ガリレオ(福山雅治、柴咲コウ:主演、東野圭吾:原作)

ガリレオ フジテレビ ガリレオ
福山雅治 柴咲コウ など出演
◇ ◆ ◇
【原作】
東野圭吾
探偵ガリレオ 『探偵ガリレオ』
予知夢 『予知夢』
 直木賞受賞作家の原作を、美男美女が演じる月9ドラマ『ガリレオ』。東野圭吾さんの『探偵ガリレオ』『予知夢』が元になっています。
 初回放送を見た後、しばらく慌しかったので、先日まとめて第4回まで録画したものを見ました。どれも視聴率20%を超える人気ぶりですが、原作者と出演者の顔ぶれを見れば当然の結果といったところでしょうか。東野圭吾さんの作品はまだ、『白夜行』『容疑者Xの献身』『赤い指』『手紙』しか読んだことがありませんが、今や押しも押されもせぬ人気作家の一人と言えると思います。書店に行ったら一つのコーナーが設けられているところも多いですし。
 工学部出身の作家だけあって、東野作品には科学的トリックが随所に仕掛けられており、そこが面白味の一つです。さらに今回はそれが映像化されることにより、原作だけでは味わえない新たな楽しみがあります。学生時代、実験レポートに苦しんだのが思い出されますが、まあ、それは過ぎし日の思い出として、、、 ┐(^。^)┌
 湯川教授を福山雅治さんが演じているところは意外とハマリ役だと思います。事件解決の糸口をひらめいた時、あたりかまわず数式を殴り書くパフォーマンスは、普通の人がやると失笑ものですが、福山雅治さんがやると違和感なくカッコイイんですよね、これが。今後、理系志望の中・高生も増えるかも?と思ってしまいます。といっても現場の現実は、、、 (゚艸゚)
 常に冷静沈着、論理的な湯川教授と、感情的な熱血刑事・内海刑事(柴咲コウさん)とのやり取りも見どころで、視聴者の期待するように恋愛関係へ進展するか、目が離せません。
 そして、主題歌。作詞・作曲・プロデュース・ギター・バックヴォーカルを福山雅治さんが手掛け、柴咲コウさんがメインヴォーカルというKOH+「KISSして」はなかなか良い曲です。ヴォーカルが上手いが何よりも良いです。
 『容疑者Xの献身』映画化の序章にあたるこの作品、今後の活躍に期待大です。
 ちなみに、黒板に大きく書いてあった「円端具流」の文字、四字熟語かと思ったら「エンタングルメント」のことだったんですね。量子論の授業はほとんど理解していませんでしたので、言葉すら忘れていました(^。^;ゞ

第1回番組冒頭 + 「KISSして」
KOH+ KISSして

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JASON BECKER ~ Perspective

Perspective
 ジャケットに2種類あるようですが、私の持っているのは左の写真のものです。(→ちょっと拡大
“悲運のギタリスト”としてまず思い浮かぶ Jason Becker ですが、筋萎縮性側索硬化症に冒され闘病生活を送りながら、なおも音楽活動を続けているところに、感動を禁じえません。たとえ身体が動かず、言葉を発することが出来なくても、衰えぬ創作意欲にただただ脱帽です。自分は五体満足であることを感謝せずにおれません。
 さて、そんな彼の状況を知るまでもなく、このアルバムは感動的です。アフリカ風、和風、カントリー、ブルース、クラシック……色々な音楽的要素が詰まっており、文部科学省推奨の教科書に載せてほしいと思うほどです。ギタリストとしてではなく、音楽家 Jason Becker の才能を堪能できると思います。  特に、②「Rain」~③「End of the Beginning」~④「Higher」あたりの流れは素晴らしく、中でも「End of the Beginning」(←本当はこれより感動的な11分47秒)には涙せずにおれません。また、続く「Higher」なんて、人間の作ったものとは思えない崇高さを感じます。
 楽器を演らない人が聴いても、充分、心動かされることでしょう。こういう、才能のある人が華やかに活動できないという現実に、皮肉なものを感じてしまいます。


(参考) 白樺樹林 きままな音楽 なうおんせぇる。 空パパの戯言 I cannot be with you Poser Patrol~HEAVY METAL MANIACS(爆笑) JASON BECKER BIOGRAPHY The Rock University このCDを買え! JASON BECKERについて語れ! 全発言

Filed under: JASON BECKER  タグ: , , , , , , , , , , , , , ,   charlie432 00:00  Comments (4)

アーシュラ・K.ル=グウィン ~ ゲド戦記

ゲド戦記1 I  影との戦い
ゲド戦記2 II こわれた腕環
ゲド戦記3 III さいはての島へ
ゲド戦記4 IV 帰還
ゲド戦記5 V アースシーの風
 一般には児童文学とされている『ゲド戦記』ですが、大人でも相当の集中力をもって読まないと、読破できないのではないかと思いました。自分は、理解不足のところが多いので、読解力が小学生レベルなのでしょうか。巻末の対象年齢には小学5年生以上と書いてありましたので…… (-。-)
 最初の3巻が、1巻目冒頭に「エアの創造」と記された、
Only in silence the word, only in dark the light, only in dying life : bright the hawk’s flight on the empty sky.
ことばは沈黙に 光は闇に 生は死の中にこそあるものなれ 飛翔せるタカの 虚空にこそ輝けるごとくに

を主題として書かれています。「アースシー」という、ファンタジーの世界にドップリはまれば、面白く読むことが出来ると思います。
 邦題は『ゲド戦記』ですが、ゲドが実質的に主役として活躍するのは1巻目の「影との戦い」のみと言えるでしょう。それ以降は、アレンやテナー、テルーなどが中心となって話が進んでゆきます。ゲドは1巻目で、すでにひどく傷つき、話が進むにつれ、どんどん力を失ってゆきます。やがては、平穏に家庭を守る一人の平凡な人間のように描かれてゆきますが、これがフェミニストのル=グウィンさんの理想の男性像なのだろうか、とも思いました。
 最初の4巻を清水真砂子さんの訳で、「アースシーの風(The Other Wind)」を原文で読んだのですが、とても児童文学とは思えない、奥深さ、難解さを感じました。「生と死」「若と老」「男と女」「静と動」「均衡と不均衡」など様々に考えさせられました。
 啓蒙的な色合いが強いと思います。たとえば、第1巻『影との戦い』では、ロークの学院で勉強中の少年ゲドは、自分の力を見せつけるために、学院で禁止されていた、死者を呼び戻す魔法を使ってしまいます。その結果、死者の霊と共に「影」なるものをも呼び出してしまい、その影に脅かされることとなります。やがて師匠オジオンの助言により、勇気をもってその影と対峙することになるのですが、「影」とは一体何か、「生と死」について考えさせられました。  生死といえば、5巻目「アースシーの風」で、先立たれた妻が毎晩夢の中で現れてくるまじない師の苦悩が描かれていたのも印象的でした。  また、全編通じて、この作品ではあまり魔法が使われていないように感じました。魔法とは(現実世界に譬えるなら、科学技術に当たるのでしょうか)、あくまでも公益に使うべきであり、私利私欲のためにつかうと大きなしっぺ返しがやってくるぞ、という暗示なのかもしれません。

 宮崎吾朗さんの映画は賛否あるようですが、観ていないのでよく分かりません。
 ところで、「アースシーの風」の装丁は、まるで YNGWIE MALMSTEENSTRATOVARIUS を合わせたようですね。RHAPSODY でもよいですが、、、


(参考) 『ゲド戦記1 影との戦い』 ル=グウィン 『ゲド戦記2 こわれた腕環』 ル=グウィン とにかく・・・笑っとけ!日記 晴読雨読ときどき韓国語 帰還─ゲド戦記4─ アーシュラ・K. ル・グウィン(清水 真砂子訳) BLUEPIXY日記 「ゲド戦記 帰還」 ル=グウィン 清水真砂子訳 帰還 ゲド戦記 最後の書 『ゲド戦記5 アースシーの風』 ここから アースシーの風─ゲド戦記5─ アーシュラ・K. ル・グウィン(清水 真砂子訳) 「ゲド戦記Ⅴ―アースシーの風―」 [本]ゲド戦記Ⅰ影との戦い・ゲド戦記Ⅱこわれた腕輪 [本]ゲド戦記(続き) 岩波書店児童書編集部だより ゲド戦記Wiki

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