椿姫彩菜 / わたし、男子校出身です。

身体は男で心は女、、、マンガやドラマでならそういうキャラクターはしばしばみられますが、実際にそういう人がいる、ということに驚き、また、素直に感動した一冊。涙腺がゆるむ場面も。 文章が上手く、一気に読み通しました。 非常に良かったです。
以前、 「The Spirit Carries On / DREAM THEATER」「絶対彼氏(速水もこみち、水嶋ヒロ、相武紗季:主演、渡瀬悠宇:原作)」 で、心と肉体の関係について考えたことがあり、肉体は心を宿す器、人間の本質は心にあると自分なりに結論付けたのですが、本書でもまた同様のことを思いました。 現役女子大生・ニューハーフモデルとして現在人気急上昇中の椿姫彩菜さん。 「ニューハーフ」と聞いて、元々は男だった、というイメージがありました。 しかし、「女っぽい男」が、生きやすい「女の人生」を選択するようになったというのではなく、最初から女性の心を持って生まれてきたのが彩菜さんであることがよく分かりました。 (続きを読む…)

武沢信行 / 使える!社長の四字熟語100選 経営に効く!

半年くらい前から購読しているメールマガジン『がんばれ社長!』、 最初は何気なく読んでいたのですが、 「不景気」「不景気」といわれる昨今、 そんな景気の悪さを吹き飛ばす、前向きな文章が魅力で、 毎日配信されるのが楽しみなメルマがの一つになりました。 実は、以前こちらで引用したのも、 メルマガ『がんばれ社長!』からの一節です。 (勝手に使ってスミマセン[emoji:v-435][emoji:v-356]) 武沢社長は現在、こちらのブログにも執筆されているようです → 「名言/格言集 がんばれ社長!」と合わせて、やる気のでる言葉が満載ですね。 「画像日記」はそのお人柄も伝わってきて、なかなか楽しいです。 その、武沢信行社長による四字熟語の本、 メルマガの中で紹介されていたので読んでみました。 これもまた良いですね。
この本を著すにあたっては、日刊メルマガ同様、社長に読んでいただくことを強く意識して書いているが、「社長」という言葉の意味を拡大解釈して構わないと思う。  それは、人間みな自分会社の社長であり、自分という商品を今の会社に売っているマネジメント会社の社長があなたという意味だ。だからあなたがサラリーマンであろうとも、学生、教師、専門家、主婦、無職、であろうとも、老若男女関係なく、すでにあなたは社長なのだから読んでほしい。
(「まえがき」より)
とあるように、誰もが楽しく読める本だと思います。 単なる言葉の意味を解説したものではなく、 各熟語をテーマにした、随筆集のようなものとなっています。 だから、初めて知る熟語はもちろん、 すでに知っている単語でも、面白く読むことが出来ます。 見開き2ページの短いコラムになっているのが、気軽に読めるところで、 後で「あれ、どんな意味だったっけ?」となったとき、 辞書を引くより、思わずこちらの本を開きたくなります。 言葉は思想より生まれ、また、思想をも作り出す そして、思想は人生を造りだす ものだと思います。 人生を前向きにさせる言葉を積極的に使っていきたいところです。
 原則として、明るくて勇気がわいて、テンションが上がる、ビジネスで使える熟語だけを選ぶことにした。
(「まえがき」より)
とありますが、ビジネス以外の日常でも役に立ちそうな言葉がたくさん紹介されています。 知識ではなく、知恵として身に付けておきたい100選は以下の通り。 知らない熟語があれば是非、手にお取り下さい。 (私にはたくさんありました[emoji:v-356]) また、それぞれのテーマで、自分ならこう書く、と考えながら参考にしても良いかもしれません。 (続きを読む…)

Filed under: ★新書・単行本など  タグ: , , , , , , ,   charlie432 00:00  Comments (0)

ステファノ・フォン・ロー / 小さい“つ”が消えた日(Die Geschichte vom kleinen Tsu)

漢字のド忘れというのはしばしばありますが、たま~にあるんです。 ひらがなの忘れが! その文字は、、、 「ぬ」! だから、 ぬんちゃくとか ぬらりひょんとか書こうとすると、 よく手が止まるんです。 「ぬ」のばかばかばかo(><)o 以来、「ぬ」が嫌いになり、私の辞書から「ぬ」の文字が消えてしまいました。 (というのはウソ。でも「ぬ」を忘れるのはホント) それはさておき、この物語の主人公は「っ」、そう、小さい「つ」です。 本を手にしたきっかけは、mixi のニュースで、 「意外におもしろい! 「“つ”抜きことばであそぼう」キャンペーン」というのを読んだからです。 出版社のサイトに入ってみると、
"あ"さんはいばりんぼ、"か"さんは優柔不断……五十音村にはさまざまな文字さんたちがすんでいます。そのなかで、ひとりだけ音をもたない文字がいました。小さい"つ"くんです。「音がないなんて文字じゃない」とみんなからバカにされて、ある日、小さい"つ"くんは家出をしてしまいました。ところが、必要ないと思われていた小さい"つ"くんがいなくなると、どうでしょう。人間たちの会話が通じなくなってしまったのです。
たとえば、 「鉄器(てっき)をつくる」が「敵(てき)をつくる」 「失態(しったい)をさらす」が「死体(したい)」をさらす」 などのように。 五十音の一文字一文字を擬人化して、それぞれに性格を与えているところが面白いですねぇ。 作者はドイツ人。
  • 一見なくても良さそうなものでも、大切な役割がある (存在しなくても良いものなど、ない)
  • 失ったときに、その存在の有り難さが知らされる
といったテーマを、小さい"つ"で表現するところが、 いかにも日本語を外国語として学んでいる人の発想だと思います。
 日本語を始めたころ、私がよくした間違いは、小さい「つ」を抜かすことでした。今では、私の大好きな間違いの一つです。学校の先生は、私にどうにかして、この「つまる音」を習得させようと説明を繰り返しましたが、このときの苦労がもとになっているのかもしれません。
「おわりに」より
本書では他にも、 「何が偉いとかそうでない、というよりも、それぞれの個性を尊重すること」の重要性、 また、政治家批判が皮肉的に書かれているなど、 キャラクター設定といい、話の構成といい、工夫されており、非常に面白いと思いました。 また、生物学者トルステン・クロケンブリンクのイラストも味があり、 絵本としても完成度が高いのではないでしょうか。 ちなみに、前述した"ぬ"さんは、 「ゴシップ好き。"め"さんの親戚」 だそうです。 形が似ているから"め"さんの親戚というのは分かりますが、 「ゴシップ好き」とは一体何故でしょう? いつも「ぬぬぬ!」と言っているからでしょうか。 他の文字については、最後に引用しておきましたので、参考にどうぞ。 "ろ"さんに、「さむい冗談をたまに言う」という性格を与えたローさん、お茶目です。 "こ"さんが村一番の長老で智者なのは何故でしょう?「古」からでしょうか? それぞれの文字について考えてみると面白いですね♪ そういえば、他サイトで見つけたのですが、
javascript:void((function(){document.body.innerHTML = document.body.innerHTML.replace(/[っッ]/g, ”);})());
をブラウザの URL 欄に貼り付けると、、、(^m^) (「小さい"つ"が消えた日 – /var/web/log/makiton」より) まぁ、このぺーじにはあまり「っ」が見つからないので、 そんなの関係ねぇ、おっぱっぴー、なんちゃって、わっはっはっ! だったりして。 上のソースの[っッ]の文字を色々変えてみると、 「た」抜き言葉、「ら」抜き言葉ページが作れますね。 他にも、「「小さい“つ”が消えるマシーン」作りました」などもあり、ちょっとした言葉遊びが楽しめます。 ところで、実在する人物で「っ」っぽい人を思いつきました。 それは、 (続きを読む…)

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