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ミロのヴィーナス

milo_venus
ミロのヴィーナスは、ギリシア神話におけるアフロディテの像とされている。「ミロ」は発見地メロス島の英語風名称で、「ヴィーナス」はアフロディテのラテン語名ウェヌス(Venus)を英語風に読んだものである。


高さは203cm。材質は大理石。紀元前130年頃に、Alexandros of Antioch によって作成されたと考えられている。
Furtwangler_venus
フルトヴェングラーによる
両腕復元像
 彫刻のことなどは良く分からないのですが、両腕がないところにかえって魅力を感じるのでしょうか。フルトヴェングラーによる両腕復元像(左写真)というのもあるようですが、未完成なもの、不完全なものも、色々と想像力をかきたてられ、面白いものです。
 モーツァルトのレクイエム、ベートーヴェン第10交響曲、シューベルトの『未完成』、ボロディンの『イーゴリ公』、ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』……。後の世の人が一応完成させたものもありますが、永遠に解けることのない謎にはロマンがあります。


 ただ、やはり、完成したものが崩壊したり、色褪せたりしてしまうのは寂しいものです。最近では高松塚古墳の劣化問題も話題になりました。
 諸行無常は世のならい。滅び行くところに美学があり、一瞬一瞬は過ぎ去れば過去、というのも理解できますが、人はどこかに永遠の命を求める欲求があるのではないでしょうか。


 そこで科学技術の登場です。保存・複製の技術はいろいろ研究、工夫されてきたと思いますが、この度、「美神の魅力に迫る 高精度3次元デジタルアーカイブ技術」という記事を読みました。画期的なことだと思います。下に、一部引用します。
 ギリシア神話に登場する女神アフロディテの姿を表した「ミロのヴィーナス」。その彫像を3次元レーザー計測により、立体的なデジタル情報として記録・保存するプロジェクトがルーヴル美術館の協力で実現した。作品に指一本触れることなく、複雑に波打つ頭髪から優美なボディーライン、布のドレープに至るまでを正確に測量する――。この挑戦を可能にしたのが、コニカミノルタの高精度非接触3次元デジタイザだった。
 デジタルハリウッド大学・大学院学長、杉山知之氏の言葉が印象的です。「芸術と科学は表裏一体。対極にあると思われがちだが、芸術表現には常にその時代におけるトップの技術が投入されてきた。今も昔も、表現とハイテクの2つを結びつける存在がクリエーターだ。日本の誇る技術力は、世界を惹きつける我が国の独自文化には欠かせない ~ 立体物の保存には、物理的な制限があるが、デジタルにすれば残せる」


 時間的・空間的に、知的財産を共有できる環境が整いつつある時代に生を受けたことに感謝です(^人^)

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初めて読ませていただきました。ブックマークしたので次回記事もチェックします!

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