石を水に浮かべるには

closeこの記事は 3 年 9 ヶ月 1 日 前に投稿されたものです。間違いに気づいたらその都度修正していますが、今読んだらおかしな点もあるかもしれません。ご了承ください。
船に乗せるという方法があります。 どんなに重たい石でも、 それを浮かばせることのできる船があれば、 石は沈みません。
しかし、船に乗っても重い石は重い石のまま、 軽石になったわけではありません。
沈むという性質をもったまま、 沈まないという状態を実現することができるのです。

ところで

哲学者、西田幾多郎の言葉に 「絶対矛盾的自己同一」 という言葉があります。
意味するところは、
相反する二つの対立物が その対立をそのまま残した状態で 同一化すること
だそうですが、 譬えるなら、 沈む性質をもった、沈まない石 もそうと言えるかもしれません。

船が無限に大きければ、 石の軽重は問題にはならず 船に乗ったか乗らないかが 沈むか浮かぶかを決定づけます。
もちろん、色や形、成分や性質などは関係ありません。 見かけは異なれど、「浮かんでいる」という点においては同じです。
一人一人が個性を放ちながら、 平等に幸福になれる道があるとしたら、 石が船に乗ったような状態なのかも知れません。
イメージ ship

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