いきものがかり / ライフ アルバム

 2008年2月13日リリース、いきものがかりメジャー2ndアルバムです。
「泣き笑いせつなポップ3人組」のキャッチフレーズのとおり、確かに、切ない気持ちにさせる曲が多いです。悲しいとか、さびしいとか、そういうのではなく……「懐かしい」でしょうか。アップテンポの曲なのに、胸にじ~んときて、なぜか涙腺が緩みそうになります。
 ストリングスとピアノのアレンジの良い曲にそれは顕著に感じますが、やはり吉岡聖恵のヴォーカルがそう感じさせるのだと思います。力みなく、素朴な透き通った高音で歌う親しみやすいメロディは、聴きやすく、心に残ります。aiko に憧れているとのことで、影響も感じられますが、どちらかというと aiko より吉岡聖恵のほうが好きですね。他にも(10)「ニセモノ」ではLOVE PSYCHEDELICOを感じさせます。
(2)「茜色の約束」(3)「夏空グラフィティ」(4)「青春ライン」はじめ、どれも捨て難いのですが、一番好きなのは、古風なタイトルの、
花は桜 君は美し

切ないけれど、力強いのが良いです。
 それと、アルバム中、唯一、異色な感じの(11)「東京猿物語」は面白い曲で、陰陽座がやっても、全然違和感ないだろうなぁと思いました。ああ、どっこいしょ♪
(8)「ちこくしちゃうよ」は、毎朝駅まで30分ほど自転車を走らせて通勤している者としては好きな曲です。サビのメロディが良いですね。
 スローバラードの(12)「月とあたしと冷蔵庫」はハーモニカとスライドギターが切なさに拍車をかけ、実質これがアルバムの最後を飾ります。
 最終トラックは、「茜色の約束」のアコースティック・バージョン。この曲の、印象的なサビのメロディって、無伴奏で歌うとなるとかなり難しそうですが、後半の独唱部分、ヴォーカルの上手さが際立っています。 (続きを読む…)

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