マーラー / 交響曲第3番 ニ短調

closeこの記事は 3 年 9 ヶ月 18 日 前に投稿されたものです。間違いに気づいたらその都度修正していますが、今読んだらおかしな点もあるかもしれません。ご了承ください。
 第1楽章だけでも30分以上、全体で約100分を要する6楽章編成のこの交響曲は、当初7楽章の構想だったようですが、第7楽章は第4番の第4楽章になりました。
「長い」というだけで敬遠するのは勿体ない名曲だと思います。普通マーラーといったら、大地の歌10番などが人気が高いと思われますが、私は2番と同じくらいこの3番が好きです。
 ちなみに、私が持っているCDは、ロリン・マゼール指揮のウィーン・フィルが110分、ゲオルグ・ショルティ指揮のロンドン交響楽団が93分の演奏時間です。両者聴き比べるとかなり違った感じを受けます。
 第1楽章冒頭(第1部 序奏)はブラームスの交響曲第1番第4楽章の有名な部分(これの31秒以降)にそっくりで初めて聴いたときはびっくりしました。ちょうど、第5番イントロメンデルスゾーン結婚行進曲に似ているような驚きでした。
 この作品は、以下のような表題がつけれていましたが、後に誤解を受けるとして、作曲者自身の手により削除されました。
第一部 序奏 「牧神(パン)が目覚める」 第1楽章 「夏が行進してくる(バッカスの行進)」 
第二部 第2楽章 「野原の花々が私に語ること」 第3楽章 「森の動物たちが私に語ること」 第4楽章 「夜が私に語ること」 第5楽章 「天使たちが私に語ること」 第6楽章 「愛が私に語ること」
 曲の感じと、つけられなかった表題と、大体のイメージは一致します。第2楽章や第3楽章は「ほのぼの」した雰囲気が好きです。そして、静かな第4楽章、可愛らしい第5楽章も良いのですが、何といっても最も好きなのは第6楽章です。大変美しいです。
心に潤いが欲しい方は、ここをクリック! ↓ Symphony 3. Mov. 6 (1/3)
Symphony 3. Mov. 6 (2/3)
Symphony 3. Mov. 6 (3/3)

 初期マーラーの交響曲は、聴き終えると、苦悩を乗り越えて勝利を手にしたような感動を得られるので、気持ちが前向きにさせられます。

関連記事かも?

  1. 泣ける曲
  2. マーラー ~ 交響曲第2番『復活』
  3. サン=サーンス / 交響曲第3番『オルガン付き』、『動物の謝肉祭』他
  4. リスト / ピアノ協奏曲第1番
  5. メンデルスゾーン / ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64

関連記事は無いと思います。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

2件のコメント »
  1. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    素敵な表題だと思うけどな?誤解ってなんだったんだろうね…。しかし、詳しいわね!素晴らしい\(^_^)/

    コメント by tommy@携帯 — 2008年4月26日 22:41

  2. SECRET: 0
    PASS: 6691fc7e69b32d0879c93714a75e5e9c
    コメント有難うございます(^o^)ノ

    この表題、音楽とぴったりなんですけどね。
    途中で気が変わったんでしょうか?
    本人のみぞ知るところです。

    マーラーが尊敬して交流も深かったと言われるブルックナーは頻繁に稿を書き換えています。
    いろいろ批判されるたびに。
    優柔不断だったという声も(笑)

    その影響か?

    コメント by チャーリー432 — 2008年4月28日 08:30

コメントする





(一部のHTMLタグを使うことができます。)

    2008年4月
    « 3月   5月 »
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    282930