DREAM THEATER / Chaos in Motion [DVD Disc 2:BEHIND THE CHAOS ON THE ROAD]

[Disc 2]
BEHIND THE CHAOS ON THE ROAD (a 90-minute Behind-The-Scenes Documentary)

of
Chaos in Motion 2007-2008 (2DVD+3CD)
Chaos in Motion
  • BEHIND THE CHAOS ON THE ROAD
    • Pt.1 The Band
    • Pt.2 The Crew
    • Pt.3 The Pre-Show
    • Pt.4 The Show

  • PROMO VIDEOS
    • Constant Motion
    • Forsaken
    • Forsaken (In Studio)
    • The Dark Eternal Night (In Studio)

  • LIVE SCREEN PROJECTION FILMS
    • The Dark Eternal Night (N.A.D.S.)
    • The Ministry Of Lost Souls
    • In The Presence Of Enemies Pt.2

  • MP STAGE TOUR

  • MP BACKSTAGE TOUR

  • PHOTO GALLERY


Chaos in Motion の DVD Disc1 は、こちらでも書いたとおり、ライヴ自体は素晴らしいステージですが、映像作品としては『Live at Budokan』『Score』のような完成度を期待すると少し残念な編集でした。
一方、ドキュメント映像のこの Disc2 は、ファンならかなり楽しめる内容だと思います。
まず感心させられたのは、メンバー全員がすごく家庭を大事にしている事です。長期間家族と離れ離れとなるようなツアー計画は建てず、家族の前では務めて家庭的に振舞っているようです。 ステージ上では一流プレイヤー、プライベートではイケメンならぬ、育児に積極的なイクメン・パパ。マイク・ポートノイの言うように、メンバー全員が離婚せずに良好な家庭関係を続けているバンドは珍しいかも知れません。
次に、「5 guys, 5 different personalities(5人の男 5つの違う性格)」と題して、メンバー同士がお互いを紹介する場面。
中でも面白かったのは、ジョン・マイアングに対して。マイキーとマイアングは知り合って22年だそうですが、未だに「ジョン・マイアングは謎なんだ」とのこと。我々からすれば、全く正反対の性格の二人がどのように付き合っているか興味深いところですが、やはり「謎」の人物がマイアングみたいです。物静かな性格はメンバーもファンも周知の事実で、
彼が自分のスペース、自分のプライバシーが好きなんだと理解して、年を取るにつれて自分もそのような部分が出てきていると分かった。(中略)物静かな人だけど、このバンドのケミストリーには重要なんだ。
彼はじっくり考えるような人で、とても献身的だ。
彼は卓越したベースプレイヤーだけでなく、彼とは相性がよく、ずっと昔からそれは始まっている。音楽的に、お互いやお互いの考え方を理解している。しゃべらなくても何処へ向かいたいか分かる。最高だよ。
ジョン・マイアングは非常に深い人で、普段は物静かだけど、知り合うとよく喋るようになるので面白いんだ。俺が知っている中で最も関心を引く人だよ。(中略)魅力的な人達がいるバンドに入れて俺は満足している。
メンバーからも絶大なる信頼と尊敬を集めているようです。
武道館ではドラム席でベースを弾いていた一幕がありましたが、他のステージでの同様な映像も収録されていました。

また、ジョーダン・ルーデスの才能は非常に卓越しており、DREAM THEATER での彼の仕事は、ほんの氷山の一角にすぎないであろうことが、メンバーの証言から推測されます。彼のサイトは遊び心にあふれ、楽しいです → Jordan Rudess.comKEYBOARD WIZARD.NET


本DVDでは、ツアースタッフの紹介もされており、これがまた非常に優秀な人ばかりだと関心させられ、見ごたえがありました。
マネージャー(ベビーシッターもやる!)はじめ、照明、音響、映像、各楽器のテクニシャン、エンジニア、会場設営、バスの運転手、ケータリング、マーチャンダイズ、、、かなり大所帯ですが、皆、プロ意識が高く、すごく仲がよさそうです。
一人一人が自分の「やるべきこと」をしっかり認識して、責任を持ってそれを遂行しているのが分かります。ステージ上でのハプニング、楽器のトラブル、ツアー中の諸問題に迅速に対処し、バンドを支えています。
お互いを信頼しあうチームワーク、結束力の強さが、あのレベルの高いライヴを実現させているのだと思い知らされました。

ファンとの交流の場面も収録されており、病気を抱えた子がマイキーとドラム共演するところは微笑ましい場面でした。

他にもテージ上の機材・セットの紹介、楽屋裏の様子など、が紹介されており、彼らと一緒にツアーして、自分も裏方で仕事をしているような感じのする Disc 2 です。


メニュー画面のCGが綺麗で面白く、ライヴ時にスクリーンに映し出されたアニメーションも収録されています。
武道館
右の写真は「フォト・ギャラリー」から、1月15日、武道館での写真。マイキーの左手のリストバンドの下辺りに自分が映っています、、、

はずです。

ちなみに、一瞬ですが、SYMPHONY X も映っています。ほんの一瞬ですが。


ラブリエ氏の、この言葉あっての、今のDTなんだなぁ、と思いました。

James LaBrie
ジェイムズ・ラブリエ:ツアーをしていて一週間に6公演をしていると、無関心になりがちで、またライヴをやるだけだ、と思ってしまうけど、常にやらないといけない事……全てのアーティストもそうだけど、一瞬でもこう考えるべきなんだ。今日来てくれている人たちは、数人を除いて、今夜のライヴは彼らが見る唯一のライヴ、95%のファンが、このツアーで俺達を見るのは今夜だけ。だから、出来る限りの事を彼らに差し出してあげないといけない。彼らが帰る時に「素晴らしかった、次が待ち遠しい」と言ってもらえるようにしないといけないんだ。


毎日儀式のように、目覚めて5kmジョギングする。この業界にいる人達は誰でも健康であるべきだと思う。健康でないと、いずれ無理が利かなくなって苦しむ事になる。パフォーマンスができなくなるか、病気になって出来なくなるんだ。

BURRN!, YOUNG GUITAR / 2008年3月号

YG&B!
 高校生以来、久しぶりに買いました。B!とYGです。BURRN! の表紙は“死にも打ち勝った男”((゚Д゚;!))ニッキー・シックスYOUNG GUITAR の表紙は伝説のサウスポー・ギタリスト、ジミ・ヘンドリックス。どちらも豪華で思わず目を引くものですが、今回の購入動機は別にあります。先日武道館で行われた DREAM THEATER の「chaos in motion」のライヴ関連記事&写真が欲しかったからです。
B!
 まず、BURRN! は、藤木昌夫氏による克明なライヴレポート。改めて「おぉ、おぉ、そうだった、そうだった」と当日の感動が蘇ってきました。アンコールは“Trial Of Tears”~“Finally Free”~“Learning To Live”~“In The Name Of God”~“Octavarium”というメドレーでしたが、これは「Shmedley Wilcox」というものだと、初めて知りました。  それと、ライヴはメンバーの後方にスクリーンが1枚設置されており、そこに映像が映っていたのですが、藤木氏の言われるとおり
ファンはアニメも観たいしメンバーのプレイも観たいしで、大変
でした。「Forsaken」でもアニメが映し出されましたが、結局メンバーのプレイばかり観ていました。確かアニメはこんな感じだったような、、、いや、違うような、、、
Forsaken / The official new video

 他には、ジョン・マイアングの謎の行動のところも面白く読めました。
演奏中、マイアングが振り返ってジョーダンのいる壇上にピョンと上がったかと思うと、彼はそこからドラム台に移り、ポートノイが叩いていない方の右サイドのドラム椅子に座ってベースを弾き始めた。どうしたんだマイアング!? 彼のこんなパフォーマンス(?)を観るのは初めてだ。しかし、ポートノイの方を向いてプレイするその彼の顔が無表情であるのを見て、何故か安心したような気持ちになった。
 “無表情”で超絶プレイを披露するマイアングに魅力を感じるのは、どうやら私だけではないらしい、と思いました。
YG
 一方、YOUNG GUITAR はジョン・ペトルーシへの前日のインタヴューと機材紹介に比重をおいた記事作りで、興味深く読めました。特に、B!誌でも言及されていますが、「一夜限りの武道館」についての質問があったのがよかったです。
YG:これは日本のファンの多くが不思議に思っていることだと思うのですが…、そもそも、今回は何故1回きりなんですか? JP:もっと沢山の場所でプレイしたかったからさ。テリトリーを広げたかったんだ。まだオーストラリアには行ったことがないけど、今回は行くことになっている。でも、そうするためには縮小しなければならない箇所も出てきてしまうんだ。これまでは日本でも数回ショウを行ってきたけど、それだと全体的にとても長いツアーになってしまうよね。2週間ほど日本に滞在して、それからアジアに行って、その後オーストラリアなんて…。だから、ちょっと妥協する必要があったんだ。確かに、日本でのショウがたった1回だけというのは残念なことだと思う。でもその一方で、オーストラリアのファンが僕達を観られるというのは良いことだ。ついに彼らに会えるんだからさ。
 確かに、日本人としては残念ですが、広い目で見ると、世界的に彼らの人気が高まって、今度は東京ドームで演って欲しい、と考えると、今回のツアーは必要なステップなのかもしれません。  最後、ペトルーシの
ドリーム・シアターのツアーは今年の6月に終わるんだけど、それからしばらくはフリーだから、夏の間に新しいソロ・アルバム用の曲を書きたいと思ってるよ。
の言葉は嬉しい限りですo(^o^)o

DREAM THEATER / Live at Budokan

武道館
 DREAM THEATER 2度目の武道館ライヴ、「chaos in motion : world tour 2007-2008 “The Only Japanese Show”」です。『Systematic Chaos』のアルバムジャケットに描かれている標識、信号、街灯、そしてアリさんの人形がステージ上に見られました。(そういえば、マイキーがドラムと一緒に叩いていたパンチボールも黒くてアリみたいでした)。
 アリが弾丸を運んでいる映像に『サイコ』のテーマ、そして「2001年宇宙の旅」で使われていたR.シュトラウスの『ツァラトゥストラはこう語った』の冒頭の一部をバックに、彼らの歴史を振り返る映像の後始まったのは、、、、
 案の定1曲目は「Constant Motion」でした。前半はやはり新譜からの選曲が多かったですね。ジェイムズのヴォーカルも調子よく、「Forsaken」は、感情がこもっていて良かったです。「The Dark Eternal Night」の超絶バトルは圧巻、観客は直立不動状態の人が多かったです。 「Surrounded」は出だしがジョーダンのソロ風に始まり、「Under a Glass Moon」や「Another Day」っぽいメロディも一時聴こえました。
 後半は、ベスト的な選曲で、やはり「Home」と「Take The Time」は人気が高いと実感、非常に盛り上がりました。「In The Presence of Enemies」は Part1 と Part2 を連続して演奏、バックに映し出されるアニメーションも見ごたえがありました。各人のプレイをじっくり観るか、映像を観るか、悩みました。
 背後の映像はアンビエントなものもありましたが、じっくり観せるものも多かったです。これだけでもDVDにならないものだろうか、と思わずにおれません。もちろん、演奏そのものもDVD化して欲しいですが、カメラは固定カメラ以外にはなかったように思います。
 アンコールは「Trial of Tears」に始まり、途中から「Finally Free」に続きました。“まさかこれで終わってしまうのか?”と不安に思ったときに「Learning to Live」へ、これは嬉しかったです。ここにも書きましたが、「Learning to Live」はDTの曲の中で最も好きな曲の一つです。  この頃から、これはメドレーと気づきました。“もしかして各アルバムの最後の曲をつなげている?”と思っていたら「In the Name of God」「Octavarium」へと。“では、大好きな「Only a Matter of Time」も?”と期待しましたが、「Octavarium」で終了。しかしこのエンディングが非常に感動的でジョン・ペトルーシの泣き泣きギターに泣かされました。
 それと、今回特筆すべきはジョーダン・ルーデス大活躍!でしょう。ショルダーキーボードでステージ中央で弾くこと2回、特に「In the Name of God」のギターとユニゾンするところは風貌だけでなく仙人の技を見ました。
 気づけばあっという間の3時間、これだから DREAM THEATER のライヴはリピーターが多い訳だ、と納得しました。DTライヴにハズレなし、3時間では短い、ということが分かりました。不満があるとすれば選曲のみ、これは名曲の多いバンドの宿命なのでしょうか。
Rieさん&お姉さん
 終了後は朱雀のギタリスト、Rieさん(写真左)と、格闘家のお姉さんと一緒にラーメン屋へ。初対面でしたがお二人とも素敵な方でした(ちなみに3人のケータイ待ち受け画面はアレキシ・ライホ、スティーヴ・スティーヴンス、ジョン・ペトルーシ)。  ライヴの感想など話をしましたが、マイキーとペトルーシがドラムスティックでキャッチボール(?)をするところ、演奏中に余裕だなあと笑いました。というか、上手くいかず、ペトルーシが拾っていたのが何だかユーモラスでした(^艸^)
 そして、未だ解決されていない謎が。それは、マイアングが途中ドラム席でベースを弾いていたこと、あれは一体何か?ということです。パフォーマンスなのか、マイキーへ何か言いたいことがあったのか?もの静かでマイペースな彼だけに、単なるパフォーマンスとは思えない一幕でした。
【追記】 マイアングがドラム席に座るのは、他の国でもやっていたようですね。 『Chaos in Motion』のドキュメントでもチラッと映っています。 (続きを読む…)

    2012年5月
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