【音楽】モーツァルト / 弦楽五重奏曲第2番ハ短調K.406 (516b)

モーツァルトは、交響曲や協奏曲、室内楽や声楽曲、器楽曲など色々なジャンルの曲を書いているし、性格的に、積極的に物事に挑戦するタイプかと思っていましたが、意外にも
特に注文が無い限り、新たな曲種を自ら開拓していくタイプの作曲家ではなかった
と初めて知りました(「モーツァルトの弦楽五重奏曲」より)。

逆に言うと、それだけ幅広い注文があったともとれますが。


モーツァルトの弦楽五重奏曲は、とありますが、その中から、第2番は管楽セレナードK.388 (384b)を編曲したもの。「時間がなかったために慌てて編曲で済ませた」というのが妙に笑えます(^w^)

といっても、こういう名曲をあっさりと書けてしまうところがすごいです。

Mozart: String Quintet K.406. I.Allegro


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モーツァルト / 交響曲第25、40番

「マルチェッロ 他 / オーボエ協奏曲」のところでも チラッと書きましたが、 音楽を積極的に聴くきっかけとなったのは、 小学生の時に出会ったモーツァルトでした。 交響曲第40番がその曲です。 たぶん知らない人はいないのではないか と思える第1楽章冒頭ですが、 演奏者によってかなり印象が変わりますよね。 自分が好きなのは、 アヒルの「刷り込み」現象ではありませんが、 初めて聴いたルドルフ・バルシャイ指揮によるモスクワ室内管弦楽団の演奏です。 と思って何気なく検索してみたら、ありました! これです!
世界大音楽全集
これ(→)が家にあったのですが、 小・中学生の時、これを何度も繰り返し聴いていました。 「河出書房 世界大音楽全集」 レコードに傷がついて、音が飛ぶこともあっても、 円周方向に溝を掘って針がぶれないようにし(^^;ゞ 何度も聴きました! 他にも 交響曲第41番『ジュピター』ヴァイオリン協奏曲第5番ピアノ協奏曲第13番の音源もあり、 ここから出発して、ひたすらモーツァルトを追求したのを思い出します。 40番の交響曲はCDを何枚か持っているのですが、 その中の1枚がブルーノ・ワルターの名演! 1950年代の、古さ故のノイズが逆に味わい深くて好きですねぇ。 25番とのカップリングというのもおいしい1枚です。 一般に、 40番をモーツァルトの「ト短調交響曲」、 25番を「小ト短調」と言っていますが、 25番はやや荒削りながらも早熟な印象を受け、 40番は30代にして円熟のモーツァルトを感じることが出来ます。 実際、 40番は亡くなる3年前の32歳、 25番はなんと17歳の時に作曲されたものなんですよね。 どちらも、モーツァルトの才能が余すところなく感じられる名曲だと思います。 よく、彫刻などの達人は、 石や木を彫って何かを創るのではなく、 中に埋まっている仏様や何かの魂を掘り起こすような感覚を口にしますが、 モーツァルトも同じではなかったかと思わされます。 あたかも、はじめから存在していた音色の調和を、 多くの人が演奏できるように具現化したかのような、 格調高く美しい2曲だと思います。 そういえば、 科学法則や人体の構造などを詳しく見てみると、 人間の作ったどんな精緻なものよりも、 自然界に存在する秩序の無駄のなさ、鮮やかさに驚かされることがあります。 「作曲」するのではなく、天から降りてきた音楽を五線譜に書き記すという作業。 それが天才といわれる人の仕事だったのかもしれません。
モーツァルト MOZART 交響曲第40番ト短調K.550 SYMPHONIE Nr.40 G-moll K.550 I. Molto Allegro II. Andante III. Menuetto:Allegretto IV. Allegro assai 交響曲第25番ト短調K.183 SYMPHONIE Nr.25 G-moll K.183 I. Allegro con brio II.Andante III.Menuetto IV.Allegro 交響曲第40番 1952年5月18日、ウィーン ムジークフェラインザール 交響曲第25番 1956年7月26日、ザルツブルク祝祭劇場 ORF(オーストリア放送協会)放送用ライブ録音テープ使用(モノラル) Symphonie Nr.40 Recorded on 5/18/’52 Musikvereinsaal, Vienna Symphonie Nr.25 Recorded on 7/26/’56 Festspielhaus, Salzburg IN ZUSAMMENARBEIT MIT DEM O.R.F.
演奏は違うけれど ↓

Mozart Sympnony No.40 1st Mov.

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モーツァルト / 付随音楽『エジプト王タモス』 K.345

小学校4年生の時、交響曲第40番、41番で目覚めたモーツァルト。これが、積極的に音楽を聴くようになったきっかけです。
最初の数年間はモーツァルト一辺倒でした。他にもハイドンベートーヴェンも聴きましたが、とにかくモーツァルトでした。隔週で発行されるFMラジオの雑誌を買ってタイムテーブルを調べ、モーツァルトの曲が流れる番組は、ほぼ全てタイマー録音しました。120分テープ、2デッキで最大4時間の録音が可能でした。
今はカセットテープは使いませんが、小遣いをやりくりしてためた約1000本の恐らく4分の1ぐらいはモーツァルトではないでしょうか。
その中で、結構初期の頃にはまった曲が、T.F.v.ゲブラーおよびJ.テラソンの小説『セトス』のために作られた、付随音楽『エジプト王タモス』K.345です。
モーツァルトの、未完にして唯一の付随音楽です。ちなみに、歌劇付随音楽について、井上和男編著『クラシック音楽作品名辞典』(の古書)で調べてみると、

付随音楽

incidental music [英]:Gelegenheitsmusik・Inzidentalmusik [独]:musique de scne [仏]:musica di scena[伊]劇の間に挿入したり、台詞の背景に奏される目的で作曲された音楽。一般的には、前奏曲や間奏曲を含まない。

歌劇

opera[伊・英]:Oper[独]:opra[仏]16世紀末にフィレンツェのカメラータがギリシア演劇の復興として開発した形式で、初期バロック時代まではヴェネツィア楽派が主流であったが、後期バロックではナポリ楽派が興り、またフランスには宮廷バレエと結合した独自の様式も生れた。以来各国、各民族でさまざまな発展をとげ、楽劇という形も生まれ、現在でも西洋音楽の主要なジャンルとして生命を保ちつづけている。
とあります。何せ、ともかく劇につけた音楽です(^^;ゞ
この『エジプト王タモス』は1779年の作曲のようですから、モーツァルト20代前半の作品となります。「d-score モーツァルト 年譜」によると、同時期の作品としては
があり、中でも協奏交響曲変ホ長調 KV 364は大好きで、過去にも取り上げました。 この時期のモーツァルトは晩年とは違った魅力があると思います。
『エジプト王タモス』ですが、あまりメジャーではないのでしょうか? 調べてもあまり資料が見つかりませんでした。
でも非常に良い曲です!
声楽曲としては、レクイエムや歌劇『魔笛』『ドン・ジョヴァンニ』、器楽曲ではピアノ協奏曲第2024番、交響曲第2540番、弦楽五重奏曲第4番ト短調を思わせる充実ぶり、迫力は、若きモーツァルトの相当の意欲作ではないかと思わずにおれません。
これがその冒頭ですが、
Mozart – Thamos Ko”nig in A”gypten
以下のリンクで全曲試聴できます。2曲目や最後の曲は実に良いです!初期 CHILDREN OF BODOM がやっていてもおかしくない、かっこよさですe(゚д゚ )9!! (続きを読む…)

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