村上春樹 / 1Q84(BOOK2 の途中まで)

closeこの記事は 2 年 7 ヶ月 24 日 前に投稿されたものです。間違いに気づいたらその都度修正していますが、今読んだらおかしな点もあるかもしれません。ご了承ください。
まだ読み終えていないんですが、2冊目の真ん中ぐらいに来て、 
ぐっと面白くなってきました。
もともと良いと思っていましたが、 
現代版『大審問官』?みたいな? 


以下、ネタバレの危険ありなので、 
いやな人はさようなら~~
とっても、途中までですけど。読んだのは。
  一番感じたのは、 
なぜ、頭のいい人が、カルト宗教にだまされてしまうのか、 
その理由を、 
理屈ぬきで「感じる」内容になってきたなあ、ということです。 


主人公の一人、青豆は、 
正体が不鮮明な宗教団体の教祖(本書では「リーダー」といわれている)が、 
実は幼女のレイプ犯であるという情報を得て、 
怒りと正義感に震え、その男を殺害しようとするのですが、 
実際に会ってみると、尋常ならざる肉体とカリスマ性に動揺させられ、 
会話をしているうちに、 
完全に理解できないまでも、その正当性を納得させられた気分になり、 
殺意が完全に失われてしまう。 
どころか、興味すら覚えてしまう。 


という、心理変化が、非常に生々しい対話で描かれており、 
読んでいる自分も、リーダーの言葉に頷かずにおれないところが少なからずありました。 



これがマユツバものであることが、 
今後どのように展開されるか楽しみです。 
そうならないかもしれませんが。 



例えば、 
体を宙に浮かせられるとか、 
物体を、手を触れずに動かすことができるとか、 
相手の心理を読むことができるとか、 
念力とか催眠術などの力がある、
ということと、 
霊的な能力を備えているとか、全知全能であることとは別だと思います。 
ちょうど、料理の達人と、有能なスポーツプレイヤーとは違うように。 
でも、目の前で「奇跡的」なことをさせられると、 
つい、その人の全てが「すごい能力を備えている」人のように錯覚してしまうところは 
気をつけねばならないと思いました。 




しかし(話はそれますが)、 
優れたギタリストは、ベースやキーボードを弾かせても素晴らしい、 
ということは多くあるかもしれませんね。 
リズム感とか音感とか、要は元となるセンスの問題だからかもしれません。 
でも、ではそんな人は歌がうまいかといえば、
必ずしもそうとは限らない、、、
のは喉とか肺活量など、肉体的な理由? 




などと考えつつ、後半のクライマックスへ進んでいきます。

個人的には、村上春樹というよりは、東野圭吾を読んでいる感覚に近いです。
構図も『白夜行』に近いかも?
何はともあれ、今まで読んだものの中では1番引き込まれています。 
ちなみに「ふかえり」、癒されますねぇ~(・ω・)ノ




【追記】 村上春樹 / 1Q84 村上春樹 / 1Q84 (BOOK 1) 村上春樹 / 1Q84 (BOOK 1、BOOK 2) クローズアップ現代 / 村上春樹 "物語" の力 – 『1Q84』

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