★゜・。。・゜゜・。。・゜☆ 2007年06月26日 ☆゜・。。・゜゜・。。・゜★
ブラームス ~ 弦楽六重奏曲
弦楽六重奏曲という編成の曲はあまり聴いたことがありませんが、ブラームスの第1番変ロ長調op.18は非常に有名だと思います。特に第2楽章は、フランス映画『恋人たち』(ルイ・マル監督)で使われたそうですが、他の楽章も一度はどこかで耳にしたことがある、という人も多いのではないでしょうか。
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロがそれぞれ2人ずついるので、室内楽ながらも音に厚みがあり、弦楽四重奏曲とは違った味わいがあります。ヴァイオリン同士、あるいはヴァイオリンとヴィオラの織り成すハーモニーは旋律の美しさを一層引き立てていると思います。ツインギター擁するバンドのギターソロが好きな人には気に入られるかもしれません。中音域のヴィオラが主旋律を奏でるところも、聞いていて心地よいです。
第2番ト長調op.36は、第1番の5年後の1865年に完成させていますが、着想から10年かかったようです。その間、恋人アガーテ・フォン・ジーボルトとの別れがあり、第1楽章の中でA-G-A-D-H-E(DはTの音名化)を3回繰り返すというアガーテ音型が登場するあたりに、様々な憶測が飛び交っているようですが、それを抜きにしても美しい旋律は、いかにもブラームスらしい上品さを漂わせています。ただ、第1番ほど大衆性がなく、やや退屈に思えるところも、ないこともないかもしれませんが、繰り返し聴いているうちにその良さがジワジワ~っと分かってくるような、深みのある作品かと思います。
写真のCDは、コチアン四重奏団と、スメタナ四重奏団のメンバー(ミラン・シュカンパ[第2ヴィオラ]とアントニーン・コホウト[第2チェロ])による演奏ですが、詳細について、ライナーより以下の記述を引用しておきます。
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写真のCDは、コチアン四重奏団と、スメタナ四重奏団のメンバー(ミラン・シュカンパ[第2ヴィオラ]とアントニーン・コホウト[第2チェロ])による演奏ですが、詳細について、ライナーより以下の記述を引用しておきます。
コチアン四重奏団
コチアン四重奏団は、1972年スメタナ四重奏団のメンバーであるアントニーン・コホウトの指導の下に結成された。1976年よりプラハの春に定期的に出演。1981年にチェコ・フィル賞を受賞し、82年より日本コロムビア(デンオン)のCDに録音を進めている。チェコのみならず、世界17か国で演奏会を開き好評を博すなど、内外ともに成功をおさめている。87年から、チェコ・フィルハーモニー協会の室内アンサンブルの地位にもついている。
ミラン・シュカンパ
音楽学博士の称号をもつシュカンパは、1928年6月4日の生まれで、もともとはヴァイオリニストだったが、1956年にスメタナ四重奏団の招きを受諾してヴィオラに持ちかえた。そして、スメタナ四重奏団に加入するや、シュカンパはその持前の並はずれて熱心な研究と几帳面さをかたむけて、スメタナ四重奏団の演奏活動を間断なくつづけてきた。
アントニーン・コホウト
1919年12月12日、ボヘミアのリュブネに生まれる。スメタナ四重奏団の創立者であり、チェリストである。その最初期から今日におよぶまで、終始一貫して、スメタナ四重奏団のすべての活動を統率し、原動力となってきた人である。
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