ロンドンの思い出(17) – 出会い編(5)

closeこの記事は 24 日 前に投稿されたものです。間違いに気づいたらその都度修正していますが、今読んだらおかしな点もあるかもしれません。ご了承ください。
前回の続きです。

迷いながらも何とかホテルにたどり着いたは良いものの、鍵のトラブルで今度は締め出し。明日も早く出たいのに、夜はどんどん更けてゆきます。

自宅の鍵を持って出ずに外出してしまった時は、2階によじ登って窓から入ったこともありますが、さすがにそうはできません。

一度はその場で休むことを決意しましたが、再び内扉を開けようと立ち上がって、それからしばらく経った後のことです。階段から1人の女性が降りてきました。一度逃げられた人だと思います。

今度こそは怪しまれないように事情を説明しました。

「(Please help me. I want to enter, but can’t open this door. I’ve got a key trouble.)助けて下さい。入りたいんですが、このドアが開かないんです。鍵がおかしくて。」


そしてついに、彼女は恐る恐る鍵を開けてくれました\(^o^)/

この人こそが、ロンドンの思い出(8) – ようやく到着で書いた、裸のロシア人お姉さんです。
この人は6号室で友達と宿泊していたのですが、次の日、今度はその相方さんにお世話になります。それについては後日書きます。

「Thank you, thank you」と丁寧にお礼を言うと、緊張の面持ちが消え、Judas PriestのTシャツを着ている私の姿を見てこう言ってくれました。

「(Have you been to rock concert? It’s too late.)ロック・コンサートに行ってたの? ずいぶん遅いじゃない。」
「(Oh! Yes! Do yo like Judas Priest?)おお!そうなんです!!Judas Priest 好きなんですか?」
「(No.)いや」
「(…:-()、、、(´・ω・`)ショボーン」
「(Do you know Anathema?)Anathemaって知ってる?」
「(Yes! I’ve just enjoyed today!)おお!今日観てきたところだよ!」
「(I like Anathema.)Anathemaは好き」

ようやく彼女から笑顔が見られ、暗闇の階段で打ち解けることができました。

鍵については、「どうやって開けたの?」と聞くと「普通にこうやって開けただけよ。持ってないの?」と言われ、見せてもらいましたが、自分のと同じHELLOWEENジャケット風のものでした。謎です。やはり、開け方のコツがあるのでしょうか。確か3号室の鍵も開けにくかったです。


こうして無事、部屋に入ることができ、バッテリーも復活したので日記を投稿したのですが、その記録を見ると、この時すでに夜の2時だったそうです。



残念ながら、鍵を開けてくれた人とは時間の余裕がなく、写真を撮ることはできませんでした。またFacebookなどのつながりもないのでその時限りのご縁ではありましたが、最も忘れられない出会いの一つとなりました。

名前が分からないので勝手にエカテリーナとします。エカテリーナ、ありがとう!


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