- 2009-08-30 (日) 12:00
- ★徒然
今が昼なのか夜なのかさえ分からない♪
と歌っているのは、
White Feathers – L’Arc en Ciel
L’Arc~en~Cielですが、
室内で仕事に熱中しているとき、
外が、昼なのか夜なのか分からない時ってあります(よね?)
同様に、
今が、夢なのか現実なのか分からない時も。
夢の中にいては、夢が夢とも分からないし、
夢が夢と分かるのは、夢から覚めたときですが、
それが本当に夢から覚めた状態なのか、確実な保証はありません。
夢の中で「これは夢だな」と思っている自分、
また「今こそ現実」と思っている自分は、
夢なのか、現実なのか?
考え出すと、だんだん訳が分からなくなってきますf(^^;
そのように、不可解なものが人生。
古くから、人生は夢に喩えられています。
夢の世に夢見て暮らす 人が 夢物語するも夢かな(詠み人知らず)
おおよそはかなきものは、この世の始中終、まぼろしのごとくなる一期なり(蓮如上人)
夏の夜の夢路はかなき跡の名を 雲居にあげよ山郭公(柴田勝家)
四十九年一酔の夢、一期の栄華一盃の酒(上杉謙信)
露と落ち露と消えにし我が身かな 難波のことも夢のまた夢(豊臣秀吉)
嬉しやと二度さめて一眠り うき世の夢は暁の空(徳川家康)
で、こんな話があります。
「平凡すぎる人生」より。
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彼は、毎日、朝起きる時刻も、
___ ∧_∧__
|__( ´Д`) __|
|\_ / ̄ ̄ヽ.__\
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\|∫\ _,. – 、_,. – 、_ \
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\||________|
乗る電車も、何番目の車両の、何番目のドアから乗るかも、
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄l__l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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人 ヽノ
(__(__)
電車の中で見る顔ぶれも、
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|| ○∩_∩ ∧ /||○ (・ )/
|| ( (´∀` )(゚Д゚,||))((( )))/
○∧_∧∧_∧.. || /■\/
( (´Д` ( ・∀・) || ∧∧/
ヽ. <V> ( つ.||(゚* /||
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会社でする仕事も、
カタカタ ____ カタカタ ___
∧_∧ ….||\ \ ̄| ̄ |∧ ∧.||\ \ ̄| ̄ |
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|└ ヽ |二二二」二二二二二二二二」」二二二二二二二二」
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◎ ◎..[____|| .[__|| [____|| .[__||
家に帰ってくる時刻も、
. ___
/___\ ___
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人 ヽノ ||] |||. | |
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見るテレビ番組も、
∧_∧
( ´Д` )
_____(つ日_と)___
/ \ ___\
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ヽ\ ※ ※ ※|i i|.====B|i.ヽ
\`ー──-.|\.|___|__◎_|_i‐>
 ̄ ̄ ̄ ̄| .| ̄ ̄ ̄ ̄|
\|テレビ台 |~
 ̄ ̄ ̄ ̄
寝る時刻も、全て、何もかも同じ事の繰り返しという、
まさに、判で押したような生活をしている。
___ ∧_∧__
|__( ´Д`) __|
|\_ / ̄ ̄ヽ.__\
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\|∫\ _,. – 、_,. – 、_ \
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ある日彼がいつもの様に目覚め、いつもの様に顔を洗っていると、
c ∧_∧ っ
⊂/(/彡ミヽ っ
__ / // l. | ___
–───∩──- 、
\.___| |___ヽ
突然、自分の身体が透けて無くなるような感じに
見舞われる。
∧_∧
( ´Д`)
( )
| | |
:::::::::::::::::
足元から徐々に体が消えていき、とうとう頭まで消えかかった時、
∧_..::.
( ´Д`:
:::::::::::::::::
:::::::::::::::::
目が覚めると、彼はまだ布団の中にいる。
…。
___ ∧_∧__
|__( ´Д`) __|
|\_ / ̄ ̄ヽ.__\
| |\,.-~´ ̄ ̄` ー~\
\|∫\ _,. – 、_,. – 、_ \
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\ || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
\||________|
いつもの様に起きて顔を洗っていたと思っていたのは、
実は夢で、時計を見ると、その時間分だけ
寝坊をしている事に気付く。
γ ̄ ̄丶
| | .||
| /゜ .||
ゝ___ノ …。
___ ∧_∧__
|__(Д` ) __|
|\_ / ̄ ̄ヽ.__\
| |\,.-~´ ̄ ̄` ー~\
\|∫\ _,. – 、_,. – 、_ \
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その日から、彼は毎日その夢に悩まされるようになる。
着替えてネクタイを締めたところで目が覚める。
∧_∧
( ´Д`)
( つVと)
| | |
:::::::::::::::::
家を出て駅に向かっているところで目が覚める。
\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_\_
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄ ̄l__l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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│ || || DRINK.│ |OO| │| | 日.||二||二||日.|l|二||二|l|日.||二||
│ || ||口口口口| | ム | ∧_∧ │| | |.. .| . | .| . |
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電車に乗ったところで目が覚める。
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|| ○∩_∩ ∧ /||○ (・ )/
|| ( (´∀` )(゚Д゚,||))((( )))/
○∧_∧∧_∧.. || /■\/
( (´Д` ( ・∀・) || ∧∧/
ヽ. <V> ( つ.||(゚* /||
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日を追うごとに彼は夢の中にいる時間が伸びていき、
会社を遅刻するようになり、
オセーゾ
∧ ∧ ∧_∧
(#゚Д゚) (#・∀・)カタカタ
_ φ_C__ . ┌――┐)___
/旦/ / /. ̄|.VAIO..|ソ/ /| ∧_∧
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|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| . | (<V> )
| | | / | | |
| | |/ (_(__)
ある日とうとう、丸一日を夢の中で過ごしてしまう。
γ ̄ ̄丶
| | .||
| /゜ .||
ゝ___ノ …。
___ ∧_∧__
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|\_ / ̄ ̄ヽ.__\
| |\,.-~´ ̄ ̄` ー~\
\|∫\ _,. – 、_,. – 、_ \
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会社から帰り、布団に入ろうとしたところで目覚めると、
真夜中で、一日はすっかり終わっている。
医者は彼に言う。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 毎日同じ事の繰り返しをしすぎて、脳がすっかり1日の生活パターンを
| 覚えてしまい、時間になると体が起きなくても頭の中で1日を
| 再現してしまうのだ。休みをとって旅行にでも行きなさい。
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/_/(・∀・ )/:::/|
//と/ヽΩ//ヽ_/ |
|:::|/⌒/⌒ヽノ::|:::|__.」
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∧_∧
( )
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|ヽ
旅行先で彼は、あらためて平凡すぎる自分の人生を思い、
絶望して、身投げしようとする。
ノ|
. …。 /l:.|
”゙”゙ ∧_∧ 〈!;.: l’|
( ´Д`) “ ̄\
( <V>) ゙”゙”゙ ヽ
.. | | | 〉
(__)_) “゙”゙(
.,,_ノ|
”゙”゙”゙”゙ , 〈ll |〈
_ _ノヽ._..,):. |::|
ノ:..∨:.:.i .:.::|;::.;. ;|:.: l|:|’
/;;:.::.: |;:.: l .:.:..|;;:..:. l i:;l’
崖から飛び降りた、まさにその時、いつものあの、
体が透けていく様な感覚に見舞われる…。
ノ|
. /l:.|
”゙”゙ 〈!;.: l’|
“ ̄\
” ゙”゙”゙ ヽ
.. 〉 ミ ∧_∧
“゙”゙( ミ ( ´Д`)
.,,_ノ| ⊂ <V>つ
”゙”゙”゙”゙ , 〈ll |〈 :::::::::::::::::
_ _ノヽ._..,):. |::| :::::::::::::::::
ノ:..∨:.:.i .:.::|;::.;. ;|:.: l|:|’
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ゆりかごの中の赤ん坊が、突然、火がついた様に泣き出す。
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|アラ?どうしたのかしら、今までぐっすり眠ってたのに…
└────────────v───────────
∧_∧
”;´∀`ミ__
ゝ ゝへノ\ オギャー
( 。゚(゚´Д`゚。 |
ヽ, ーー’⌒)/オギャー
) ーーー’
___( \ \
(⌒ ,,) ,,)
”" ̄ ̄ ̄  ̄
心配そうに赤ん坊をあやす母親に、父親が言う。
┌────────────────────‐
|よっぽど恐ろしい夢でも見たんじゃないか?
└─────────────v───────
∧_∧
”;´∀`ミ__
ゝ ゝへノ\ オギャー ∩_∩
( 。゚(゚´Д`゚。 | (´ー` )
ヽ, ーー’⌒)/オギャー ⊂ )
) ーーー’ / γ /
___( \ \ ヽ ヽ ヽ
(⌒ ,,) ,,) (_)_)
”" ̄ ̄ ̄  ̄
┌────────ヘ─────────‐
|バカね、生まれたばかりの赤ちゃんが、
|どんな恐ろしい夢を見るって言うの…
└──────────────────
出典は太田光のコラム、天下御免の向こう見ず (幻冬舎文庫)からです。
むむむ、何だか、寓話的というか、教訓的というか、、、。
更なる出典としては、
荘周が夢を見て蝶になり、蝶として大いに楽しんだ所、夢が覚める。果たして荘周が夢を見て蝶になったのか、あるいは蝶が夢を見て荘周になっているのか。
という荘子の胡蝶の夢だと指摘するコメントもありますが、
本当に夢から覚めた、とハッキリする時はあるのでしょうか?
また、それは一体どんな世界なのでしょうか?
などと、ふと考えたくなってしまうAAでした。
Mischa Maisky : Apres un reve by Gabriel Faure
(同曲・異アレンジ)
フォーレ / 夢のあとに
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