JUDAS PRIEST / Live at Budokan

武道館(ジューダス・プリースト08)
 とにかく凄く良いライヴでした。
 事前に「ロブの調子が良い」と聞いていたので、かなり期待して臨んだところ、その期待を裏切らないどころか、はるかに上回るものでした。「感涙にむせんで前が見えなかった」、、、ことはありませんでしたが、形容詞として、そのぐらいの満足感を頂きました。
 演奏、音、選曲、これが良かったのが最たる要因ですが、加えてオーディエンスの反応! これですよ! ライヴならではの醍醐味! 一体感! 客席の雰囲気がすごく良かったです。
 始まる前、隣の人に声をかけたら、北陸から初めて武道館に来たという、おとなしそうな、自分と同じライヴ慣れしていない人で、見るからにドキドキ、ワクワクな感じの推定年齢30代。他にも、「PRIEST 愛してますぅ~」オーラぷんぷんの人が前にも後ろにも、左右にも。一音も聞き逃すまい、乗り損ねまい、という意気込みのファンが多かったように思います。
 10代後半の学生らしき人から50代ぐらいのおじさん、おば…お姉さんまで、幅広い層の人が一斉に曲に合わせ、拳を挙げ、合唱し、首を振る。そんな光景の中に身を置き、一緒に歌うのは非常に気持ちよかったです。会場にいた観客全てが、ジューダス・プリースト6人目のメンバーとして、ライヴを盛り上げていた――そんな表現がぴったりでした。何せ、ギターの音より歓声の方が大きいのではないか、と思えることしばしばでしたから(実際にはそんなことはないでしょうが)。
 その空気は、会場が暗転した瞬間にすでに出来上がっており、イントロの「Dawn of creation」がかかると大歓声とともに全員が立ち上がり、大きな拍手を持ってメンバーが現れるのを待ちました。
 最初に現れたのが、ステージ上方ドラム・セットにスコット・トラヴィス。続いて、ギター、ベースが始まると、KK・ダウニング、グレン・ティプトン、イアン・ヒルがその下に登場。しかしロブの姿は見えません(ただ、気づかなかっただけ?)
 そしていよいよ、ヴォーカル・パートが始まると、左上方に杖をたずさえ銀色のマントに身を包めた、予言者か魔法使いを思わせる人物が! そう、TESTAMENT の『Souls of Black』のジャケットのようなロブ・ハルフォードです。この時点ではまだ顔はフードに隠れて見えないのですが、歓声は一段と大きくなります。そしてマントを脱ぎ、頭部に彫られたタトゥー、髭をたくわえた貫禄十分のロブの顔が見えると、会場はまるで教祖様を拝む信者のような熱狂の渦に!!
 声の調子が良かったこともありますが、ロブ・ハルフォードというシンガーの「存在即ちヘヴィ・メタル」というカリスマ性を目の当たりにした瞬間でした。鋼鉄魂ここに宿れり! 全身から放つオーラは凄まじいものがありました。
 それにしてもロブの調子が良い!
 おそらく多くの人がそう感じたと思います。低音から高音まで、これが60歳近い人の出す声か、と驚きました。そしてゆったりとした動き。決して緩慢ではなく、貫禄を感じさせるものでした。ヴォーカルというか役者の演技に近いものを感じました。「Between the hammer and the anvil」では旗を振り、「Death」では王者の席に座り熱唱、「Hell bent for leather」ではハーレーに乗って登場、その他、階段を登ったり降りたり……。
Tシャツ(ジューダス・プリースト)
 KKは会場後方からだとダグ・アルドリッチのような美男子に見えたし、グレンもかっこよかったです。「Sinner」におけるソロは若干音が聴き辛かったですが、かなりの熱演でした。プリーストのギターワークは「Breaking the law」「The hellion」はじめ、メロディアスなものが多いので、「オ~オオオ~オ~オオ~♪」とギターの旋律を歌う場面が何度かありました。
 そして何と!イアンのベース・プレイが良かったです。2人のギターよりも激しく動いていたと思います。客席から「イア~~ン」と叫ぶ声、3回くらい聞きました。
 ドラムのスコット・トラヴィスは筋肉ムキムキ、バチ遊びもいろいろ見せてくれました。
 私は今回プリースト初体験でしたが、講演終了後あちこちから聞こえてきた会話が「前回より断然良かったよね」というものです。ほぉ、やはりそうかと思いました。  しかし、演奏、選曲の良さ以上に感じたのは、メタル・ゴッドとして君臨する、存在感そのものの大きさです。老いて(失礼!)なお全盛期、見せ付けられ、圧倒されました。
They are the Defenders of the Faith !!

Set List
Intro:Dawn of creation 2:Prophecy 3:Metal gods 4:Eat me alive 5:Between the hammer and the anvil 6:Devill’s child 7:Breaking the law 8:Hell patrol 9:Death 10:Dissident aggressor 11:Angel 12:The hellion~Electric eye 13:Rock hard ride free 14:Sinner 15:Painkiller 16:Hell bent for leather 17:The green manalishi(with two-pronged crown) 18:You’ve got another thing comin’

回文(4)

 第1回は普通の回文、第2回はバッハの作品、第3回はモーツァルトの楽譜を見てきましたが、今回は会話の発言単位で「回文」となっている例です。

 出典は『ゲーデル、エッシャー、バッハ』の中にある「アキレスと亀の会話」。バッハの「蟹のカノン」が紹介されている章で、そこにはこの他にDNAの二重螺旋構造や間接的自己言及について、そしてゲーデルの字形的数論へと展開するようですが、難しそうながらも面白そうな話題ですね。まだ読んだことないので、いつか読んでみたいと思います。 → 『ゲーデル、エッシャー、バッハ』

エッシャーのだまし絵
エッシャーのだまし絵


なども見ていて楽しいし。

 以下、会話が回文となっている「アキレスと亀の会話」です。 (続きを読む…)

Filed under: ★徒然  タグ: , , , , , , ,   charlie432 00:00  Comments (0)

Magnus Rosen (マグナス・ローゼン) of HAMMERFALL

 先日、「BILLIONAIRES BOYS CLUB / Something Wicked Comes」を書きましたが、書いていた時点ではてっきりマーク・ボールズのソロアルバムだと思っていました。
 が、メンバーを調べてみてビックリ!
ギター:ヨルグ・フィッシャー(元 ACCEPT) ドラム:アンダース・ヨハンソン(元 YNGWIE MALMSTEEN)
キャリアのあるミュージシャンをバックに従えてのアルバムでした!(最近初めて知った
 で、ベースは誰かというと、ライナーによると、アルバムに収録された音源の演奏はマルセル・ヤコブ……これも YNGWIE つながりですが……公式なメンバーとしては、HAMMERFALL のベーシスト、マグナス・ローゼン(Magnus Rosen)となっています。
 マグナス・ローゼンといえば、こんな動画を見つけてしまいました。こ、この右手は、、、 (゚д゚!! すごい! ↓ (続きを読む…)

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