PRETTY MAIDS / Pandemonium

PRETTY MAIDS - Pandemonium


2年前の新譜。

PRETTY MAIDSは『SIN-DECADE』『OFFSIDE』以降はあまり胸を打つものがなく、正直、過去のバンドになってしまっていた感があり、そもそも2010年にアルバムを出した時は「あ、まだ活動していたんだ」と思った程です。スウェーデン、フィンランド、ノルウェイに比べ、どうしてもデンマークはメタル後進国のようなイメージもありました。

しかし「プリティ・メイズの新譜は良いよ」という人が多くいて、ずっと気にはなっていたのです。

そして2年経ち、遅ればせながらようやく聴く機会を得て、これはびっくり!
噂に違わぬ初期を彷彿とさせる名曲揃いで、実に良いではありませんか!

決して過去の焼き直しではなく、螺旋階段を1回りして一段高みに上がったような見事な原点回帰。「一体彼らに何があったんだ!」と思わせるほどの嬉しい誤算です。古典的な北欧のヘヴィ・メタルを普通にやっているだけなのに、すごく新鮮に聴こえます。これがベテランの貫禄というものでしょうか。自分の中ではPRETTY MAIDSは「若手」というイメージが強かったですが、気づけばこれがスタジオ12枚目なんですね。『RED, HOT AND HEAVY』から『SIN-DECADE』の初期4枚の良い所を、現在の彼らがまとめあげた集大成のような印象すら受けます。


1stで使われた「カルミナ・ブラーナ」になりそうな雰囲気のイントロから始まる1曲目「Pandemonium」。キーボードが出て来た瞬間に名曲を予感し、ギターが入ってガッツポーズ、ロニー・アトキンスの気合いの入ったかすれ声で驚きました。これはかっこいい!

Pretty Maids – Pandemonium


http://www.youtube.com/watch?v=wtlV87cG084

この曲だけで十分満足ですが、続く2曲目「I.N.V.U.」のイントロがまた聴き手を引きつける!まるでSKID ROWの「18 and Life」をIRON MAIDEN風にしたかのようです。

動画を探してみたら、 (続きを読む…)

ロンドンの思い出(11) – High Voltage Festival(1)

前回、なんとかチケット(リストバンド)を発行してもらい、入場ゲートに戻ると、すでに長蛇の列。最後尾は100mくらい先でした。

フェス会場は大変広かったですが、パーク全体からするとその一部分で、外側では少年サッカーの練習が行われていました。その風景自体は日本でもよく見かけますが、子供のサッカーからでも「英国」の空気を感じることができました。



待っている最中、次々とメタルTシャツを着た人が後ろに並んでくるので、飽きることがありません。業務用カメラとマイクを持った人が撮影していたので、何かのドキュメント映像が出来るのでしょう。

そして、ボディチェックを受けて、いよいよ入場です!


(続きを読む…)

Filed under: ★紀行  タグ: , , , , , , , , , , ,   charlie432 00:00  Comments (0)

SYMPHONY X / Iconoclast



期待通りの素晴らしい作品!!(ただしスルメ盤)
だと思いました。

ジャケット(↑)は、左が外盤通常盤または日本盤2枚組、右が外盤デラックス・エディション。最初は前者の方が好きでしたが最近はシンプルな方が好みかも?

トラックリストは外盤通常盤が
  1. Iconoclast
  2. The End of Innocence
  3. Dehumanized
  4. Bastards of the Machine
  5. Heretic
  6. Children of a Faceless God
  7. Electric Messiah
  8. Prometheus (I Am Alive)
  9. When All Is Lost
日本盤2枚組と外盤デラックス・エディションが
CD 1:
  1. Iconoclast
  2. The End of Innocence
  3. Dehumanized
  4. Bastards of the Machine
  5. Heretic
  6. Children of a Faceless God
  7. When All Is Lost


CD 2:
  1. Electric Messiah
  2. Prometheus (I Am Alive)
  3. Light Up the Night
  4. The Lords of Chaos
  5. Reign in Madness
なので、2枚組が断然オススメ!の充実の内容。

特に、CD 2 でしか聴けないこの曲↓は、やや新境地的な感触でお気に入りの1曲です。

Symphony X – Reign In Madness


http://www.youtube.com/watch?v=OQQ025U8x4A



最初にスルメ盤と書きましたが、初めて聴いたときは正直、前作『Paradise Lost』に比べると若干つまらないかと思いました。しかし、演奏が非常に素晴らしいので繰り返し聴いていたら3回目くらいから良くなってきました。DREAM THEATER の新曲よりもこのアルバムの方にはまってしまうくらいに。ま、DT のは YouTube 音源なので仕方がないのですが。


『Paradise Lost』『V:The New Mythology Suite』のような聴き易さや『The Divine Wings Of Tragedy』のような多様性はないかもしれませんが、ただひたすらに、とにかくカッコいいです。豪快な横綱相撲を見せられたようで、気分が良いです。



特に好きなのがヴォーカル。



藤木昌夫氏のライナーに
SYMPHONY X サウンドの大きな個性の一つとなっているのがラッセル・アレンのヴォーカルだ。同業ミュージシャンたちからも賛辞を送られることの多い彼のワイルドな歌声が、今やこのバンドには不可欠な要素と言えるだろう。本作では、昨年他界したロニー・ジェイムズ・ディオへのトリビュートの意味も込めて、ディオ風の歌唱も取り入れているということで、ディオのファンであればそのあたりも興味深く聴いてもらえるはずである。
とある通り、ラッセル・アレンの歌唱力はほぼディオの領域と思わずにおれません。「Children of a Faceless God」では RAINBOW の「Gates of Babylon」のフレーズに似たヴォーカルが出てきたり、「The Lords of Chaos」ではDIO風を通り越して「マイケル・ロメオが DIO に入った?」と錯覚してしまいました。

そして、アルバムのコンセプトを締めくくっていると思われる「When All Is Lost」はいつもながらドラマチックで素晴らしいです。7拍子のメロディを奏でるキーボードは「Accolade II」を思い起こさせ、バラード風なヴォーカルは「Candlelight Fantasia」に通じるものを感じます。

Symphony X – When All Is Lost


http://www.youtube.com/watch?v=rw4SdGv5UzI



長らく来日していない SYMPHONY X ですが、是非とも直接観てみたいアーティストの1つです。


    2012年5月
    « 4月    
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    28293031