★゜・。。・゜゜・。。・゜☆ 2010年03月07日 ☆゜・。。・゜゜・。。・゜★
【名盤】QUEENSRŸCHE / Operation:mindcrime (1)~(3)
↑はジャケットを開いた状態の画像。アルバムの内容を如実に表したデザインですが、よく見ると同じ人が色々なところに出ていたりして(^w^)例えば、右下のハンチング帽子かぶっている人は、真ん中にもいるし、その前に拳があるのも同じで、、、「Q」の文字の下をツツツと視線を下ろして見ても似たような人が、、、。
おそらく群集のパターンをコピペし、、、(゚艸゚)
それ以外には突っ込みどころのない、限りなく完璧に近いアルバムですよね!今さらなんですが。何度聴いても、初めて聴いたときの感動が色褪せない希有な作品だと思います。
それは、音楽的内容はもちろん、取り上げているテーマ、歌詞の普遍性、そしてライヴにおける圧倒的なパフォーマンスの凄みにも言えることで、聴けば聴くほど味わい深いです。
そんな訳で、最初の3トラックについて、個人的な感想を。
Track List:
- I Remember Now
- Anarchy-X
- Revolution Calling
- Operation: Mindcrime
- Speak
- Spreading the Disease
- Mission
- Suite Sister Mary
- Needle Lies
- Electric Requiem
- Breaking the Silence
- I Don’t Believe in Love
- Waiting for 22
- My Empty Room
- Eyes of a Stranger
Queensryche / I remember now – AnarchyX – Revolution calling
まずは、アルバム全体のストーリーをQUEENSRYCHEについて語れ! 全発言の発言3からコピペ↓。トラック番号と対応して、簡潔に書かれているので理解しやすいと思います。
OPERATION MINDCRIME(精神犯罪計画)
テーマ「人間が人間に強制力を及ぼす事の恐ろしさ」「権力者がいかに他人の弱みに付け込んで、人々を操縦するか」ということ。
登場人物
主人公・・・ニッキー
犯罪組織リーダー・・・ドクターX(以下 X)
他・・・メアリー、ウイリアム神父
1. ニッキーは発作を起こすと狂暴性を発する危険人物という名目で病院へ強制収容されている。彼はTVばかり見ている。看護婦が彼の様子を見たり鎮静剤を打ったりしている。最初のうちは睡眠をとることに対して恐怖を感じていて、不眠症に陥って画面をボーっとみているのだが、薬が効いてくると次第に意識が薄れていく。そして徐々に記憶が呼び戻されるんだ・・・・・・・彼の回想が始まっていく。
2. ニッキーは現代社会の様々な腐廃や矛盾に怒りを覚えている。そんな時広場で演説していたのがドクターX。
3. Xはそこに集まった人たちの前で現代の社会が抱えている問題、政治に対する不満をぶちまけている。煽動している。
政治もマスコミも信用できない。それならば革命を起こす必要がある。とのドクターXの演説に共鳴したニッキーはXについていく決心をする。
5.ニッキーはこの事を誰かに話したくてたまらなくなり、街角で人々に説くようになる。
「金持ちや、一部の企業が甘い汁を吸っている状況を変革し、権力機構をひっくり返せ!」「苦痛を感じているのなら、それを言葉にしろ!」
4. Xは、自分がいかに優れているかをニッキーに納得させ、手下として操縦する。ニッキーはヘロイン中毒でXはそれを上手く利用している。
ヘロインを与える事でいう事を聞かせるのがXの手段。
Xはヘロインを渡す時、銃を渡し、ある電話番号を教える。その電話番号の人間を殺せというのが Xの命令。
暗殺指令は電話で行われ、銃やヘロインをニッキーに渡すのはメアリー。
6. メアリーは元売春婦。彼女はウイリアム神父によってストリートから救い出され、シスターメアリーとなる。
一方で、彼(ウイリアム)は週に1回メアリーを祭壇に引っ張り上げてセックスを繰り返す。
彼女は神父を憎むけれど、どうする事も出来ない。彼の神父という地位に対してメアリーはあまりにも無力な存在だったから。
彼女はドクターXの手下として働いている。Xの命令する事ならなんでも遂行する<便利屋>といったところか。
ここではニッキーとドクターXとのパイプ役を演じている。殺人をした後のニッキーの気分をやわらげ慰めるのも彼女の役目。
X が与えた殺人指令を彼がちゃんと実行しているかどうか監視するのが最も重要な役目でもある。
7. Xと出会って6日経った今、多くの人を殺したニッキーの苦悩(罪悪感)は深い。彼の悲しみから救えるのはメアリーの愛だけだ。
自分の使令が世界を変えるのだという信念は有っても、そうした自分の悩み苦しみを分かち合えるのはメアリーだけなんだ・・・・・・。
8. ニッキーが道を歩いていると、Xの車が横に止まる。Xは彼に「メアリーを殺せ!」と命令する。
今度の殺しはニッキーのXに対する忠誠心を試すものだ。
既に、ニッキーとメアリーが愛し合っているのをXは知っていたのだ。ついでにウイリアム神父も殺すように命じた。
ニッキーは苦悩する。果たして自分がメアリーを殺す事などできるかどうか、はっきりと心を決められないまま、彼女に近づいていく。
メアリーはすぐに何が起こるのかを察知して死を受け入れる覚悟をする。
「もう信仰なんていらない。一番いい解決策は、私が目を閉じ、黙ってあなたに撃たれることよ」といって・・・
彼女を見て、ニッキーは彼女を殺す事なんて絶対に出来ないということをはっきりと知る。
彼はこの殺しから手を引こうと決心し、メアリーに一緒に逃げようと告げる。彼女は自らニッキーを祭壇に導き、セックスを・・・・・・
だがメアリーはニッキーと神父のイメージが重なってしまい、ニッキーも売春婦時代の彼女を抱いた多くの男と変わらないと思い混乱する。
そしてメアリーは今まで味わった屈辱と悲しみに満ちた運命をニッキーに告げる。
自分もまた利用されているのだと気が付いた組織に対する怒りに燃え、愛するメアリーを救い出そうとする。
ニッキーは神父だけを殺しドクターXに立ち向かう為出て行く。メアリーにはおとなしく教会で待っているように言い残して・・・・・
9. そして、ニッキーはXに「組織を抜ける!」と言うとXは「おまえは私の手から逃れらることは決して出来ない!」と脅す。
ニッキーがそこから逃げ出しながら振り返ると、Xは注射器をもって笑っている。
逃亡中、ニッキーはヘロインが切れて禁断症状に襲われる。幻覚に悩まされ、脂汗をかいて、全身がけいれんしてしまう。
そういう状態の中なんとかメアリーのいる教会へと戻ろうとする。ダンダン入り組んでいってのた打ち回って苦しんでいると、そこの壁に{注射針の力に頼っちゃいけない}と書いてあるのが目に入った。
その瞬間、自分をこんなに苦しめているのはヘロインなんだとニッキーは悟る。
そこで彼はナイフを取り出して、腕にその文章を刻み込んだ。
「ヘロインを打ちたい、ハイになりたい」って思うたびに、腕に刻んだその言葉を見ては、彼は自らの欲望と戦い続けた。
10. ニッキーは命からがら、教会へ逃げ帰った。ところが、既にメアリーは死んでいた。戻るのが遅すぎた。
11. メアリーの死はニッキーにとってあまりにも大きな衝撃だった。彼女の死が信じられずに彼は町をさまよい続ける。
ニッキーは彼女なしでは生きられない。気もくるわんばかりに彼女を叫びつづける叫び声が、夜の静けさを突き破って響き渡る。
12. 警察はメアリー殺しの犯人としてニッキーを逮捕する。色々質問され彼は窮地に追い込まれてしまっつた。
「なぜ彼女を殺した?」と訊かれても彼は「俺じゃない」と言う事しか出来ない。
ニッキーは、これまでの人生で誰にも心を開かず、孤独に生きてきた。出会った人の誰とも打ち解ける事もなく、目に見えない壁を作って、その中に閉じこもり、彼の心の中に入り込んできたのはメアリーだけだったのに、それすら失ったと言うショックは、計り知れないものだった。
彼はもはや何も信じない、愛なんて存在しない、彼女なんて幻だったんだと、悲痛な叫びを繰り返す。
ニッキーにはもはや何も残されてはいない。
14. ニッキーはメアリーが死体で発見された部屋の事を思い出している。
警察が死体の回りにチョークで引いた線をたどりながら、彼は何度となく「なぜだ!?」と心の中で叫ぶ。
孤独が彼の心を引き裂き、人格すら破壊しようとしている・・・・・。
15. そしてニッキーは精神異常(ヘロイン中毒)者として病院に収容され、毎日ぼんやりと過ごしている。
ニッキーは自分が誰なのかもわからなくなっていた。彼の人格を形成するすべての物は崩壊し、鏡を見てもそれが誰なのか分からなくなってしまった。
過去を思い出すのは彼にとって苦痛でしかない。だが、ふとしたはずみに記憶の断片がよみがえり彼を苦しめるのだ。
やがて鏡に映る自分の視線をじっと見つつ、彼はすべての悲劇を様々と思い出してしまった。
I REMEMBER NOW・・・・・・
そして物語は最初(1)に戻る・・・・・
いや~、恐ろしい話です )*o*(
組織に利用され、気付いたときには心身はボロボロ。正しいと信じて忠誠を誓っていたものは全部ウソで、指示されてやってきた悪事だけが記憶の中でハッキリと蘇る、と。
I just remember doing what they told me.
Told me…
Told me…
Told me…
インストの「Anarchy X」で、ニッキーはドクターXに出会ってしまうのですが、その演説が彼の心を捕らえてしまいます。続く「Revolution Calling」の
I used to trust the media
To tell me the truth, tell us the truth
But now I’ve seen the payoffs
Everywhere I look
Who do you trust when everyone’s a crook?
が印象的です。それまで正しいと思っていたものの矛盾に気付き、何を信ずればよいのか?と模索していたときの指導者との出会い。ここが悲劇の始まりだったのです。
経典に
西へ行く人に順えば西へ行くなり、東へ行く人に順えば東へ行くなり。信なき悪知識に順えば地獄へ堕つるなり、善知識に順えば仏にあえるなりとあるのを思い出します。
日本では、大学の入学時期に、色々な団体が新入生を標的に勧誘が行われるので要注意だそうです。全てが怪しいわけではありませんが、全てを疑ってかかることは大切なことだと思います。
20年以上前に作られた「Operation:mindcrime」。極めてリアリティの高い話です。いわゆる「マインド・コントロール」から放たれたものの、トラウマに苦しんでいる知人を知っていますし、似たような事例は人づてに何件か聞いています。政治集団であったり、カルト教団、詐欺組織、、、など。
肉体的な犯罪も苦痛は大きいですが、精神犯罪(mindcrime)も想像以上の苦悩をひきずるようです。ある精神科医の話によると、学校や社会で問題行動をとる子供は、育児放棄やネグレクト(無視)、DV(ドメスティック・ヴァイオレンス、家庭内暴力)の被害者であることが多いようです。また、「子供はある程度放っておいても育つが、"思いやり"の心だけは親から与えられなければ育たない」と聞いたこともあります。
この精神犯罪は、心の問題ですので、目に見えず、盲点になりやすいですが、そこを突いた QUEENSRŸCHE の洞察力の鋭さに、ただ頭が下がるばかりです。
ところで、
以前は「真実になら洗脳されても良いのでは?」という思いもありましたが、誤謬だらけの人間を真実に染めることが仮に出来るとすれば、それはもう人間技ではないと思います。人間の「教祖サマ」を崇拝、盲信することが、いかに愚かしいことであるか、考えさせられる縁となります。ところが「人生の目的」「なぜ生きる」「改革」「革命」などと聞くと、無力な自分には到底わかり得ぬもの、と思考停止してしまいがちなのでしょう。
んで、これのライヴがまた素晴らしいんですよねー。クリス・デ・ガーモ在籍時の「Operation:LIVEcrime」は、パフォーマンスもステージセットも照明もカメラワークも、何もかも。ほんと、「黄金期だなー」と思わずにおれません。VHSは持っているんですが、改めてデジタル・メディアで欲しくなりました。
Operation:LIVEcrime / I remember now – AnarchyX – Revolution calling
歌詞とSE↓
1. I Remember Now
(Telephone please. Dr. Davis, telephone please
Dr. Blaire, Dr. Blaire, Dr. J. Hamilton, Dr. J. Hamilton
Background radio:Soviets … in other news bizarre rumours of political and religious
leaders that have shocked this city over the last month seems to have ended as
suddenly as they began. No terrorist group has come forth claiming
responsibility for the slaying, but police have a suspect in custody under
observation at state hospital. His identity is being withheld pending further
investigation. Sports and weather next.)
Nurse:
It’s 10 minutes past curfew, why are you still up?
Hello? Hellooo? Perhaps you need another shot.
There that should do it.
Sweet dreams. You bastard…
Nikky:
I remember now.
I remember how it started.
I cant remember yesterday.
I just remember doing what they told me.
Told me…
Told me…
Told me…2. Anarchy X
[Instrumental]3. Revolution Calling
For a price I’d do about anything
Except pull the trigger
For that I’d need a pretty good cause
Then I heard of Dr. X
The man with the cure
Just watch the television
Yeah, you’ll see there’s something going on
Got no love for politicians
Or that crazy scene in D.C.
It’s just a power mad town
But the time is ripe for changes
There’s a growing feeling
That taking a chance on a new kind of vision is due
I used to trust the media
To tell me the truth, tell us the truth
But now I’ve seen the payoffs
Everywhere I look
Who do you trust when everyone’s a crook?
Revolution calling
Revolution calling
Revolution calling you
(There’s a) Revolution calling
Revolution calling
Gotta make a change
Gotta push, gotta push it on through
I’m tired of all this bullshit
They keep selling me on T.V.
About the communist plan
And all the shady preachers
Begging for my cash
Swiss bank accounts while giving their
Secretaries the slam
They’re all in Penthouse now
Or Playboy magazine, million dollar stories to tell
I guess Warhol wasn’t wrong
Fame fifteen minutes long
Everyone’s using everybody, making the sale
I used to think
That only America’s way, way was right
But now the holy dollar rules everybody’s lives
Gotta make a million doesn’t matter who dies
Revolution calling
Revolution calling
Revolution calling you
(There’s a) Revolution calling
Revolution calling
Gotta make a change
Gotta push, gotta push it on through
I used to trust the media
To tell me the truth, tell us the truth
But now I’ve seen the payoffs
Everywhere I look
Who do you trust when everyone’s a crook?
Revolution calling
Revolution calling
Revolution calling you
(There’s a) Revolution calling
Revolution calling
Gotta make a change
Gotta push, gotta push it on through
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これを買ったのはまるで昨日のように覚えていますねぇ。
当時はまだハードロックもアナログLPじゃなきゃ、みたいな風潮があって。
そんな中、このアルバムだけはCDじゃないとダメ!って言われていたと記憶してます。
SEがふんだんに使われていて。
圧倒されましたね。
それまでも所謂物語風のロック・オペラな作品は聴いてましたけど、そういう作品ってどこか物語重視なあまり、音楽的にちょっと無駄があったりするんですよね。
例えば、映像のない音楽だけのバレエ曲全編みたいな。
そういう意味でもこの作品は完璧でしたね。
私もこのライブVHSで映像持ってます。箱物なんですよね、CDと一緒に入っていたヤツで。あまり再生するとテープが…って事であまり見てないですけど。
:o T-Maxさま
コメント有難うございます!
お返事遅くなりました m(_ _)m
SEの使い方が本当に上手いですよねー!過不足なく、映像が見えてくるみたいです。「音を見る」感覚ですよね。
いまだに完璧だと思いますよ :o
VHS、箱物なんですよね :roll: だからあまりCDは聴かなかったりして :???:
映像も、、、(汗)
でも、あのライヴは本当にすごい :!: :!: