MANOWAR / Triumph of Steel

closeこの記事は 3 年 3 ヶ月 26 日 前に投稿されたものです。間違いに気づいたらその都度修正していますが、今読んだらおかしな点もあるかもしれません。ご了承ください。
 邦題は『勝利の鋼鉄』、1992年の名盤かつ迷盤の7枚目です。
 このアルバムに限らず、MANOWAR の評価は人によって極端に異なるので、ある意味面白いです。「傑作」という人もあれば、「失敗作」という人もいますが、個人的には非常に好きなアルバムです。
 代表作といったら『Kings of Metal 』ということになるのでしょうが、この『Triumph of Steel』も、ジャケットから曲名、歌詞……いかにも MANOWAR らしいですね。「偽メタルに死を」(Death to False Metal)の精神に貫かれています。
Heavy metal or no metal at all whimps and posers leave the hall Heavy metal or no metal at all whimps and posers go on get out Leave the hall
(Metal Warriors)

「へヴィ・メタルか、全くメタルでないか。弱虫と気取り屋は立ち去れ」と、筋金入りのメタル・ウォリアーです。
 そして楽曲的にも、ホメロスの叙事詩「イリアッド」を元にして作られた(1)が28分の大曲。ドラムソロ、ベースソロがそれぞれ4分近くあり、しかも明確に8つのパートに分かれているにもかかわらず、CDではトラックが分けられていないのは「ついて来れない奴は聴くな!」という姿勢の表れでしょうか? バンドが聴き手を選ぶとはこのことでしょう。
 冷めた人からすれば失笑ものかもしれませんが、メロディアスで疾走感にあふれ、大仰なマノウォー・サウンド、やはり好きです。サムライ・スピリットですよ!
(4)「Spirit Horse of the Cherokee」のSEは映画を観ているようですし、(5)「Burning」のリフもかっこいいです。(6)「Power of Thy Sword」の人気も高いようですね。
 本作は、ギタリストがロス・ザ・ボスからデヴィッド・シャンクル、ドラマーがスコット・コロンバスからライノに交代しての発表ですが、スコットがライノに愛用のドラムセットを譲渡し、感極まったライノが「俺は自分の過去を燃やした。俺には過去はない。あるのは MANOWAR のメンバーとしての未来だけだ」と言って自分のドラムセットを燃やしてしまったという話は有名ですね。でも次作でスコットが復帰……。

Achilles, Agony, and Ecstasy in 8 Parts (1 of 3)
Achilles, Agony, and Ecstasy in 8 Parts (2 of 3)
Achilles, Agony, and Ecstasy in 8 Parts (3 of 3)


Track List: 1. Achilles, Agony, and Ecstasy in Eight Parts: Prelude/Hector Storms the   Prelude   I. Hector Storms The Wall   II. The Death Of Patroclus   III. Funeral March   IV. Armor Of The Gods   V. Hector’s Final Hour   VI. Death Hector’s Reward   VII. The Desecration Of Hector’s Body Part1, Part2   VIII. The Glory Of Achilles 2. Metal Warriors試聴 3. Ride the Dragon試聴 4. Spirit Horse of the Cherokee → 試聴 5. Burning → 試聴 6. Power of Thy Sword試聴 7. Demon’s Whip → 試聴 8. Master of the Wind試聴

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Filed under: MANOWAR  タグ: , , , , , , , , , , , , , ,   charlie432 06:00
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4件のコメント »
  1. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    私は知識よりも感性に重きを置くメタラーです。

    ※知識重視タイプの方を、世間では「偽メタラー」と呼ぶそうです。

    音楽わからんくせにオタク知識に走る人、知識で差別化をはかろうとする人、実際多いです。

    ホント困ったもんだわい・・・

    コメント by WIDOWのファン — 2008年10月19日 15:25

  2. SECRET: 0
    PASS: 6691fc7e69b32d0879c93714a75e5e9c
    コメント有り難うございます!

    音楽は知識をひけらかすものではなく、楽しむものなんですがね。
    オタク知識、知っていて損はないと思いますが、回りを不快にするようなことは慎んだ方がよいですよね。

    そういう意味では「Death to false metal」ですね!

    コメント by charlie432 — 2008年10月20日 08:55

  3. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    (突然ですが)映画『グローバルメタル』観て思った事。

    発展途上国のメタラーは我々に比べ、知識(情報)に乏しいかもしれません。

    しかし、あの人たちは文字通りメタルに命をかけており、「本物のメタラーとは何か?」について、私はとっても考えさせられました。

    コメント by WIDOWのファン — 2008年10月20日 21:10

  4. SECRET: 0
    PASS: 6691fc7e69b32d0879c93714a75e5e9c
    コメントありがとうございます!

    『グローバルメタル』は観たことありませんが、以前
    『へヴィメタル・イン・バグダッド』
    http://charlie432.blog92.fc2.com/blog-entry-640.html
    というのをやったことあります。文字通り命がけですよね(゚д゚;;!!
    MySpaceとかやっていると、中近東のバンドからフレンド申請来ることありますが、すごく新鮮な音楽にハッとさせられることがあります。
    http://charlie432.blog92.fc2.com/blog-entry-633.html

    彼らは本当に音楽が好きなんだろうなあ、と思います。

    コメント by charlie432 — 2008年10月20日 21:21

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