MARILLION / Brave

closeこの記事は 2 年 8 ヶ月 15 日 前に投稿されたものです。間違いに気づいたらその都度修正していますが、今読んだらおかしな点もあるかもしれません。ご了承ください。
名盤ですね!これは。 1994年、7枚目。 鉛色の空の下、厳冬の工場団地の朝が徐々に明るくなってゆくようなイメージのイントロ、 殺伐とした都会の中にひっそりとした美しさを発見したかのような「Bridge」は、 まるで映画音楽のようでもあります。 続く「Living With The Big Lie」では、ギターのハーモニクスが特徴的で、 PINK FLOYD の「Echoes」を思い起こさせます。

Bridge ~ Living With The Big Lie

ピンク・フロイドのが、大宇宙の神秘を音にしたように聞こえるとするならば、 マリリオンは地球規模で、温もりや優しさを表現したかのように感じられます。 上の4分50秒~、
The babble of the family And the dumb TV Roar of the traffic and the thunder of jets Chemicals in the water Drugs in the food The heat of the kitchen and the beat of the system
のところは、歌詞も含め、実に印象的、 ヴォーカルの熱唱と、これ以降のギター、キーボードに胸を打たれます。 実話を基にしたコンセプトアルバム、その内容は こちらに詳しく書かれているので参考になるかと思います↓ マリリオン/ブレイヴ (marillion – brave) – Strange Machines 続く

Runaway

では、淡々と繰り返されるクリア・トーンのアルペジオと、 スティーヴ・ロザリーの真骨頂とも思える、叙情的・官能的なギターソロは、 プレイ云々以前に、音色が芸術的だと思います。。 すでにこの時点でアルバム殿堂入り認定!なのですが、この後もすごいです。 耽美な曲と、ややハードなサウンドが、交互に進んでゆきますが、 中盤から後半にかけては、CAMEL を思わせるところもありますね。 そして終曲、なんと幸福感に満ちた楽曲かと思います。

Made Again

出だしの静かなところは、リュートやマンドリンで弾いた演奏も聴いてみたい気がします。 魂が浄化されるようなこの曲を聴くと、 人生の最後は、こんな心の平安を抱えて命尽きたら本望だろう、と考えてしまいます。 限りなく完璧に近いと思わずにおれないこのアルバム、 聴けば聴くほどに、味わい深く感じられます。
Track List: 1. Bridge 2. Living With The Big Lie → 試聴 3. Runaway 4. Goodbye To All That → 試聴    i) Wave    ii) Mad    iii) The Opium Den    iv) The Slide    v) Standing In The Swing 5. Hard As Love 6. The Hollow Man → 試聴 7. Alone Again In The Lap Of Luxury → 試聴    i) Now Wash Your Hands 8. Paper Lies 9. Brave → 試聴 10. The Great Escape → 試聴    i) The Last Of You    ii) Fallin’ From The Moon 11. Made Again

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6件のコメント »
  1. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    そうそう、最初の出だしがすごく工業的なんですよね。
    すごい的確な表現だと思います。温もりがあるのに鉛っぽいというか。
    初めて聴いた時に「うわ、コレ卑怯だよ」と思いました。
    > まるで映画音楽のよう
    某映画監督がアルバムを聴いて「映像を付けさせてくれ」と言ったとか・・。

    コメント by 明星 — 2009年5月30日 20:19

  2. [ロック雑感:プログレってナニ?]Marillion

    charlie432さんのブログ「徒然」にMarillionの”Brave”の記事が!!! 超名盤とある通りの超名盤です。 96年のライブ盤。 Disc2にBraveが収められている。 そして、こちらが02年のBrave再演コンサートから。 Theme’s ParkでFishの事をメインに書いているからって、別にh…

    コメント by Food for Thoughts、Candy for Ears — 2009年5月30日 20:33

  3. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    何と言うか、ただ音を聴くだけでなく、体験をさせてくれるCDって感じでした。

    コメント by T-Max — 2009年5月30日 20:37

  4. SECRET: 0
    PASS: 6691fc7e69b32d0879c93714a75e5e9c
    [絵文字:v-254][太字]明星様[/太字]
    上に貼り付けた「Runaway」の動画もまるで映画みたいですよね。
    でも、映像がなくても色々と風景が想像できる音楽だと思います。
    「Bridge」は橋というより、煙突のイメージがします。個人的には。
    [絵文字:v-254][太字]T-Max[/太字]
    そうなんですよねぇ。映像が無くても、歌詞が分からなくても、物語の中に引き込まれていく感覚ですよね。
    これ以上の芸術にはそう簡単にはお目にかかれないと思います。

    コメント by charlie432 — 2009年5月30日 22:58

  5. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    はじめて聴いたときは19歳でした。
    ガキんちょながら最高の芸術だと思いました。
    h氏加入後のMarillionが淡いトーンの印象だと
    表現する事もありますけど、このアルバムは
    凄くリアルだし「濃い」と思います。
    一生手放したくないアルバムです。

    コメント by SANE — 2009年5月31日 01:23

  6. SECRET: 0
    PASS: 6691fc7e69b32d0879c93714a75e5e9c
    コメント有難うございます!
    自分も同じくらいの歳でした。
    発売前に、マサ・イトーのラジオで「Runaway」を聴いて、
    「これは!w(゚д゚)w」と思って、買ったら、
    いきなりあの出だしですからねえ。
    深くて重くて、そして温かいと思いました。
    何度聴いても感動します(;。;)

    コメント by charlie432 — 2009年5月31日 19:57

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