★゜・。。・゜゜・。。・゜☆ 2008年12月26日 ☆゜・。。・゜゜・。。・゜★
東野圭吾 / 時生
東野流、リアルドラえもん(劇場版)といったところでしょうか。
親に捨てられ、人生を捨て鉢に生きていた宮本拓実が、未来から来た謎の少年、トキオと出会い、事件に巻き込まれる、、、。
拓実がのび太とするなら、トキオがドラえもん。突如失跡したしずかちゃん(千鶴)を助ける為に、団結しながら大冒険がくりひろげられ、荒んだ心の拓実も次第に成長してゆく、という展開です。実はトキオの正体は、やがて「時生」と名づけられ、17歳で治療不能の病により絶命する、拓実の息子なのですが、この関係は、冒頭ですでに明らかにされます。
仏教の「流転輪廻」を前提にしたような、半ミステリー、半ヒューマンドラマとも言える物語で、時を忘れ、ぐいぐい、この世界に引き込まれました。
かなりヤクザな世界がリアルに描写されるところは、いかにも東野圭吾らしいです。
東野圭吾らしいといえば、人間の心の悪や闇の部分を深くえぐり出しつつも、結論としては、人生を前向きに生きることの大切さ、人の心の温かさや絆を大切にするメッセージに、毎度のことながら、人間存在そのものの意義を問わずにおれなくなります。
なぜ、生まれてきたのか? 生きていることに意味はあるのか?
そして
死んだらどうなるのか?
「明日だけが未来じゃない――。」
トキオの言葉が、意味深に響く作品です。 (続きを読む…)
親に捨てられ、人生を捨て鉢に生きていた宮本拓実が、未来から来た謎の少年、トキオと出会い、事件に巻き込まれる、、、。
拓実がのび太とするなら、トキオがドラえもん。突如失跡したしずかちゃん(千鶴)を助ける為に、団結しながら大冒険がくりひろげられ、荒んだ心の拓実も次第に成長してゆく、という展開です。実はトキオの正体は、やがて「時生」と名づけられ、17歳で治療不能の病により絶命する、拓実の息子なのですが、この関係は、冒頭ですでに明らかにされます。
仏教の「流転輪廻」を前提にしたような、半ミステリー、半ヒューマンドラマとも言える物語で、時を忘れ、ぐいぐい、この世界に引き込まれました。
かなりヤクザな世界がリアルに描写されるところは、いかにも東野圭吾らしいです。
東野圭吾らしいといえば、人間の心の悪や闇の部分を深くえぐり出しつつも、結論としては、人生を前向きに生きることの大切さ、人の心の温かさや絆を大切にするメッセージに、毎度のことながら、人間存在そのものの意義を問わずにおれなくなります。
なぜ、生まれてきたのか? 生きていることに意味はあるのか?
そして
死んだらどうなるのか?
「明日だけが未来じゃない――。」
トキオの言葉が、意味深に響く作品です。 (続きを読む…)



