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グリーグ、シューマン / ピアノ協奏曲イ短調

 チャイコフスキーラフマニノフショパンリストベートーヴェンモーツァルト……優れたピアノ協奏曲を書き残している巨匠達ですが、これも忘れることは出来ません。というか、第1楽章冒頭は余りにも有名です。(小さくてすみません)
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グリーグ:ピアノ協奏曲イ短調
第1楽章
グリーグ:ピアノ協奏曲
第2楽章
グリーグ:ピアノ協奏曲
第3楽章
グリーグ:ピアノ協奏曲

 陳腐な表現ですが、聴いていて、ノルウェーフィヨルドの情景が目に浮かぶようです。ピアノの音(音質ではなく曲調)が、まるで氷塊のぶつかり合うような、透明感ある響きで、空気が引き締まる感じがします。厳しい大自然の中で、人間の手に汚されていない美しさを発見するような感動を覚えずにおれません。
 グリーグは、この協奏曲にしても『ペールギュント』にしても、いかにも「北欧!」という感じで好きな作曲家です。


 話はそれますが、実は、これと同じくらい好きなグリーグの曲があります。「チェロ・ソナタ イ短調 op.36」なのですが、どうやらあまり有名ではないようです。15年くらいCDを探しているのですが、なかなか見つかりません。仕方なしに中学生の時にラジオから録音したカセットテープで聴くしかないのですが……とにかくグリーグは北欧のアーティストの中ではシベリウスと並んで独特の魅力を感じる一人です。


シューマン:
ピアノ協奏曲イ短調



第1楽章前半
シューマン:ピアノ協奏曲




第1楽章後半~
第2楽章前半
シューマン:ピアノ協奏曲




第2楽章後半~
第3楽章前半
シューマン:ピアノ協奏曲




第3楽章後半
シューマン:ピアノ協奏曲


 カップリングされているシューマンの協奏曲も美旋律が心地良いですが、グリーグとは違ってより内面的な、人間の感情をロマンティックに描き出したもののように聴こえます。初演は奥さんのクララ・シューマン、曲そのものは友人のフェルディナント・ヒルラーという人に献呈されたようですが、いかにも「愛する妻のために書きました」という感じですね。


 初めて聴いたとき、協奏曲というよりは、ピアノ付き交響曲のような印象を受けたのですが、第1楽章は当初「ピアノとオーケストラのための幻想曲イ短調」として書かれたようです。その後、第2、3楽章が書き加えられ、現在残っている協奏曲として完成しました。






 上のグリーグが、凛として緊張感に満ちた曲とするならば、このシューマンは、甘く幸福感漂う作品、といったところでしょうか。






Links:
グリーグのピアノ協奏曲第2番
日々雑録 または 魔法の竪琴
グリーグ  ピアノ協奏曲 イ短調 作品16
白亜森音楽雑感+
鴨東記
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Track List
グリーグ:ピアノ協奏曲 イ短調 作品16
(1)第1楽章:アレグロ・モルト・モデラート
(2)第2楽章:アダージョ
(3)第3楽章:アレグロ・モデラート・モルト・エ・マルカート-クワジ・プレスト-アンダンテ・マエストーソ


サー・クリフォード・カーゾン(ピアノ)
ロンドン交響楽団
指揮:エイヴィン・フィエルスタード




シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 作品54
(4)第1楽章:アレグロ・アフェットゥオーソ
(5)第2楽章:インテルメッツォ(アンダンティーノ・グラツィオーソ)
(6)第3楽章:アレグロ・ヴィヴァーチェ


フリードリッヒ・グルダ(ピアノ)
ウィーンフィルハーモニー管弦楽団
指揮:フォルクマール・アンドレア

つぶやくどうぞ twitter に引用しちゃってください(^^)ノ
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