週末に向けて、思った以上に忙しくなりそうなので、
急遽、月曜日、昼に調べて、その日の夜、観に行きました。
ANVIL のドキュメント映画
『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』。
映画館 吉祥寺バウスシアターでは、
1800円のところ、月曜日1000円という、我ながらナイスな判断だったと思います。

感想。
非常に良かったです。感動しました!!
栄光も屈辱も共に味わい、希望と現実のはざ間で、
ファンや家族に愛され、呆れられながらも、夢を追い続けるリップスとロブの2人は、
非常に幸せそうに見えました。
それは、「これ以上落ちることはない。あったとしても、今の自分に満足している」という、
前向きな考えの表れだと思います。
何よりも、演奏をしているときの、リップスの表情は心底楽しそうで、
笑顔がこぼれ落ちるという表現がぴったりでした。
そしてそんなリップスを信頼するロブもまた、ANVIL を愛していることが伝わってきます。
やりたい音楽を演奏するミュージシャンと、
聴きたい音楽を聴きにきたオーディエンスが
ぶつかり合う場所がライヴ会場。
そのライヴ映像をうまく使った編集も感動を誘うもので、
特に最後のシーンは
DREAM THEATER の
『Score』
のボーナス映像を思い出しました。
メタルファンならば、ANVIL を称賛するミュージシャンの証言、
しかも、お馴染みの大物アーティストが次々と出てくるので、
それだけでも楽しめると思います。
そして、映っている人が着ているTシャツにも。
対照的な性格のリップスとロブの人間味あふれるドラマは、
メタルが好きでない人でも素直に惹かれるものがあると思いますし、
バントをやっている人はもちろん、
アーティストを支えたり応援している人、
また、芸術に限らず何かに一生懸命取り組んでいる人ならば、
必ずや、胸に熱いものがこみ上げてくるはずです。
良い曲を書いているだけではだめ。人と人とのつながりが大事。
どこで満足し、何を妥協するか、ということを知った。
という内容の言葉が印象に残りました。
そして何よりも、
30年間好きな音楽をやり続ける。
それだけでも偉大なことだと思いました。