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刹那の美

夫れおもんみれば、人間はただ電光・朝露の夢・幻の間の楽ぞかし。たといまた栄華・栄耀に耽りて思うさまの事なりというとも、それはただ五十年乃至百年のうちの事なり。
蓮如上人
 雷、朝露、夢、幻といったら、儚いものの代名詞。他にも日本人は、ひらひらと舞い散る桜の花びらや、火葬場の煙を見て無常を嘆いてきました。
明日ありと 思う心のあだ桜 夜半に嵐の 吹かぬものかは
親鸞聖人・出家の時に詠まれた歌


散る桜 残る桜も 散る桜
松尾芭蕉


鳥辺山 昨日の煙 今日もたつ 眺めて通る 人も何時まで
 煙といえば、火葬場で死体を焼く時に出るものとして無常を表していますが、一時として同じ形に止まることがありません。そういう意味で、煙もまた儚いものです。


 永遠の命、永続する美を求めるからこそ、壊れゆくものに価値を見出し、心打たれ、大切にする気持ちが生まれてくるのではないでしょうか。現在の一瞬一瞬を大切にしなければ、後で後悔することになる、と心に戒めたいと思います。






 人の命だけでなく、美しいものもまた無常。そんな一瞬の美を描いた作品を集めてみました。


43枚あります。出処はこちら


刹那の美


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