DAMN THE MACHINE / Damn the Machine

 1990年の「Return to Metalopolis」は、ふさわしいヴォーカリストが見つからず、インストアルバムにせざるを得なかった、元 メガデス のギタリスト、クリス・ポーランド。しかしながら、テクニカルで歌うようなリード・ギターと、スラッシュとジャズを下地にしたような楽曲は好きでした。なかなか同調してくれる人はいませんが、すごく良いアルバムだと思っています。
 そのクリスが、ヴォーカルにデイヴ・クレモンズ(Dave Clemmons)を迎えて作ったバンド、DAMN THE MACHINE の1stアルバムです(2ndってあるのかな?)。1993年、伊藤政則氏のラジオで「意外と良い!」といったニュアンスで紹介された(1)「The Mission」を聴いただけで、「このアルバムは買いだ!」と思いました。
DAMN THE MACHINE / THE MISSION

 果たして、後日BURRN!のレビューを見たら87点(伊藤政則)ぐらいでした、たしか。記憶によるので間違っているかも知れませんが、少なくとも78点ではなかったと思います。
 そして最近、無性に聴きたくなって久しぶりに聴いてみたら、、、 (続きを読む…)

白石一文 / 僕のなかの壊れていない部分(1)

 まだ読み始めたばかりで、50ページも読んでいないのですが、これは良い!と思える予感のする本です。そもそもタイトルからして良いと思います。
 主人公は出版社に勤務する29歳の「僕」、少しひねくれた人格として描かれているようにも思えますが、思考や発言には同調できる部分が多く、また深い示唆に富んでいると思います。
 普通なら、全部読み終えてから感想を書くところですが、後から振り返って書こうとしても忘れてしまいそうなので、この際、メモを取りながら読み進めて行こうと思いました。
 以下、枝里子という女性との旅の最中、彦根城での会話です。「生」と「死」について考えさせられます。 (続きを読む…)

FLAMETAL / The Elder

 tommyちゃんの記事で(2)「Anda Jaleo」を試聴し、一発で気に入り音源入手。フラメンコ+メタル=フラメタル!
 メタルにフラメンコを取り入れた楽曲といえば、スティーヴ・スティーヴンスが得意だったり、CONCEPTION のアルバムが特徴的だったり、ジョン・ペトルーシなら「Learning to Live」のインストパート導入部分でスパニッシュ風プレイを聴かせてくれますが、どれも非常に印象的です。フラメンコとメタルは、テクニカルで感情的な共通点を持ち、相性が良いのかも知れません。
 で、この FLAMETAL、カリフォルニア出身のようですが、かなりフラメンコ寄りのメタルですね。ナイロン弦ギターのフルピッキングの迫力はもちろん、複雑なドラムとカスタネットのリズムが情熱的です。ありがちですが、薔薇をくわえ、赤( or 黒)いドレスを身にまとった女性が激しく踊っている様が目に浮かびます。絵的にこんな感じ↓
Elegant Gypsy
    (クリックで画像拡大)

 そう、アル・ディ・メオラが好きな人ならきっと気に入るのではないでしょうか。メタル的側面も弱からず強からず、ヴォーカルはデス声ですが全然違和感ないです。好みの問題でしょうが、デス声がピッタリきました。インスト部分が多いので、たまに出てくるヴォーカルは結構インパクトあります。
 悲しげな曲調が多いと思いました。そこがまた良いです。(7)「Into Fear」では、ベースソロが出てきて、ギターに引き継がれ、カスタネットのリズムへ展開し、ギターの泣きが加わるところが絶品です!
 あまりにツボにはまったので、次作『Master of the Aire』もすかさず求めてしまいました。まもなく届くのが楽しみです。
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