DREAM THEATER / A Dramatic Tour of Events (2) 渋谷 AX 2012.04.24

A Dramatic Tour of Events - Shibuya AX 2012.04.24
大阪Orix Theaterからの帰りに高速バスが事故渋滞に巻き込まれ、普段の1時間前に会社に着く予定が2時間遅れの出勤となった、Dream Theater来日2日目。早くも朝から心身共に疲れていましたが、午後から何とか持ち直して定時で仕事を終わらせ、原宿駅に18:30過ぎに到着しました。

初めて行く渋谷AXは、18:00オープン19:00スタートなので焦りつつ速歩きをしていると、遠くの方に長蛇の列が。もとよりギリギリ到着を覚悟はしていましたが、長い列が会場の外に並んでいるの見ると悔しさがこみ上げて来ます。

ところが。よく見ると、列にいるのはほとんどが60代以上と思われるおじさん、おばさんばかり。アーティストシャツを来ている人も皆無。大阪から帰ってきたら浦島太郎状態になってしまったのか!?いくらファンの年齢層が高いといっても、、、と混乱していたら、それは「NHK歌謡コンサート」の列でした(^_^;)

汗をかきながらさらに小走りで進んで、ようやくAXにたどり着きました。結構スーツ姿の人もいます。かくいう自分もスーツだったので、300円のロッカーにカバンとスーツを入れてTシャツ姿で入場。500円のドリンクを10秒くらいで飲んで、トイレを済ませて急いで1階席へ。そういえば大阪ではライヴ中にトイレに行きたくて仕方がありませんでした。

中は、時々行く渋谷o-westより少し広いくらいの「狭さ」。ここでDTライヴが楽しめるとはかなり贅沢、とテンションが上がります。スタンディングということもあり、前日の大阪以上の熱気。開演前のこの緊張感がたまりません。場所は前から3/4くらいのPA席付近を確保。そこそこ近めでしたが前に背の高い人が来たので、エサを待つひな鳥のように終始首を伸ばしっぱなしでした。

19:00。前座のアンディ・マッキーが登場です。昨日と同様、最初の1~2音だけで驚嘆の歓声を浴びていました。今回違うのは、最初の曲から手拍子で迎えられたこと。自分にはそれが普通の感覚ですが昨日の大阪にはありませんでした。でも東京にも「手拍子イラネ。聴こえねーよ」という人がいて、人それぞれ色々な楽しみ方があるものだと思いました。また、「もう、そのくらいでいいでしょ。早くDream Theaterに行ってよ」と言う人がいましたが、アンディが最後A Change of Seasonsのフレーズを弾くと「うぉー!もっと演って!最後まで演って!」と、その人は大喜びしていました(笑)。終了後「アンディ!アンディ!」の大歓声で見送られるところは、大阪でのクラシック・コンサートのような空気とは大違いでした。

そんな渋谷のオーディエンスが次に大歓声を上げるのは、正面の幕が降りたとき。3つの立方体をイメージしたスクリーンに「うおぉ!」と叫び、マイク・マンジーニの屋台のようなドラムセットが全貌を表わした時は嵐のような拍手がわき起こりました。

RUSH, AEROSMITH, GUNS ‘N’ ROSES, AC/DCなどのBGMを聴きながら、恐らく19:45頃、いよいよ暗転します。オール・スタンディングの1階席だからかもしれませんが、昨日の3階席と比べ、興奮の度合いが格段に違います。今回のチケット購入時、見やすい2階席にするか、後ろの方でも1階席にするか迷いましたが、1階席で良かったと思いました。

オープニングのアニメーションに続いて1曲目は「Bridges in the Sky」です。うむむ!音が非常に良い!昨日はわずかに(ごくごくわずかに)聴きにくいところもあった重低音が、くっきりと、そして腹にずっしり響く感じです。ギターの音も1音1音鮮明に聴こえました。PAの近くだからなのか、全体的に良いのか、分かりませんが、昨日より良いです。昨日も普通に(普通以上に)良かったのですが、今日は更に良いと思いました。Dream Theaterのライヴは演奏そのものも驚きのハイクオリティですが、音作りの良さも好きなところです。

昨日よりも更に良いといえば、ジェイムズのヴォーカルが本当に良かったです。一番印象に残っているのが彼かもしれません。病気で喉を痛めていた頃とは全く別人の、『Images and Words』が出た頃の「Dream Theaterのヴォーカルすげえ!」と思っていたあのジェイムズ・ラブリエが帰ってきたようです。

楽器隊が驚異的な演奏を見せたのは書くまでもなく、どの瞬間をとってもため息をつくものばかりでした。各人の演奏スタイルの違いは面白く、ペトルーシは客席をじっくりと見渡すタイプ、マイアングは自分の世界にどっぷり浸り、ジョーダンはとにかく楽しそう。彼は客だけでなくマンジーニとも頻繁にコンタクトを交わしていました。そのマンジーニは渾身の力で一生懸命叩き、たまにお茶目におどけた表情で客を指差して楽しんでいました。

セットリストは昨日とほぼ同じですが、「The Silent Man」「Beneath the Surface」だったところが「Wait for Sleep」「Far from Heaven」になり、アンコールは「Pull Me Under」ではなく「As I Am」。「As I Am」は『Train of Thought』が今ひとつ分からなかった時に、武道館のライヴDVDで観てその良さを分からせてくれた曲なので、今回生で聴けたのは非常に感激しました。あの武道館のDVDがきっかけで、今では『Train of Thought』は数あるDTアルバムでも1番好きなくらいです。ただ「なぜアンコール?」という疑問はありますが。

終了後、拍手は鳴り止まないどころかいっそう大きくなり、「もしや、アンコール2曲目あるか!?」と本気で期待しましたがありませんでした。帰るとき色々なところで「少ないわぁ」「もっと演ってくれんかなぁ」と聞こえましたが、充実の内容でしたので、自分も同じく、満足が故に逆に物足りない心境です。19:45頃から22:00までの2時間余りは、DTライヴとしては短か過ぎます。

そういえば、MCでBURRN!のReader’s Pop Poleで何とかかんとかと言っていたので後でチェックしてみたいと思います。

それと噂で、マサ・イトー先生が来ているとのことで探してみたところ、2階席最前列にそれらしき人がいましたが、人違いでしょうか?来ていたことには違いないようなので、政則氏のライヴ・レポートも楽しみです。


演奏、音響、オーディエンスの雰囲気、諸々、すべてが前日の1~2割増しの満足度で、十二分に楽しめた渋谷AXでした。次回、福岡市民会館はどのようなセットリストで来るのか楽しみです。

DREAM THEATER / A Dramatic Tour of Events (1) 大阪 Orix Theater 2012.04.23

Orix Theater
(注意)ネタバレありなので、これからライヴに行くという人は読まない方が良いかも知れません。


DREAM THEATER来日の初日。東京での仕事を昼で切り上げ、大阪に行って来ました。18:30開場の一時間前に到着した頃、隣の公園にはすでにぼちぼちと人が集まっており、物販コーナーも開いていました。そこですかさずツアーTシャツを購入。いつもライヴではバタバタと余裕がないのですが、今回は逆に時間を持て余すほどでした。

A Dramatic Tour of Events


旧大阪厚生年金会館であるOrix Theaterは、4月8日にオープンしただけあってかなり綺麗。どれだけ写真を撮りたいと思ったことか(本当は終了後撮っちゃいましたが(^_^;)公開はやめておきます)。

先行予約で取ったチケットは3階席4列目で、見やすいといえば見やすいですが、少し距離がありました。が、上からステージ全体を見下ろすことが出来、ギターアンプの後ろに構えられた「隠れ家」にジェイムズが入る様子がよく分かって面白かったです。後ろ向きに(大便器に座るように(笑))入るのですが、何やってるんだろう?と思いました。

その前に、前座はAndy Mckee。普通のアコースティック・ギターにパープ・ギターを交え5曲を30分間演奏しました。距離があってよく見えなかったですが、ハープ・ギターによる3、4曲目の静謐な響きの曲と、最後にアコギに持ち替えての疾走感のある曲が気に入りました。特に最後の曲はテクニック的にベースの早弾きみたいなところがあったのと、「A Change of Seasons」フレーズを演ってくれたところが良かったです。人によっては「寝てしまった」という人もいましたが、個人的にはクラシック・コンサートのようで好きです。客席からの「アンディ!」コールに「コンバンハ。ワタシ、スコシ、ニホンゴ、ハナセマス。デモ、アマリウマクアリマセン」と答えていました。

アンディ終了後、20分ほどの転換があり、いよいよDream Theater開始です。昨年夏にロンドンで観た時と同じ「Dream Is Collapsing」で始まりますが、今回はオープニング・アニメーション付き。忍者風のマイアング、ハクション大魔王風登場のマンジーニのキャラが笑える可愛いものでした。Octavarium等の時と同じタッチで、怪物を倒していました。

「Bridges in the Sky」からのスクリーンは、ジャケットの一輪車ピエロになり、それも見ていて楽しいです。

音響はやや響きすぎる感じがしないこともなかったですが、聴きにくいこともなく、素晴らしい演奏に酔いしれました。ただ、サマソニ、High Voltage Festivalの方が音が良かったように思えたのは、ホールの広さに対する音量のバランス、もしくは3階席という場所が影響しているからでしょうか。

照明に使われているLEDはかなり明るく、時に逆光でステージが見えなくなることもありましたが、輝度が高く鮮明な光線が、生きているみたいに分散したり一点に集中したりする様は、見ていて美しかったです。

演奏面で特筆すべきはジェイムズのヴォーカル。今まで観た中で一番良かったです。音程も声量も安定していて、初来日の頃の若々しさすら感じました。

ヴォーカルといえば、アコースティックの「The Silent Man」におけるジョン・ペトルーシのバッキング・ヴォーカルも上手くて聞き惚れました。

ベースのマイアングはいつも通り淡々としているように見えましたが、前の方の人のレポートによるとペトルーシと微笑みながら弾いていた時があったようです。

キーボードのジョーダンは、手が空いている時はマンジーニの方に体を向けて、ガッツポーズのような格好でリズムをとっており、彼と楽しそうに会話をしているようでした。そういえば、ショルダー・キーボードが置いてありましたが今回使うことはなかったです。

マンジーニのドラムは非常にパワフルでテクニカル。両手で叩いているとしか思えない高速ドラミングを片手でやっているの見て驚きました。ギネス記録保持者のドラミングはマイク・ポートノイとは違う意味での存在感がありました。

MCで覚えているのは、まず第一声目が「オッサカ!」。その後、戻って来れて嬉しい、という内容のことを言っていたと思います。
「Build Me Up, Break Me Down」の前では突然「Hey!! That young girl!!」とジェイムズが一階席中ほどを指差して叫ぶので、誰だろう、羨ましいな~と思って探していたら、お父さんに肩車された4~5歳の女の子でした。でも本人は自分のことを言われていると分からなかったのか、何の反応もなく、ジェイムズも「O.K. I like you」と言っただけでそれ以上の発展はありませんでした。
「Surrounded」前では「この曲は1992年から歌っている。20周年の曲だ」というような紹介。
椅子に座って歌うアコースティック・セットでは「初めて日本に来た時は、寿司が食べられなくてねぇ」と楽しそうに話していました。
「The Spirit Carries On」では、魂が何とかかんとか、と言っていましたが、聞こえないことろがあって分かりませんでした。

その「The Spirit Carries On」は、ジョーダンとペトルーシのソロで始まり、これが非常に美しく感動的でした。

「6:00」はCDと同じ演奏なのにCDとは違う新鮮さで楽しめました。イントロのドラムが印象的だったからかも知れません。

「A Fortune in Lies」は、2ndアルバムが出る前に聴いて感動したアルバムの最初の曲なので、思い出深く聴かせてもらいました。相当体力を酷使する曲だと思います。

自分の周辺で一番盛り上がったのは「The Root of All Evil」のSEが始まった時だったと思います。一斉に手拍子が始まり、客のリズムが走りすぎはしまいか心配したほどです。

でも、全般的に大阪のオーディエンスは比較的大人しめだったと思います。ライヴで大阪に来る時はいつも思うことですが、演奏中、微動だにしない人がかなり多いのです。東京から初めて来た時は結構カルチャーショックを受けました。今回も座っている人が思いの外多くびっくりしましたが、終了後、あちこちから喜びの声が聞こえて来るので、静かにしていてもそういう楽しみ方なのだろうと思いました。

とはいえ、全く身体を動かさないライヴには少々違和感を感じるので、次の渋谷AXでは大いに首を降っていきたいと思います。


以上、東方神起ファンに囲まれての帰りの夜行バスの中で、思い出されるままに書いてみました。

Set List
  1. Dream Is Collapsing [Hans Zimmer]
  2. Bridges in the Sky
  3. 6:00
  4. Build Me Up, Break Me Down
  5. Surrounded
  6. The Root of All Evil
  7. Drum Solo
  8. A Fortune in Lies
  9. Outcry
  10. The Silent Man
  11. Beneath the Surface
  12. On the Backs of Angels
  13. War Inside My Head
  14. The Test that Stumped Them All
  15. The Spirit Carries On [with Petrucci and Rudess Intro]
  16. Breaking All Illusions
  17. Pull Me Under [Encore]


JUDAS PRIEST / Live at Budokan 2012.02.17

待ちに待った、JUDAS PRIEST最後のツアーにおける武道館の日。そんな大切な日に、よりによって家にiPhoneを置き忘れてしまったので入り口で写真を撮れませんでしたが、終わってみれば、残念な失敗を忘れさせる最高のライヴでした!

17:00頃から職場でそわそわし始め、18:15に仕事を終わらせて四谷駅から向かうは飯田橋駅へ。iPhoneがないので時刻が分からず、駅から武道館までの徒歩は不安で一杯でしたが、九段下駅の出口あたりから群衆と合流できたのでとりあえず安心し、席に着いたのは開始10分前の18:50頃でした。

先行抽選で当たったチケットは、席が南西(ステージ下手側)2階席の真ん中くらいでした。隣にいたおじさんも「俺も先行で取ったんだけどね~」と苦笑い。

来る途中に雪が降り始める寒い日でしたが、中は熱気と、早歩きで来たこともあって、むしろ暑いほどでした。そこで早速、コートとスーツを脱ぎ、ネクタイを外しワイシャツも脱いで、あらかじめ中に着ていた「EPITAPH」のTシャツだけの正装に。

そうこうしている間にBGMが急に大きくなりBLACK SABBATHの「War Pigs」が始まりました。場内の照明が落ち、開幕を待ちます。この流れは昨年ロンドンで観た時と同じですが、向こうでは全員歌詞を覚えて歌っていたのに対し、さすがに日本では手拍子。室内なのでリヴァーブ効果でロンドンに劣らぬ盛り上がり! みんな興奮しているのか、オジーのヴォーカルよりも手拍子のテンポが走り気味でした。

外で写真を撮れなかった悔しまぎれに、昔撮った何とかを貼付けます↓

http://www.youtube.com/watch?v=Gb_561tR6Lk

2階席、距離があるとはいえ、会場全体が見渡せる所からの眺めは壮観でした。音も聴きやすく、オーディエンスの盛り上がりが良く分かって、なかなか素敵な席だったと思います。自分一人で楽しむというよりは、多くの人と共に喜びを分かち合える感覚に感動しました。サビの部分で皆が同じように拳を上げている客席を見るのもまた楽しみの一つ。これはまさに「美しい」という表現がぴったりの光景です。それはまた、フロア全体が生物の一つの細胞のようにも見えました。まあ、実際に生き物の集合ではありますけど。

ステージでは曲が終わる度にドラムのスコットを残してメンバーが手を振って舞台袖に戻るので、いかにもフェアウェル・ライヴという実感がします。KKがいないのは残念ですが、サポートのリッチー・フォークナーが盛り上げ役となって実に良い仕事をしていました。

イアンのベースはいつもながら渋くてかっこいいです。今回も客席から「イア~ン!」コールを聞きました。グレンはギターソロの時に飛び跳ねたり、遠目からは女子高生がカメラに向かってピースをしているように見えるポーズをしたり、はたまた、終了後は下に降りて最前列のお客さんと握手をしたり。前のおっちゃんがしきりと「いいなぁ!うらやましい!俺も前に行きてぇぇ!」を連呼していました。

そして目が離せないのがロブ。よく「声が出なくなった」と言う人がいますが、それは確かに若い頃のような超絶ハイトーンが出なくなっただけのことで、普通に高音域を圧倒的な歌唱力で歌っていました。1オクターヴ下げがあったり、さすがに「Painkiller」では辛そうではありましたが、痛々しいことはなく、スポーツ観戦のように応援したい心境でした。というより、堂々とした貫禄ある動きはまさしくメタル・ゴッドの化身です!

開口一番のMCが「Hello!! Heavy Metal maniacs in Japan!! Welcome to the Judas Priest’s style of Heavy Metal!!(だったかな?)」日本のメタル馬鹿たちよ!我らこそがヘヴィ・メタルの歴史を築き上げたJUDAS PRIESTだ!という自負が感じられ、我々は「ははぁ~(Oh yeah!)」とひれ伏す(メロイック・サイン lml)よりありません。

前回の武道館、昨年ロンドンのHigh Voltage Festivalに続いて今回が3回目。観る度に凄みを増していたと思います。だからこれで最後というのは勿体なくもあり、また、お疲れさまでした、と言いたい気持ちになります。

そんな思いで、客席からは、楽しむというよりも全身でリスペクトの気持ちを最大限に表現してきました。2階席は段差が大きいので、目の前に背の高い人がいても問題なく、また自分も後ろを気にせず両手を高々と上げることができます。そして、枯れるほどに声を出し切ってきました。歌詞を覚えていないところもなんとなく誤魔化しつつ。ギターのリフでもみんな「ウォーウォーウォーウォ、ウォーウォーウォ、ウォーウォー」と合わせるのでプリーストライヴは歌いどころが多いです。

基本的な流れはロンドンの時と全く同じでしたが、武道館では中央にスクリーンがあります。あ、ロンドンにもありましたが、向こうでは中央かなり前方に行けたので脇のスクリーンは見ていませんでした。多くの曲で、始まる前に収録アルバムのジャケットが映し出されるので、その度ごとに大きな歓声が起きました。前日に、直前の広島のセットリストを見て「ロンドンと同じだな」と分かってしまっていたのですが、それでも次の曲を認識した瞬間というのは「うおぉ、キター!」と嬉しいものです。

ロンドンの時に比べ、ロブの曲説明は親切な感じがしました。平易な英語で「次の曲は『British Steel』アルバムに収録されている曲だ!この頃はNWOBHMもあってヘヴィメタルにとって素晴らしい時代だった。私の最も気に入っているアルバムだし、皆もそうだろう? Breaking The Law!!!」といった感じ。ロンドンでも同じようなことを言っていました↓。


http://www.youtube.com/watch?v=LO9c9tccPeA

1曲1曲終わる度に、演歌歌手のように深々と頭を下げるロブの姿に涙腺が緩くなった人は自分だけではないはず。

後半はお約束の儀式でさよならの式典が進みます。
「Hell Bent For Leather」ではハーレーに乗って登場、「You’ve Got Another Thing Comin’」前では日の丸を肩にかけた(風呂上がり風)ロブによる「Woooow woooow wooooo yeah!!」。

「You’ve Got Another Thing Comin’」でのリッチーの長めのソロは、40年の歴史の重みを若手ギタリストが引き継ぐ意思表示のようにも思えました。

ロブは1stアルバムの『Rocka Rolla』の説明で「イチバン」と言っていましたが、この曲の最後でも「アリガトウゴザーイ! アリガトウゴザーイ!」と日本語を言っていました。

そして終了。

、、、かと思いきや、ドラムのスコットがマイクを手に取り「日本のみんな、ありがとう!日本はいつもJUDAS PRIESTに良くしてくれた。本当にありがとう!そこでなんだが、、、もう1曲、聴いてくれるかな?」

と、「Living After Midnight」。バックには「UNITED」と書かれた新たな幕が降り、場内は最高の盛り上がりです。

(2011.07.23 ロンドンにて↓)

http://www.youtube.com/watch?v=WlzPSI1ewTA


実はこの流れ、あらかじめ分かっていたことですが、嬉しくない筈がありません。サビの合唱では「Two more times! Louder!! Louder!! ♪♪ Once more! This is your last chance!! LOUDER!!!! ♪♪」とロブが煽るので、声を限りに叫びました。

最後退出するロブの後ろ姿に投げかけられた「ジューダス・プリースト! ジューダス・プリースト!」コールが、帰り道、頭の中で鳴り響いて、舞い降りる雪が暖かくも感じ、、、る訳ないですが、ステージと客席が一体となった、本当に楽しいライヴでした。

きっちり2時間30分の、『British Steel』に始まり『British Steel』で終わったセットリストは、ロブ在籍時アルバムすべてから選出されています。
Setlist
  1. Rapid Fire
  2. Metal Gods
  3. Heading Out to the Highway
  4. Judas Rising
  5. Starbreaker
  6. Victim of Changes
  7. Never Satisfied
  8. Diamonds & Rust (Joan Baez cover)
  9. Dawn Of Creation ~ Prophecy
  10. Night Crawler
  11. Turbo Lover
  12. Beyond the Realms of Death
  13. The Sentinel
  14. Blood Red Skies
  15. The Green Manalishi (With the Two Pronged Crown)(Fleetwood Mac cover)
  16. Breaking the Law
  17. Painkiller
  18. The Hellion ~ Electric Eye
  19. Hell Bent for Leather
  20. You’ve Got Another Thing Comin’
  21. Living After Midnight


物販では、「EPITAPH」Tシャツは持っているので「持ってなかったの?」と言われそうなものを今更ながらに購入。これで、どの国のライヴに行ってもこれさえ着ていれば、言葉が分からなくても大丈夫かも?
British Steel

本当に素晴らしいライヴを有難う!JUDAS PRIEST。

そしてロブ。有難うござ~いっ!



(追記)
終了後のBGMがQUEENの「We Are The Champion」だったのも感動的でした。




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