手塚治虫 / MW(ムウ)



ジャングル大帝』も『鉄腕アトム』も、
火の鳥』も『ブラック・ジャック』も『ブッダ』も、
どれも断片的にしか読んだことなく、
実は、通しで全部読んだ手塚作品はこの『MW』(ムウ)が初めてです。

そんな分際で、このようなことを書くのは不遜極まりないですが、
さすがは巨匠!
と言いたくなる衝動を抑えきれず、書いてしまいました。 (続きを読む…)

村上たかし / 星守る犬

「リアリティがない」とか
「お父さんが情けない、という意見もあるようで、
確かにその通りかも知れませんが、
個人的にはこのお父さん、非常にかっこいいです。


おとうさん!(´・ω・)
ぼくはおとうさんをかっこいいとおもいます!!(・ω・´)


家族に捨てられ、守るべきものを全て失った身になったのだから、
このくらい、自分の望む生き方を貫くのも悪くはないのでは?
とも。


幸せというのは、外部から何かを与えられるものではなく、
むしろ、全てを失った時でさえ、変わらずに残っている心の支えだと思います。
 金や財を力にしている者は、金や財を失った時に顛倒する。名誉や地位を力にしている者は、それらをなくした時に失墜する。親や子供を力にしている者は、親や子を亡くした時に倒壊する。信念を力にしている者も、信念ゆらいだ時にまた崩壊する。  崩れるものに樹(た)てる人生は、薄氷を踏むように不安だ
↑ 過去に読んだ別の本の一節ですが、
諸行無常の世の中、
苦労して求め、手中に収め、築き上げたものは、
遅くとも臨終にはすべて崩れ去ってしまう。
これこそ、全ての人に共通のリアルではないかと思います。 (続きを読む…)

Filed under: む:村上たかし  タグ: , , , , , , , ,   charlie432 22:05  Comments (0)

浅生ハルミン / 私は猫ストーカー

あなたの 知らない 猫の世界
あの子たちには 飼い主に見せない "空白の時間"がある


猫の生態より、
「猫好きの人」の気持ちが分かるような本でした。


自分はどちらかというと、猫派よりも犬派で、
そして、それよりも鳥の方が好きなんですが、
猫も好きです。
理由は「可愛い」からなんですが、
筋金入りの猫好きに言わせると、
気ままで、すぐに逃げてしまうところが好きなのかも?
と思いました。
だから、「なでなで」に至るまでの心理的攻防が
どんなに長くても全く苦にならず、
むしろそれ自体を楽しんでいるように感じます。
だからこういう本を書くのも、読むのも好きなのだと思いました。


そして人間よりも猫の方が偉いと思っているから、
猫様のご機嫌を損なうようなことがあってはならない、
と細心の注意を払い、
心を許してくれない猫には間違っても近づかない、というのが本当の猫好き。
無理矢理抱いて、おとなしくなったのを喜んでいるのは、
猫に気を遣わせている馬鹿な人間なのかも?
と思いました。


違ってたらごめんなさい。




この本を手に取る人は、猫好きが多いと思うので、
「空白の時間」がどんなものかを知りたい人には、
面白いのではないでしょうか。

著者ブログ ↓ 浅生ハルミンの『私は猫ストーカー』 passage

7/4(土)よりシネマート新宿にてロードショー。その後、名古屋シネマテーク、京都みなみ会館、横川シネマ!!、新潟シネウインドほかにて全国順次公開予定の浅生ハルミン原作、星野真里主演、鈴木卓爾監督作品『私は猫ストーカー』の予告編です。http://d.hatena.ne.jp/slowlearner_m/

  ↑ 続編との違いは「ω」の有無
(続きを読む…)

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