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	<title>徒然 &#187; み：道尾秀介</title>
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	<description>音楽鑑賞記録や読書メモ・感想文、パソコン関係、写真や動画の撮影あれこれなどを徒然なるままに綴ってゆきます。リンクは[Ctr]＋クリックにより、新規タブで開きます。コメントの返信がすごく遅くなる時もあるかと思いますが、半年以内には書きたいと思います。 m(_ _)mスミマセン</description>
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		<title>道尾秀介 / 向日葵の咲かない夏</title>
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		<pubDate>Sat, 23 May 2009 15:00:00 +0000</pubDate>
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		<description><![CDATA[
道尾秀介
向日葵の咲かない夏
死体愛好癖、動物虐待、『性愛への審判』なる小説、子に対する偏愛、奇妙な葬儀の風習、昆虫・爬虫類や植物への生まれ変わり、いじめ、殺人、自殺、など。
これらの題材を取り入れ、ややホラーの要素もあるミステリーで、好き嫌いが分かれるかも知れません。
ホラーとミステリーはＯＫとして、自分はこういう類のものは好きではないはず。
にもかかわらず、ぐいぐいひきつけられて読んでしまいました。気持ち悪いところもありましたが、率直な感想としては面白かったです。
事件は、夏休みのプリントと宿題を、欠席したクラスメートのＳ君に届けるため、僕が彼の家へ行ったときに起こります。そして、そこで見た、首つられたＳ君の死体が、わずかな後に消えてしまうという、その謎を説くのもまたＳ君自身、、、なのか？
予測不能で奇想天外なストーリー展開の末、最後もまた意外な種明かしがなされます。
ただ、題材を盛り込みすぎの感はなきにしもあらずで、「あれ？　あれは一体何だったの？　あそこはなぜ？」と思うところはあります。丁寧に読めば気付くのかも知れませんが、すこし理解できなかった部分もあります。
その上で、理不尽な世界や、人間の持つ狂気性、生きることの意味や「世界内存在」などが訴えたいテーマなのかな、と感じました。

事件のちょうど１年後、４歳の誕生日を迎えてすぐに、彼女は死んでしまった。
　考えようによっては、妹は幸せだったのかもしれない。こんな世界を、何十年も生き抜いていくよりは。僕は、ときおり思う。僕も、生まれてこなければよかったと。
（ｐ.５～）

僕はただ可哀想なＳ君の、役に立ちたかったんだ。Ｓ君に何か頼みごとをされたかった。そして、それを引き受けてあげたかった。
（ｐ．４４２）

「きみは、Ｓ君を自殺させてしまった。しかし、それを絶対に認めたくなかった。もっと言えば、忘れてしまいたかった。だからあんな話を考えた――違うかい？」
（中略）
「僕だけじゃない。誰だって、自分の物語の中にいるじゃないか。自分だけの物語の中に。その物語はいつだって、何かを隠そうとしてるし、何かを忘れようとしてるじゃないか（中略）みんな同じなんだ。僕だけじゃない。自分がやったことを、ぜんぶそのまま受け入れて生きていける人なんていない。どこにもいない。失敗をぜんぶ後悔したり、取り返しのつかないことをぜんぶ取り返そうとしたり、そんなことやってたら生きていけっこない。だからみんな物語をつくるんだ。昨日はこんなことをした、今日はこんなことをしてるって、思い込んで生きている。見たくないところは見ないようにして、見たいところはしっかり憶え込んで。みんなそうなんだ。僕はみんなと同じことをやっただけなんだ。僕だけじゃないんだ。誰だってそうなんだ」
（ｐ．４４３～）

第６回「本格ミステリ大賞」候補となり、「このミステリーがすごい！」２００９年度、作家別投票第１位となった作品です。
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			<content:encoded><![CDATA[<div class="amazon"><a href="http://charlie432.fool.jp/wordpress/wp-content/uploads/himawari.jpg" target="_blank"><img src="http://charlie432.fool.jp/wordpress/wp-content/uploads/himawaris.jpg" alt="向日葵の咲かない夏" border="0" width="83" height="120" /></a><br />
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向日葵の咲かない夏</a><img src="http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=charlie432-22&#038;l=as2&#038;o=9&#038;a=4101355517" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /></div>
<p>死体愛好癖、動物虐待、『性愛への審判』なる小説、子に対する偏愛、奇妙な葬儀の風習、昆虫・爬虫類や植物への生まれ変わり、いじめ、殺人、自殺、など。<br />
これらの題材を取り入れ、ややホラーの要素もあるミステリーで、好き嫌いが分かれるかも知れません。<br />
ホラーとミステリーはＯＫとして、自分はこういう類のものは好きではないはず。<br />
にもかかわらず、ぐいぐいひきつけられて読んでしまいました。気持ち悪いところもありましたが、率直な感想としては面白かったです。<br />
事件は、夏休みのプリントと宿題を、欠席したクラスメートのＳ君に届けるため、僕が彼の家へ行ったときに起こります。そして、そこで見た、首つられたＳ君の死体が、わずかな後に消えてしまうという、その謎を説くのもまたＳ君自身、、、なのか？<br />
予測不能で奇想天外なストーリー展開の末、最後もまた意外な種明かしがなされます。<br />
ただ、題材を盛り込みすぎの感はなきにしもあらずで、「あれ？　あれは一体何だったの？　あそこはなぜ？」と思うところはあります。丁寧に読めば気付くのかも知れませんが、すこし理解できなかった部分もあります。<br />
その上で、理不尽な世界や、人間の持つ狂気性、生きることの意味や<a href="http://homepage3.nifty.com/BANBAN_MD/public/Bpage/sekainai.htm" target="_blank">「世界内存在」</a>などが訴えたいテーマなのかな、と感じました。</p>
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<blockquote><p>事件のちょうど１年後、４歳の誕生日を迎えてすぐに、彼女は死んでしまった。<br />
　考えようによっては、妹は幸せだったのかもしれない。こんな世界を、何十年も生き抜いていくよりは。僕は、ときおり思う。僕も、生まれてこなければよかったと。
<div align=right>（ｐ.５～）</div>
</blockquote>
<blockquote><p>僕はただ可哀想なＳ君の、役に立ちたかったんだ。Ｓ君に何か頼みごとをされたかった。そして、それを引き受けてあげたかった。
<div align=right>（ｐ．４４２）</div>
</blockquote>
<blockquote><p>「きみは、Ｓ君を自殺させてしまった。しかし、それを絶対に認めたくなかった。もっと言えば、忘れてしまいたかった。だからあんな話を考えた――違うかい？」<br />
（中略）<br />
「僕だけじゃない。誰だって、自分の物語の中にいるじゃないか。自分だけの物語の中に。その物語はいつだって、何かを隠そうとしてるし、何かを忘れようとしてるじゃないか（中略）みんな同じなんだ。僕だけじゃない。自分がやったことを、ぜんぶそのまま受け入れて生きていける人なんていない。どこにもいない。失敗をぜんぶ後悔したり、取り返しのつかないことをぜんぶ取り返そうとしたり、そんなことやってたら生きていけっこない。だからみんな物語をつくるんだ。昨日はこんなことをした、今日はこんなことをしてるって、思い込んで生きている。見たくないところは見ないようにして、見たいところはしっかり憶え込んで。みんなそうなんだ。僕はみんなと同じことをやっただけなんだ。僕だけじゃないんだ。誰だってそうなんだ」
<div align=right>（ｐ．４４３～）</div>
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