に使っていた。ここは西本願寺さんの大谷本廟が近い。年中お念仏を聴いて育った竹を使うからというのが一つ。伊吹山から掘り出したという念仏塔婆には寸法が刻んであった。それを元にして作った物差しだからというのがもう一つ。どちらにしても竹の物差しを見ることは少なくなった。
 これをふまえ、もう一度聴いてみると……実は注意深く聴いておれば、事前の知識がなくても意味が分かることに気づきました。
「帯久」では17分40秒あたり、「天狗さし」では1分50秒過ぎで、理解を助ける話がなされていました。改めて、人の話をいい加減に聴く自分の欠点が知らされました。


 今後も機会があれば落語に親しみ、話術、笑いのセンス、話の聴き方などを身につけたいと思います。






Links:
落語「帯久」の舞台を歩く
落語のあらすじ 千字寄席(帯久)
天狗さし・・・天狗求めて鞍馬山
米朝事務所のホームページ
【上方落語メモ第2集】その83 帯久
【上方落語メモ第2集】その94 天狗さし




収録内容


帯久  (46’13)
   平成元年4月17日 大阪コスモ証券ホールにて収録


天狗さし  (7’59)
   平成元年9月12日 大阪コスモ証券ホールにて収録

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