ハイドン Archive
ハイドンとベートーヴェン
- 2008-06-13 (金)
- ハイドン
ハイドンって、何か「いい人」というイメージがあって好きですね。「巨匠」であると同時に「パパ」ハイドンです。
音楽的には、同時代のモーツァルトやベートーヴェンに比べ地味な印象を受けますが、本当は良い曲はたくさんあります。モーツァルトはハイドンに弦楽四重奏曲を献呈しているほどですから、多大な影響を与えていたことが分かります。→ ハイドンセット
そんなハイドン、村上春樹著『海辺のカフカ』のベートーヴェンの記述の中で、このように描かれています。
星野さんはうなずいて、またベートーヴェンの伝記に戻っていった。ベートーヴェンは誇りが高く、自分の才能に対して絶対的な自信を持ち、貴族階級には一切おもねらなかった。芸術こそが、情念の正しき発露こそが、この世界でもっとも崇高なものであり、敬意を払われるべきものであり、権力や財産はそれに奉仕するものだと考えていた。ハイドンは、貴族の家に寄宿しているときは(だいたいにおいて寄宿していた)、召使いたちと一緒に食事をとった。音楽家たちはハイドンの生きていた時代には、使用人の階層に属していたのだ(もっとも気さくで人の好(よ)いハイドンは、貴族と堅苦しい食事をするよりは、使用人たちと食事をともにする方を好んだが)。
しかしベートーヴェンはそんな侮辱的な目にあわされると激怒し、ものを壁に投げつけ、貴族とともに対等にテーブルに就くことを主張した。ベートーヴェンは気が短く(ほとんど癇癪持ちだった)、いったん怒り出すと手がつけられなかった。政治的にもラディカルな考えを持っていたし、それを隠そうともしなかった。耳が遠くなると、そのような気性のきつさはますます強くなっていった。彼の音楽は歳をとるとともに、飛躍的に広がりを増し、それと同時に稠密(ちゅうみつ)に内部に集中していった。そんな背反的なことを同時にやれるのはベートーヴェンくらいだった。しかしそのような人並みではない作業は、彼の現実の人生をどんどん破壊していった。人の肉体や精神はあくまで限りのあるものであり、そんな激務に耐えられるように作られてはいないのだ。
芸術こそが、情念の正しき発露こそが、この世界でもっとも崇高なものであり、敬意を払われるべきものであり、権力や財産はそれに奉仕するものと考えたベートーヴェン。ロッカーみたいでかっこいいですが、貴族と堅苦しい食事をするよりは、使用人たちと食事をともにする方を好んだ人の好いハイドンも魅力的です。お茶目な人だったのでしょう。交響曲で、寝ている人を起こすイタズラを仕掛けているという逸話がありますが、曲そのものがほのぼのと、可愛らしいです(^o^)→ 交響曲第94番しかしベートーヴェンはそんな侮辱的な目にあわされると激怒し、ものを壁に投げつけ、貴族とともに対等にテーブルに就くことを主張した。ベートーヴェンは気が短く(ほとんど癇癪持ちだった)、いったん怒り出すと手がつけられなかった。政治的にもラディカルな考えを持っていたし、それを隠そうともしなかった。耳が遠くなると、そのような気性のきつさはますます強くなっていった。彼の音楽は歳をとるとともに、飛躍的に広がりを増し、それと同時に稠密(ちゅうみつ)に内部に集中していった。そんな背反的なことを同時にやれるのはベートーヴェンくらいだった。しかしそのような人並みではない作業は、彼の現実の人生をどんどん破壊していった。人の肉体や精神はあくまで限りのあるものであり、そんな激務に耐えられるように作られてはいないのだ。
(第40章より)
交響曲第94番 第2楽章
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ハイドン ~ 交響曲「奇跡」、協奏交響曲
- 2007-08-10 (金)
- ハイドン
ハイドンの時代には指揮台がなく、チェンバロを弾きながらの指揮だったため、1階からはハイドンの姿があまり見えなかったようです。そこで、この曲の初演時、観客は皆、ハイドンの姿を一目見ようとステージ前に殺到!「ああ、そんなことしたら、けが人が出ちゃうよ!」と思っていたら後方から「ガチャーン!!」巨大なシャンデリアが落下したのでした。ところが、皆前方に移動していた為、けが人は一人も出なかったとのことです。そこで皆が口を揃えて「奇跡だ!」「奇跡だ!」と叫びましたとさ。まる。
これが有名な「奇跡」の名前の由来ですが、実は近年の研究により、それは96番ではなく102番だったとか。あるいはシャンデリア事件そのものもなかったという説もあるようです。まあ、真意の程は別として、それだけ当時ハイドンは人気があったということですね。確かに96番も102番も大衆受けしそうな親しみやすい曲だと思います。
協奏交響曲 変ロ長調は、オーボエとファゴットの音が好きで、お気に入りの曲でしたが、交響曲の第105番と位置づけられていると始めて知りました。協奏交響というジャンル自体が交響曲の中に含まれるようですが、この曲は3楽章形式、独奏楽器の使い方からして協奏曲に近いですね。木管楽器と弦楽器のハモリは聴いていて気持ちが良いものです。また、第1楽章始めのメロディは清々しくて爽やかな気分になります。
TRACK LIST:
交響曲第96番 ニ長調 Hob.I:96 《奇跡》
(1) 1. Adagio – Allegro
(2) 2. Andante
(3) 3. Menuetto. Allegretto – Trio – Menuetto
(4) 4. Finale. Vivace (assai)
協奏交響曲 変ロ長調 Hob.I:105
(5) 1. Allegro
(6) 2. Andante
(7) 3. Allegro con spirito
マリエッケ・ブランケンステイン(ヴァイオリン)
ウィリアム・コーンウェイ(チェロ)
ダグラス・ボイド(オーボエ)
マセウ・ウィルキー(ファゴット)
ヨーロッパ室内管弦楽団
指揮:クラウディオ・アバド
交響曲第96番 ニ長調 Hob.I:96 《奇跡》
(1) 1. Adagio – Allegro
(2) 2. Andante
(3) 3. Menuetto. Allegretto – Trio – Menuetto
(4) 4. Finale. Vivace (assai)
協奏交響曲 変ロ長調 Hob.I:105
(5) 1. Allegro
(6) 2. Andante
(7) 3. Allegro con spirito
マリエッケ・ブランケンステイン(ヴァイオリン)
ウィリアム・コーンウェイ(チェロ)
ダグラス・ボイド(オーボエ)
マセウ・ウィルキー(ファゴット)
ヨーロッパ室内管弦楽団
指揮:クラウディオ・アバド
(追記・お詫び・お願い)
上の文章からは、交響曲第96番にはチェンバロも入っているように読めますが、調べてみると、この曲の楽器編成は
Fl:2; Ob:2; Fg:2; Hr:2; Tp:2; Timp; Str
となっています。また、hr musik(ヘッセン放送製作CD)の上から1/3ほどのところに(「チェンバロ」でページ内検索してみてください)「さらにはチェンバロを全編に加え」とあるので、初演時にチェンバロが含まれていたか、分からなくなりました。
どなたか、ハッキリ分かられる方、教えていただければ有難く思います。
m(_ _)m
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ハイドン ~ 交響曲「軍隊」「時計」「ロンドン」
- 2007-08-08 (水)
- ハイドン
数あるハイドンの交響曲の中で、とりわけ有名な曲が3曲収録された1枚です。「軍隊」も「時計」も第2楽章からつけられた名前ですが、私はむしろ第1楽章の荘厳な序奏と、それに続く軽快かつ流麗なメロディへの流れ、そして雄大な第4楽章が好きですね。
「ロンドン」については4つの楽章すべてが素晴らしいです。ハイドンの全交響曲を総括するような、最も優れた曲ではないかと思います。
18世紀の当時、60前後のハイドンが、ウィーンからドーバー海峡を渡ってイギリスへ行くというのは大冒険だったようで、モーツァルトからは大変反対されたそうです。しかし、ヴァイオリニスト・ザロモンの招きによる2度のロンドン訪問中に書いた「ザロモンセット」は200年の時を超え、ハイドンの名声を確固たるものとする傑作ぞろいです。まさに「円熟」という表現がぴったりの交響曲群ではないでしょうか。環境の変化、聴衆の期待が如何にミュージシャンの創作意欲を刺激するか、知らされる一件だと思います。
なお、皮肉なことに、ハイドンの老体を案じ、ロンドン行きを反対していたモーツァルトですが、意気揚々と凱旋帰国するハイドンを待たずして、35歳の若さで他界しています。「老少不定」とはいいながら、ハイドンとしてはなんともやり切れない思いだったのではないでしょうか。
TRACK LIST:
交響曲 第100番 ト長調“軍隊”Hob.I-100
1. 1st Movement
2. 2nd Movement
3. 3rd Movement
4. 4th Movement
交響曲 第101番 ニ長調“時計”Hob.I-101
5. 1st Movement
6. 2nd Movement
7. 3rd Movement
8. 4th Movement
交響曲 第104番 ニ長調“ロンドン”Hob.I-104
9. 1st Movement
10. 2nd Movement
11. 3rd Movement
12. 4th Movement
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・トーマス・ビーチャム
交響曲 第100番 ト長調“軍隊”Hob.I-100
1. 1st Movement
2. 2nd Movement
3. 3rd Movement
4. 4th Movement
交響曲 第101番 ニ長調“時計”Hob.I-101
5. 1st Movement
6. 2nd Movement
7. 3rd Movement
8. 4th Movement
交響曲 第104番 ニ長調“ロンドン”Hob.I-104
9. 1st Movement
10. 2nd Movement
11. 3rd Movement
12. 4th Movement
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・トーマス・ビーチャム
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ハイドン 他 ~ ピアノソナタ第49・52番 他
- 2007-08-06 (月)
- ハイドン
中学生の時、ラジオでピアノソナタ第52番(ハイドン)をアルフレート・ブレンデルの演奏で聴いて気に入ったので購入したものです。本ディスクはマルコム・ビルソンによるもので、ハイドン、C.P.E.バッハ、モーツァルトによるピアノ曲が5曲、計9トラック収録されています。
この中ではやはり第52番のピアノソナタが一番好きですね。これはハイドンのピアノ曲の中でも、番号付の最後の曲を飾るのに相応しい出来栄えではないでしょうか。かなりの演奏能力を必要とする曲だと思います。まるで、ギタリストのソロアルバムをピアノ版に編曲したかのような印象を受けます。
では、どんなギタリスト?と考えてジェフ・ウォーターズ(アナイアレーター)やポール・ギルバートを思い浮かべていたら、ポールがハイドンを演奏した映像を発見!交響曲第88番です。
右はバーンスタイン with ウィーンフィルです。↓
Haydn
Symphony No. 88
by
Paul Gilbert
Symphony No. 88
by
Paul Gilbert
Haydn
Symphony No. 88
by
Leonard Bernstein
Symphony No. 88
by
Leonard Bernstein
他の曲については、悪くはないがあまり記憶に残らない、という感想です。
TRACK LIST:
SONATA IN E FLAT MAJOR, Hob.XVI:49 (J.Haydn)
1. I – Allegro
2. II – Adagio e cantabile
3. III – Finale: Tempo di Minuet
SONATA IN E FLAT MAJOR, Hob.XVI:52 (J.Haydn)
4. I – Allegro
5. II – Adagio
6. III – Finale: Presto
7. FANTASY IN C MINOR, K.475 (W.A.Mozart)
8. FANTASY IN C MAJOR, Wq.59/6 (C.Ph.E.Bach)
9. FANTASY IN C MAJOR, Hob.XVII:4 (J.Haydn)
MALCOLM BILSON, Fortepiano
SONATA IN E FLAT MAJOR, Hob.XVI:49 (J.Haydn)
1. I – Allegro
2. II – Adagio e cantabile
3. III – Finale: Tempo di Minuet
SONATA IN E FLAT MAJOR, Hob.XVI:52 (J.Haydn)
4. I – Allegro
5. II – Adagio
6. III – Finale: Presto
7. FANTASY IN C MINOR, K.475 (W.A.Mozart)
8. FANTASY IN C MAJOR, Wq.59/6 (C.Ph.E.Bach)
9. FANTASY IN C MAJOR, Hob.XVII:4 (J.Haydn)
MALCOLM BILSON, Fortepiano
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ハイドン ~ 交響曲「哲学者」「悲しみ」「帝国」
- 2007-08-04 (土)
- ハイドン
●交響曲第26番「悲しみ」
1番から順番に調べてみると、ハイドンの交響曲初の短調の曲です。モーツァルトの交響曲第25番を思わせる、インパクトの強い第1楽章ではないでしょうか。バロックとロマン派の融合のような曲調も類似性を感じます。1、2楽章に「グレゴリア聖歌」の旋律が使われているそうですが、機会があればそちらも聴いてみたいと思います。
●交響曲第22番「哲学者」
牧歌的なホルンで始まる第1楽章は緩徐楽章、続く第2楽章がプレストとなっており、初めて聴いたとき「順番を間違えたかな?」と思いました。「哲学者」とは第1楽章のイメージでしょうが、どうも柔和なおじいさんを想像してしまいます。
●交響曲第53番「帝国」
7月30日のCDにも収録されていました「帝国」は、前2曲と比べると格段にスケールが大きくなっているように感じます。親しみやすいメロディ、力強いリズムが特徴でしょうか。
TRACK LIST:
交響曲第26番 ニ短調 「悲しみ」
1. Allegro assai con spirito
2. Adagio (Choral)
3. Menuetto
交響曲第22番 変ホ長調 「哲学者」
4. Adagio
5. Presto
6. Menuetto
7. Finale: Presto
交響曲第53番 ニ長調 「帝国」
9. Largo maestoso – Vivace
10. Andante
11. Menuetto
12. Finale: Moderato
アルベルト・リッツィオ指揮
ムジチ・ディ・サン・マルコ
交響曲第26番 ニ短調 「悲しみ」
1. Allegro assai con spirito
2. Adagio (Choral)
3. Menuetto
交響曲第22番 変ホ長調 「哲学者」
4. Adagio
5. Presto
6. Menuetto
7. Finale: Presto
交響曲第53番 ニ長調 「帝国」
9. Largo maestoso – Vivace
10. Andante
11. Menuetto
12. Finale: Moderato
アルベルト・リッツィオ指揮
ムジチ・ディ・サン・マルコ
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ハイドン ~ チェロ協奏曲第1・2番、他
- 2007-08-01 (水)
- ハイドン
「ドヴォルザークかハイドンか、あるいはシューマンか」と言われるチェロ協奏曲、一般には第2番が傑作とされていますが、1番もそれに負けず劣らずの見事な作品だと思います。曲が良いのか演奏が良いのか、このCDを聴いて1番のチェロ協奏曲も好きになりました。ハイドンの懐の広さを感じます。天才モーツァルトに「パパ」と呼ばれていただけあって、包容力があるというか、聴いていて安心というか、お子様からお年寄りまで楽しめる曲だと思います。どこをとっても端正で調和の取れたメロディ、ハーモニーながら、どこかやんちゃな魅力も感じます。チェロは演奏が難しそうですが、どうなんでしょう? ここまでチェロの魅力を活かしきるとは、失礼ながら「ハイドンらしからぬ」素晴らしさだと思います。
3曲目は、ヴァイオリン協奏曲の第4番ですが、ミッシャ・マイスキーのチェロによる演奏が収録されています。これは上記チェロ協奏曲に比べてやや退屈な印象を受けました。やはり、ヴァイオリンの演奏でこそ栄える曲なのでしょうか?
何はともあれ、モーツァルト、ベートーヴェン、またバッハの影に隠れてハイドンを過小評価していたのではないか、と思わずにおれないチェロ協奏曲です。
では、第1番のチェロ協奏曲をトランペットの演奏で聞いてみたらどうでしょうか?演奏はロシアの Sergei Nakariakov(Trp)です。
第1楽章
第2楽章
第3楽章
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ハイドン ~ 交響曲第87番 他
- 2007-07-30 (月)
- ハイドン
交響曲第53番は「帝国」という副題がついていますが、その経緯はハッキリしていないようです。いずれにしても、その名の通りスケールの大きさを感じます。皇帝を讃えるかのような華やいだ雰囲気ですね。第2楽章はメロディと変奏がいかにもハイドンらしいと思います。第4楽章は力強く、「これはモーツァルトの曲だよ」と言われたら簡単に騙されそうな傑作だと思います。
このCD購入の動機は第87番です。私が知った初めてのハイドンの曲で、思い入れが強いからです。気品のある明るさに満ちた作品だと思います。第一楽章の軽快な始まりは、弦楽器がメロディ担当とするなら、木管楽器がリズムを刻んでいるようで非常に印象的です。また他の楽章も活力にあふれ、非常に好きな1曲です。ファゴットの音が何とも素敵です。
番号ではその1つ前の86番。円熟のザロモン・セットを想起せずにおれない、序奏的な出だしで始まる第1楽章、深みのある第2楽章からは「大作」の印象も受けます。興奮の渦に思わず心拍数が高まるフィナーレ、第4楽章も素晴らしいです。
「86」番というタイトルだけではもったいない、何か「あだ名」はつけられないものか、と思った瞬間、“ハロー”という単語が脳裏をよぎった自分の語彙力のなさがが情けなく思いました。
┐(-。ー;)┌
じゃあ、87番は「花」?・・・確かに華やかだけど、、、_│ ̄│○
TRACK LIST:
Symphony No.53 in D Major “L’Impriale”
1. Largo maestoso – Vivace
2. Andante
3. Menuetto
4. Presto
Symphony No.87 in A Major
5. Vivace
6. Adagio
7. Menuet
8. Finale: Vivace
Symphony No.86 in D Major
9. Adagio – Allegro spiritoso
10. Capriccio: Largo
11. Menuet: Allegretto
12. Finale: Allegro con spirito
Nicolaus Esterhzy Sinfonia, Budapest
Bla Drahos
Symphony No.53 in D Major “L’Impriale”
1. Largo maestoso – Vivace
2. Andante
3. Menuetto
4. Presto
Symphony No.87 in A Major
5. Vivace
6. Adagio
7. Menuet
8. Finale: Vivace
Symphony No.86 in D Major
9. Adagio – Allegro spiritoso
10. Capriccio: Largo
11. Menuet: Allegretto
12. Finale: Allegro con spirito
Nicolaus Esterhzy Sinfonia, Budapest
Bla Drahos
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ハイドン ~ 弦楽四重奏曲「ひばり」「セレナーデ」「五度」「皇帝」
- 2007-03-24 (土)
- ハイドン
知人に「ハイドンとモーツァルトの曲の見分け方、分かる?」と聞かれ、「つまらないほうがハイドン」と答えたら「正解!」と言われ、盛り上がったことがあります。
まあ、それは冗談として、ハイドンも素晴らしい曲を沢山残しています。チェロ協奏曲第2番やオラトリオ『四季』、交響曲では26番や100番以降は名曲揃いではないでしょうか(なぜか、87番という、全然有名でない曲も好きです)。
そして、弦楽四重奏曲では、有名な「セレナード」や「皇帝」、「五度」や「ラルゴ」、「日の出」などが良いですね。私の所有する、イタリア弦楽四重奏団のCDには、
63番 ニ長調 「ひばり」
17番 ヘ長調 「セレナード」
76番 ニ短調 「五度」
77番 ハ長調 「皇帝」
の4曲が収録されていますが、中でも「五度」は大好きです。特に第3楽章がフーガになっているところは、モーツァルトの40、41番の交響曲を彷彿とさせ、彼の影響が色濃く出ていると思います。親子ほどの年齢差のあるハイドンとモーツァルトが、お互いに尊敬しあっていたことが伝わってきます。17番 ヘ長調 「セレナード」
76番 ニ短調 「五度」
77番 ハ長調 「皇帝」
また、「ひばり」の第2楽章は疲れているときに聞くと癒されるし、「皇帝」の第2楽章などは優雅さの中に哀愁がこもって味わい深いと思います(ドイツ国歌に使われています)。
「ウィーン古典派」と言われ、「ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン」とまとめて語られても、日本では少し影の薄いハイドンですが、実際に聞いてみると意外と良い曲が多いことが知らされます。
しかし、「セレナード」はハイドン作ではなかったことが研究によりほぼ明らかなようで……。
(参考)
★ 音楽と季節の記♪ ☆
agriさんのブログ
Maestro!
音楽鑑賞雑記帳
世界史レッスン さまよえるハイドンの頭蓋骨 1820年
tetsuwancoさんのブログ
yurikamomeの妄想的音楽鑑賞とお天気写真 : ハイドン作曲、弦楽四重奏曲第76番「五度」
ちょっとテンポが速い気がしますが、「五度」
Performed by Quator Mosaiques
↓
Performed by Quator Mosaiques
↓
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