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【本】メルヴィル / 白鯨(モビー・ディック)


原作ではなく、マンガ版を読みました。マンガだと1時間足らずで読めましたが、原作は非常~~~に読むのが苦痛だそうです。難解だとか、疲れた、とか。人によりけりですが。生物学的な薀蓄が詳しく書かれていて、まるで学術論文みたいだという感想も見受けられます。

ということで、マンガ版しか読んでいないのですが、海洋冒険小説としてはなかなか面白いと思いました。

モビー・ディックといわれる凶暴な白鯨に片足を奪われ、復習に燃えるピークォド号の船長エイハブ。船長の危険な捕鯨を諌める一等航海士スターバック。その他、クィクェグ、スタッブ、フラスクなどを主な登場人物とし、イシュメルを語り手として、海上でのドラマが、最後モビー・ディックと対決するところまで描かれています。

印象に残ったのは、
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アーシュラ・K.ル=グウィン ~ ゲド戦記

ゲド戦記1
I  影との戦い


ゲド戦記2
II こわれた腕環


ゲド戦記3
III さいはての島へ


ゲド戦記4
IV 帰還


ゲド戦記5
V アースシーの風
 一般には児童文学とされている『ゲド戦記』ですが、大人でも相当の集中力をもって読まないと、読破できないのではないかと思いました。自分は、理解不足のところが多いので、読解力が小学生レベルなのでしょうか。巻末の対象年齢には小学5年生以上と書いてありましたので……
(-。-)


 最初の3巻が、1巻目冒頭に「エアの創造」と記された、
Only in silence the word,
only in dark the light,
only in dying life :
bright the hawk’s flight
on the empty sky.
ことばは沈黙に
光は闇に
生は死の中にこそあるものなれ
飛翔せるタカの
虚空にこそ輝けるごとくに

を主題として書かれています。「アースシー」という、ファンタジーの世界にドップリはまれば、面白く読むことが出来ると思います。


 邦題は『ゲド戦記』ですが、ゲドが実質的に主役として活躍するのは1巻目の「影との戦い」のみと言えるでしょう。それ以降は、アレンやテナー、テルーなどが中心となって話が進んでゆきます。ゲドは1巻目で、すでにひどく傷つき、話が進むにつれ、どんどん力を失ってゆきます。やがては、平穏に家庭を守る一人の平凡な人間のように描かれてゆきますが、これがフェミニストのル=グウィンさんの理想の男性像なのだろうか、とも思いました。


 最初の4巻を清水真砂子さんの訳で、「アースシーの風(The Other Wind)」を原文で読んだのですが、とても児童文学とは思えない、奥深さ、難解さを感じました。「生と死」「若と老」「男と女」「静と動」「均衡と不均衡」など様々に考えさせられました。


 啓蒙的な色合いが強いと思います。たとえば、第1巻『影との戦い』では、ロークの学院で勉強中の少年ゲドは、自分の力を見せつけるために、学院で禁止されていた、死者を呼び戻す魔法を使ってしまいます。その結果、死者の霊と共に「影」なるものをも呼び出してしまい、その影に脅かされることとなります。やがて師匠オジオンの助言により、勇気をもってその影と対峙することになるのですが、「影」とは一体何か、「生と死」について考えさせられました。
 生死といえば、5巻目「アースシーの風」で、先立たれた妻が毎晩夢の中で現れてくるまじない師の苦悩が描かれていたのも印象的でした。
 また、全編通じて、この作品ではあまり魔法が使われていないように感じました。魔法とは(現実世界に譬えるなら、科学技術に当たるのでしょうか)、あくまでも公益に使うべきであり、私利私欲のためにつかうと大きなしっぺ返しがやってくるぞ、という暗示なのかもしれません。




 宮崎吾朗さんの映画は賛否あるようですが、観ていないのでよく分かりません。


 ところで、「アースシーの風」の装丁は、まるで YNGWIE MALMSTEENSTRATOVARIUS を合わせたようですね。RHAPSODY でもよいですが、、、






(参考)
『ゲド戦記1 影との戦い』 ル=グウィン
『ゲド戦記2 こわれた腕環』 ル=グウィン
とにかく・・・笑っとけ!日記
晴読雨読ときどき韓国語
帰還─ゲド戦記4─ アーシュラ・K. ル・グウィン(清水 真砂子訳)
BLUEPIXY日記
「ゲド戦記 帰還」 ル=グウィン 清水真砂子訳
帰還 ゲド戦記 最後の書
『ゲド戦記5 アースシーの風』
ここから
アースシーの風─ゲド戦記5─ アーシュラ・K. ル・グウィン(清水 真砂子訳)
「ゲド戦記Ⅴ―アースシーの風―」
[本]ゲド戦記Ⅰ影との戦い・ゲド戦記Ⅱこわれた腕輪
[本]ゲド戦記(続き)
岩波書店児童書編集部だより
ゲド戦記Wiki

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ダン・ブラウン ~ ダ・ヴィンチ・コード

ダ・ヴィンチ・コード(上) ダ・ヴィンチ・コード(中) ダ・ヴィンチ・コード(下)
 地動説を唱え有罪判決を受けたガリレオ・ガリレイや、同主張により火刑に処せられたジョルダーノ・ブルーノ、宗教裁判を恐れ、強引に「神の存在証明」を展開したルネ・デカルトなどの例を挙げるまでもなく、西洋文明において、キリスト教の及ぼす(悪)影響が、非常に強いことはよく知られていることです。それは今日までも色濃く残っており、日本人の想像をはるかに超えていると思います。『ダ・ヴィンチ・コード』映画化されたとき、世界各地の教会で上映禁止の運動が行われたというのもその表れではないでしょうか。


 この作品を一言で言えば「イエス・キリストも、ただの人間だった」ということになるのでしょうが、現代においてもなお、それは神の名の下にタブーとされているようです。ダン・ブラウンのこの小説が、普通に学会で発表される論文だったら、おそらくここまで有名にはならなかったと思います(そういえば著作権をめぐっての争いもありましたね)。


 この作品の面白いところは、歴史上の人物、実在する団体を巧みに取り入れ、フィクションとノンフィクションが渾然一体となっているところではないでしょうか。巷に多くの解説書が出回っているのも頷けます。また、上巻の出だしでは、ルーヴル美術館の内部が詳細に描写され、実際に回廊を歩いているような感覚にとらわれました。そうしている間に作品の世界にどんどん引き込まれ、ダ・ヴィンチの絵画をめぐっての謎解きの旅に出させられるのです。ミステリー仕立てになっているところも、読者の知的好奇心を揺さぶる要素の一つでしょう。


 エンターテインメント性を有しながら、隠された歴史の闇を暴いたこの作品は、西欧文化に大きな波紋を投げかけたと言えると思います。21世紀は、キリスト教の認識が宗教から芸術に変わる時代なのかもしれません。




(参考)
ダ・ヴィンチ・コード@映画の森てんこ森
ルネサンス2
なぁ~ご:うぉんばっとの ぽへぽへ日記
interesse Cincinnati office
toutouさんのブログ
YouTubeおもしろ動画集
とみや あつろうさんのブログ

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