BAD MOON RISING ~ Bad Moon Rising

 元 LION のカル・スワン(vo)とダグ・アルドリッチ(g)のバンド、BAD MOON RISING ですが、2ndは「悪くはないが……」という出来で、3rdはまだ聴いていません。しかし、この1stは、非常に良いアルバムだと思います。「名盤!」という認識も、あながち大袈裟ではないと言えるでしょう。
 1曲目、出だしの「♪Woo, ~yeahhh !」から、カルのヴォーカルが好きな方にはたまらないでしょう。単なる「♪ウゥゥゥ~イェェ~!」なのですが、それだけでファンを魅了させる説得力というか、気迫、気合が感じられるのです。思わずボリュームを上げたくなってしまいます。  そして、良質なブリティッシュ・ロックの2曲目、バラードの3曲目を経た4曲目「Full Moon Fever」。これは初めて聴いたとき、あまりのかっこ良さに、全身鳥肌が立ちました。メロディアスなリズムギターと熱いヴォーカル、華麗なリードギターのソロに全身の血液が逆流するかのような興奮を覚えました。次の⑤「Lie Down」も同様です。シブカッコイイです。  ところが、ところが、名曲はこれだけにあらず、次なる⑥「Old Flames」に至っては、究極のバラードと言っても過言ではないと思っています。もはや、WHITE SNAKE の某曲に似ていようがいまいが関係ありません。良い曲に間違いありません。  アルバムの後半も、カルのヴォーカル、ダグのギターを十分に堪能でき、ラストの⑩「Wayward Son」で感動的に終わるまで、捨て曲は一切ありません。
 これだけの素晴らしい1stを出していながら、その後の低迷振りはなんとも悲しい限りです。ダグは、DIO や WHITE SNAKE で頑張っていますが、このアルバムにはかないません。そしてカルは今ごろ何をやっているのでしょうか。「器用貧乏」という言葉が2人に似合うとするならば、何とも惜しい限りです・・・。
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鮫島有美子 ~ 愛唱歌集

 日本人のソプラノ歌手といってまず思いつくのは島田祐子さん、佐藤しのぶさん、そしてこの鮫島有美子さんの3人ですが、実はそれ以外にあまり知らないというのが正直なところです。 (^^;ゞ
 あ、最近NHKのトップランナーで知った森麻季さんも良いですね。
 で、鮫島さんですが、ディスコグラフィーを見ると日本の歌のCDをたくさん出しておられるところに何とも親しみがもてます。この「愛唱歌集」は、5枚組みになっており、有名な曲はほぼ網羅されている感じです(あくまでも“愛唱歌”ということで、シューベルト他、海外の曲もありますが)。最近、平井堅さんが流行らせた「大きな古時計」ももちろん入っています。
 以前仕事で日系ブラジル人向けのコンテンツを作るために、BGMを調べていたとき、図書館で見つけ、借りました。「椰子の実」「早春賦」「浜辺の歌」「この道」「雪の降る町を」「朧月夜」……など、小学校の頃歌ったのを思い出します。これらは皆、非常に好きな曲です。特に「この道」は日本の歌曲の中で、屈指の名曲だと思います。ブラジルの日本人に聴かせたら涙を流していましたが、分かる気がします。
「エメロンちゃん」という愛称で親しまれていたそうですが、美しい黒髪と同時に、日本の心を歌で後世に残していってもらいたいと思いました。最近ではJ-POPも手がけているマーティ・フリードマンと共演したら面白そうな、なんて思うのは私だけでしょうか。

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HYDE ~ Roentgen

 ENGLISH versionLimited Edition がありますが、自分の持っているのは通常版です。しかしこの充実の内容なら ENGLISH version で持っておりたい、と思わされます。
 というのも、これが非常にカッコイイのです!女性ファンならずとも、惚れてしまう人は少なくないと思います。アコースティックギターとヴォーカルを中心に、キーボードやサックス、アコーディオン、ヴァイオリンなど、バンドの枠を越えて様々な楽器が絡んできます。時には壮大なオーケストレーションも施さて、自由な音楽を演っており、ラルクとは違った一面を垣間見ることが出来ます。しかし同時に、やっぱりラルクだ、という安心感に近いものもあります。つまりラルク=HYDEの声なんでしょうか。もちろん楽曲の良さが大前提ですが。
 最初、彼の声はか弱いイメージがあって抵抗があったのですが、改めて聞くと非常に上手いと思います。ラルクのアルバムを順番に聞いてゆくと、成長の過程がよく分かる気がします。ルックス良し、歌良し、曲良し、で天は二物を与え・・・あ、背がアレでしたっけ?まあ、そんなことはこの際どうでも良いです。作品が素晴らしければ。

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