★゜・。。・゜゜・。。・゜☆ 2010年08月05日 ☆゜・。。・゜゜・。。・゜★
【本】中島みどり / 白蓮華のように ―あなたに会えてよかった― (3)
一つ前の投稿の続きです。
闘病日記のあとは、お子さんとの文通、ご主人への手紙が掲載されています。
ただただ感心させられるばかりです。同じ境遇になったとき、自分は同じ心境でいられるだろうかと考えずにおれませんでした。日頃どんなに感謝とか思いやりに心がけていても、それはある程度余裕があるときだと思うからです。病気が進行して治る見込みがなく、肉体的にも辛い日々が続いてもなお「今が一番幸せ」と思う事ができるでしょうか。
「死」を終焉ととらえるのではなく、新たな旅路の始まりと受け止められるのは、思い込みや精神の鍛錬とは別の次元のような気がします。
過去を悔やんだり自暴自棄になったりするのではなく、巻末の「看護婦さんのことば」にあるように、今、ここで、自分が生かされていることを心底喜べることの素晴らしさ、力強さを感じずにはおれません。
真の幸福とは、全てを失っても満たされている安心・満足なのだと思いました。
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闘病日記のあとは、お子さんとの文通、ご主人への手紙が掲載されています。
ただただ感心させられるばかりです。同じ境遇になったとき、自分は同じ心境でいられるだろうかと考えずにおれませんでした。日頃どんなに感謝とか思いやりに心がけていても、それはある程度余裕があるときだと思うからです。病気が進行して治る見込みがなく、肉体的にも辛い日々が続いてもなお「今が一番幸せ」と思う事ができるでしょうか。
「死」を終焉ととらえるのではなく、新たな旅路の始まりと受け止められるのは、思い込みや精神の鍛錬とは別の次元のような気がします。
過去を悔やんだり自暴自棄になったりするのではなく、巻末の「看護婦さんのことば」にあるように、今、ここで、自分が生かされていることを心底喜べることの素晴らしさ、力強さを感じずにはおれません。
中島さんは、どんな逆境にもめげず、いつも前向きで、本当に最後まで諦めることなく頑張っていましたね。それが私たちの元気とやる気につながったのではないかと思っています。そして、私たちにいろんなことを教えてくれました。私はやはり『感謝』と『死の受容』が一番心に残っています。人間は、生きている中でどれだけのことに感謝するでしょうか? 私は、中島さんに出会って、ほんの些細なことにまで感謝できる気持ちに気づきました。今、ここに生まれ、生きていること、これがすべての感謝の根源にあるんですよね。この気持ち、いつまでも忘れることはありません。
それから『死の受容』について、私の看護婦生活の中、中島さんほど死を冷静に受け止めていた人はいません。もっともっと、この世に残したいことがあったのではないでしょうか……?
真の幸福とは、全てを失っても満たされている安心・満足なのだと思いました。
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