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水野敬也 / 雨の日も、晴れ男

 2人の幼い神のいたずらによって運命を翻弄されるアレックス(スコルニックではない)。その姿を通し、「人の幸・不幸は本人の心がけ次第で決まる」ことを描いた『雨の日も晴れ男』。書名が象徴するように、アレックスは超ポジティヴ・シンキング。だから読んでいて非常に気持ち良い!そして面白い!です。


 著者は、『LOVE理論』『ウケる技術』、120万部を優に超えるベストセラー『夢をかなえるゾウ』で有名な水野敬也さんです。本書は1~2時間で読め、「ミニ夢象」とも言える、ストーリー仕立ての自己啓発本になっており、軽いタッチで人生の真理をついています。


「無理だと思ったら、可能なことも不可能になります」(アレックス)


 いかなる深刻な事態に遭遇してもあきらめないねばり強さ、勘違いもはなはだしい自分を信じる力、不幸や災難を楽しむ遊び心。これらは、「バカ」に与えられた特権でしょう。
 凡庸な人間がバカになりきることは大変難しいことだと思いますが、ステキなバカこそが人生を楽しむことが出来るのだ、と思いながら読み進めることが出来ます。


 一人の男を不幸にしてやろう、といういたずらなのに、標的にされたアレックスは一向に不幸になりません。というより、自分を不幸だとは思っていません。
 彼がどうしてここまで前向きに生きられるのか? いたずらを仕掛けた神の一人、ワンダーはこう書き記しています。
アレックスは、いいわけをした。
アレックスは、あやまりにいった。
アレックスは、あそんでいた。
アレックスは、かんちがいした。
アレックスは、たにんをかばった。
アレックスは、つらいできごとを、いいできごとのようにかんがえた。ようとした。
 そして最後、いたずらが見つかり、お仕置きとして雑巾掛けをさせられている最中、ワンダーはポジティヴな姿勢の本質に気づき、こう付け加えるのです(マウスでドラッグすると見えます)。
アレックスは、目の前にいる人を楽しませようとした。
つらいときも、苦しいときも、悲しいときも。
 ワンダーをそそのかしたシュナもまた、
神は、人を不幸にすることも、幸福にすることもできない。
ただ、出来事をおこすだけ。
と気付きます。


 そう、自分の人生が不幸になるか、幸福になるか、その責任は自分自身にあるんですよね。
 くよくよ悩んでいる人がいたら勧めたくなる1冊です。あるいは、自分自身が凹んだ時にでも。

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つぶやくどうぞ twitter に引用しちゃってください(^^)ノ

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