SOUL II SOUL ~ Keep on Movin’

 15年ほど前、高校生の時にラジオで聴いた「Keep on Movin’」を目的に買ったアルバムです。当時、HR/HMかクラシックしか知らず、ヒップ・ホップとかレゲエなどとは縁の薄かった私にとって、衝撃的ともいえる感動を与えてくれました。非常に良いです。ヴォーカル、ピアノ、ベース、ストリングス、パーカッション、その他……どれをとっても非の打ち所がない出来栄え、と言ったら褒めすぎでしょうか。楽器の使い方、多彩な曲風に飽きが来ることがありません。深夜にBGMとして流しておくと、都会風田舎(田舎風都会?)のムードの中、仕事がはかどりそうです。人間の本能的リズム感を心地よく刺激するアルバムだと思います。
 ⑤「African Dance」と⑥「Dance」で使われているのはフルートでしょうか。まるでJETHRO TULLのような趣でありながら、曲名どおりアフリカっぽい感じが出ていて素晴らしいです。  お気に入りは、あえて選ぶとすれば①「Keep on Movin’」、⑤「African Dance」、⑧「Happiness」でしょうか。
Soul II Soul – Keep On Movin’ (Full Version)


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NHK ~ サラリーマンNEO

「サラリーマン」という言葉はあまり好きではないのですが、この番組、いつの間にか録画してまで見るようになってしまいました。最初は「NHKのお笑い系?」と半ば小バカにしていたのですが、面白いというよりも共感するところがたくさんあって、毎週楽しみに見ています。30分間というのが手ごろな長さなんでしょうね。  上司、部下、新入社員、万年ヒラ社員さん、OLさん、派遣さん……その他サラリーマンをとりまく家族や恋人など、そこに生ずる、微妙な人間関係、立場の違いによる見解の相違などを、巧みなコントで綴っています。あぁ、こういうので癒される自分って、やっぱり典型的サラリーマンなのかな、などと思ってしまいました。……・・・・・( ̄. ̄)
 特に注目したいのがBGM・効果音で、結構パンキッシュなものから泣き泣き系のロックまで、効果的に使われており、親近感が湧きます。HPで使用曲が公開されているのも親切です。「セクスィー部長」の「パリの散歩道ゲイリー・ムーア)」にはたくさんの問い合わせがあったとか。オープニングの曲は DEAD KENNEDYSHoliday In Cambodia のギターリフのもじりかと思ったら FATBOY SLIMSlash Dot Dash という曲だそうで、(有名なようですが)知りませんでした[emoji:e-455]
 で、6月12日放送のロックバーの紹介で、一般のサラリーマンが、パープルの「Burn」やガンズの「Welcome To The Jungle」を演っているのをみて興奮してしまいました。“メニュー”から「U2」「UFO」「URAIH HEEP」「VAN HALEN」などの文字が見えたときは、それまで風邪で寝込んでいたのを忘れ、思わず飛び起きてしまいましたよ[emoji:e-440]
no fun no life
東京 南青山 路地裏の階段をおりると 大人が少年にかえる場所がありました このお店には ロックを愛し求める サラリーマン達がやってくる
ロックの名曲を 自分がやりたいパートで参加できる 名付けて “ミュージック・シミュレーションバー”
200以上あるリストの中から曲を選び 自分のパートを書き込めば そこはもう あなたのステージ
お店のバンドメンバーがいるので 一人でも参加OK!
通信会社の部長さん(42)登場! ニックネームは ソウル太郎 特技はカラオケで人を涙させる事
お次はIT企業のマネージャー(38) 奥さん同伴で来る常連さん 昔はプロを目指していました
この日は千葉から 社会人サークルの面々がご来店 休日は地元のイベントで演奏しています 選曲はビートルズの名曲 「サムシング」 ですが… 少々練習不足のようです
大人になり 責任も ストレスも 体重も 増えたけど ロックは 変わらず 自分を励ましてくれる
気持ちいいですね ここで演奏すると やっぱりスカっとしますね
いやぁ メッチャ楽しいですね 本当に 最高です
自分が子どもに戻れる場所ですね ロックをやって昔に戻って 自分ってあんまり変わっていないんだなって 認識する場所ですね

ボブ・ディランは言った 「やらなきゃいけない事を やるだけさ」
no fun no life
 そしてその後、アンジェラ・アキに続き、ウルフルズのテーマ曲で終わるあたり、やんちゃなサラリーマン向けの番組といえるのではないでしょうか。
 あ、で、肝心なコントの方は、ネタというより出演者の演技力が魅力的なのではないかと思います(演劇とか、よく分かりませんが、素人感覚で)。

レスピーギ ~ リュートのための古風な舞曲とアリア(全曲)、鳥

 レスピーギの作品では、交響詩『ローマの噴水』『ローマの松』『ローマの祭』に次いで有名なのがこの『リュートのための古風な舞曲とアリア』、とりわけ第3組曲でしょう。“古風な”とあるように、16、17世紀のリュート曲をオーケストラ(正確には第1、2組曲は管弦楽曲、第3組曲は弦楽合奏曲)に編曲したものです。井上和男氏編著の『クラシック音楽作品名辞典』(三省堂)でしっかりジャンルの区別がなされているのを見て気づきました。  管弦楽曲である第1、2組曲は、金管楽器が結構活躍しており、静と動、緩と急、歓喜と哀愁の対比が見事です。その中で、たとえば第2組曲4曲目「ベルガマスカ」などは、ヘンデルとモーツァルトの良いところをあわせたようで、軽快なリズムに思わず体が動かされてしまいます。なるほどこれが舞曲というものかと思いました。  有名な第3組曲は、全体を通して何となく悲しげで、上品で甘美な旋律にあふれています。つのだじろうさんの弟で、つのだ☆ひろさんの兄であるつのだたかしさんの演奏によるテレビCMで有名になったようですが、そうでなくともこの曲は多くの人に愛される要素を多分に含んでいると思います。
 ネヴィル・マリナー指揮、ロスアンゼルス室内管弦楽団の演奏ですが、私の持っているCDには組曲『鳥』が含まれます。ボッティチェルリの絵を使った、非常に似たジャケットのCDもあるようですが、これは『リュートのための~』のみの収録なので、得した気分です。ちなみに、レスピーギは『ボッティチェルリの3枚の絵』で、そのものずばり「春」「東方の三博士たちの礼拝」「ヴィーナスの誕生」という曲を書いていますが、その曲のCDで、ボッティチェルリの絵が使われているものを見たことがありません。なぜでしょうか?グーグルで画像検索してもなかなか見つからないのもおかしな話です。
 さて、『鳥』ですが、サン・サーンス『動物の謝肉祭』程ではないにしても、いかにも鳥らしい雰囲気の曲になっています。終曲の「かっこう」は、出だしがメルヘンチックな感じがします。最後、前奏曲のモチーフで終わるのが感動的です。ただ、これもパスクィーニ、ガロー、ラモー、その他不明のクラウザン曲より編曲されたものだとか、、、。
 
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