サン=サーンス / チェロ協奏曲第1番イ短調

サン=サーンスといえば、「動物の謝肉祭」か「オルガン交響曲」ぐらいしか馴染みがなかったのですが、 ドヴォルザークのチェロ協奏曲とカップリングされていたので聴いて驚きました。 非常に名曲!だと思いました。 初めて聴いた時のインパクトは、ドヴォルザークのよりも強かったですねぇ。 出だしは一瞬、ヴェルディのレクイエム(怒りの日)か、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ『春』を変調したものかと思いましたしたが、いきなり良いですねぇ(´∀`) そして、オーケストレーションも素晴らしいし、チェロの音色の素晴らしさが堪能できる独奏パートも好きです。 第2、第3楽章と途切れなく演奏されるのが通例のようですが、その流れも良いと思います。 うっかりしていると、気づけば3つの楽章が終わっていた、ということも。 サン=サーンスは、名前からもお分かりの通りフランスの作曲家ですが、ドイツ人の曲かと思ったチェロ協奏曲第1番、非常に気に入りました。

Saint-Saens: Cello Concerto No. 1 (Part 1)

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サン=サーンス / 交響曲第3番『オルガン付き』、『動物の謝肉祭』他

 フランスの作曲家、サン=サーンスの、まさにベストな選曲の1枚。非常に美味しいアルバムです。
 2歳でピアノを弾き、3歳で作曲、10歳でバッハ、モーツァルト、ベートーヴェンの演奏会を開き、16歳ではじめての交響曲を書いたという神童サン=サーンス。自身が「この曲には私が注ぎ込める全てを注ぎ込んだ」と述べているのが交響曲第3番『オルガン付き』。これは彼の最高傑作であると同時に、古今の交響曲の中でも殊に優れた作品だと思います。
 ピアノ、オルガン、管弦楽が豪華に鳴り響き、力強く壮大な曲想は、バロック古典派ロマン派といった時代を超越し、まるで、ヘンデルモーツァルトベートーヴェンブラームスマーラーが合作で取り組んだかのような素晴らしさです。
 構成は2楽章編成で、それぞれが前半後半に分かれていますが、通常の4楽章形式の交響曲の、第1と第2楽章、第3と第4楽章を続けて演奏しているようなものです。  第1楽章前半はハードロックに編曲したらかっこよさそうな、演歌的メロディのする激しい曲、後半のアダージョはオルガンの響きに癒されます。第2楽章は一般的にも良く知られる名曲で、CMにも使われました。
第2楽章後半部分が使用されているCM
第2楽章(ダイジェスト)

 オルガンの響きが宗教的で、終結は大宇宙を感じさせる迫力です。
 サン=サーンスといえば、このオルガン・シンフォニーと同じくらいの名曲が、 (続きを読む…)

プーランク / オルガン、弦楽とティンパニーのための協奏曲 ト短調

 オネゲルミヨータイユフェールオーリックデュレと共にフランス6人組の一人として知られるプーランク。「モーツァルトの再来」とも「ガキ大将と聖職者が同居している」ともいわれた作曲家ですが、ある時は軽やかに、あるときは重々しく。これは「ダーク・サイド・オブ・プーランク」と言えるでしょう。オルガン、弦楽とティンパニーのための協奏曲、単に「オルガン協奏曲」と言われるときもあります。荘厳で重厚なオルガンの響きが非常に良いです。バロック音楽のようでもありますし、新古典主義に回帰したストラヴィンスキーを思わせるところもあります。
 序奏が終わった後のアレグロ・ジョコーソ-は非常にかっこいいですね! また、テンポ・デ・アレグロ部分は親しみやすさを感じ、好きなところです。
 この曲は、プーランクの中ではフルートソナタ田園のコンセールと同じくらい好きです。
 構成は単一楽章ですが、3つの楽章に分けることもあるようです。
●単一楽章の場合    (1)アンダンテ    (2)アレグロ・ジョコーソ    (3)スビート・アンダンテ・モデラート    (4)テンポ・アレグロ、モルト・アジタート    (5)レント    (6)テンポ・デ・アレグロ    (7)テンポ・イントロダクション.ラルゴ
●3楽章の場合    ・第1楽章 (序奏)アンダンテ(主部)アレグロ・ジョコーソ(ソナタ形式)    ・第2楽章 アンダンテ・モデラート(自由な3部形式)    ・第3楽章 アレグロ・モルト・アジタート-レント-アレグロ-ラルゴ

 単一楽章を7つのパートに分けたのがこれです。↓
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