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ヤナーチェク

村上春樹 / 1Q84 (BOOK 1、BOOK 2)



いやぁ~~~、、、(  ̄_ ̄)。o0○ (深いため息)


非常に良かったです。




ラストは幻想的ですねぇ。






それと、


青豆の大仕事の前、直前、その後の描写は緊張感にあふれ、


心臓の鼓動が高まる興奮を持って活字を追っていました。






今まで読んだもの(数は少ないですが)の中で、かなり上位に来る本です。








示唆に富んで「考えさせる」側面と、


理解できなくても、良いと「感じさせられる」側面があったように思います。

ここは見世物の世界
何から何までつくりもの
でも私を信じてくれたなら
すべてが本物になる


It’s a Barnum and Bailey world,
Just as phony as it can be,
But it wouldn’t be make-believe
If you believed in me.



"It’s Only a Paper Moon"
(E.Y.Harold & Harold Arlen)

とは、『BOOK1』目次の前の、扉の言葉。






美空ひばり ver ですが、


「紙で作られたはりぼての月」が象徴的に描かれています。


お互いに引き合い、一方が他方を内包すれども、


まるでねじれの位置のように交わらない、、、


つくりものと、本物の交錯する物語。










自分が今生きている世界とは如何なるところなのか?


自分が今見ているもの、考えていること、はどれだけ確かなことなのか?


どこまでが現実で、どこからがフィクションなのか?


同じものを、他人は同じ様に見えているのか?


立場を変えると、見方はどう変わるのか?


「空白」を埋め合わせるために、何かを求めて生きているのに、


その「何か」とは何か?


など、考えさせられました。






しかも、ストーリー展開が面白く、登場人物が魅力的なので、


グイグイ引き寄せられます。


思わず一気読みしたくなる作品ですね。






キーワードは「無力感」「喪失感」「空白」「影」「森」「月」などでしょうか?








『BOOK1』は、やや暴力的、現実的なのに対し、


『BOOK2』は内省的で、切なく、悲しく、美しく、幻想的な空気に覆われていると感じました。




『BOOK3』(続編)が出るかどうかは分かりませんが、


続くとすれば、奇数章はどんでん返しから始まるのでしょうか。


自分はこのまま終わっても良い気がします。






2冊とも24章からなるのはバッハの平均律クラヴィーア曲集を意識してのこと?


とすれば「第3巻」は出ない?


という訳ではないでしょうね(^^;










ラスト2章は、この曲↓を聴きながら読み終えたので、


感動が倍増でした。


(個人的好み)

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村上春樹 / 1Q84 (BOOK 1)

前に「村上春樹 / 1Q84」で書いたとおり、


これは良いかも!です。


まだ1巻目を読了したところですが、


とりあえず、


ネタバレにならない程度に感じたことを。




の前に、BGM。


前回貼り付けたのとは違うものです。


ヤナーチェク / シンフォニエッタ(第1楽章)










Knife Edge – ELP Tribute

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村上春樹 / 1Q84

昨日、VAN HALEN の『1984』書いたら、無性に読みたくなって衝動買い

してしまいました。とりあえず1巻目だけを。


もちろん、まだ読了していません、、、というか、通勤電車の片道分しか読んでいません。


ので、感想など、書けるはずもないのですが、書いちゃいます。






村上春樹は、


『ノルウェイの森』『1973年のピンボール』を読んで、さっぱり良さが分からなかったけれど、


『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『海辺のカフカ』は非常に面白かったので、


好きな作家なのか、嫌いなのか、自分でもよく分かりません



アタリと出るか、ハズレとなるか。ドキドキしながら目次を開いてみると、、、


1Q84_1_cover  1Q84_1_contents


面白そう? と直感。




どうやら2つの話が偶数章と奇数章とで、平行して進む構成のようで、


「カフカ」「ハードボイルド」路線の小説みたいですね。


2章まで読みましたが、そんな感じです。








でも、今回ここに書くのは、それだけの理由ではなく、


他に魅力を感じるところがあったからです。








それは、




以前こちらで書きましたが、( → 「ヤナーチェク / シンフォニエッタ、タラス・ブーリバ」


大好きな




ヤナーチェクの『シンフォニエッタ』
(本書ではヤナーチェックと表記)




について、いきなり書かれているからなんです(^o^)

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EMERSON, LAKE & PALMER / Emerson, Lake & Palmer

 エマーソン・レイク・アンド・パーマー(EL&P)、1970年のデビューアルバムです。当時はまだ生まれていなかったので、当然、後追いですが、このアルバムを初めて聴いたときは驚きました。リアルタイムで体験していたらもっと衝撃的であったに違いありません。


「ほとんどクラシック?」と思いました。中でもヤナーチェク「シンフォニエッタ」は、中学生の時、なかなかCDが入手できず探し回った経験があり、思い入れが深い作品なので、(3)「Knife Edge」で使われているのを知った時、「あっ!(゚0゚)」と声をあげてしまいました。原曲は金管楽器とティンパニーのメロディが印象的ですが、それをロック風に編曲してあり、ユーモラスな感じになっています。聴き比べてみると面白いです。


【試聴】 → [原曲冒頭][Knife Edge]


 っていうか、ティンパニーにメロディを奏でさせるヤナーチェクってお茶目です(^o^)


 EL&Pはさらに、ヤナーチェクの間にバッハの「フランス組曲第1番ニ短調」 BWV.812 から第1曲アルマンドを挿入しています。全く違和感なく続くところに彼らの音楽的懐の深さを感じさせます。


 他にも、(1)「Barbarian(未開人)」ではバルトークアレグロ・バルバロ、(2)「Take a Pebble(石をとれ)」でも「インヴェンションとシンフォニアから2声のインヴェンション ハ長調」BWV.772(バッハ)が使われており、クラシック好きな人には入りやすいかもしれません。


(4)「Three Fates」以降も聴き応えがあります。荘厳なオルガンの響き、流れるようなピアノ、超絶ドラムソロ……、その深遠なる音楽性にただただ平伏すのみです。そして最後の(6)「Lucky Man」、これは癒されます。日の出を見ながら聴きたい雰囲気です。


 しかしなんといっても名曲はこれ。ピアノの美しさに惹かれます! 映像も。

Take A Pebble


Links:
プログレ黄金時代の最強トリオ
エマーソン・レイク&パーマー ~Emerson,Lake&Palmer~
聖域 / Emerson Lake & Palmer
Talk to the wind
このCDを買え!
ROCK PRINCESS




Track List:
1. Barbarian [Instrumental]試聴
2. Take a Pebble
3. Knife Edge試聴
4. Three Fates: Clotho/Lachesis/Atropos → 試聴
5. Tank [Instrumental]試聴
6. Lucky Man試聴

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ヤナーチェク / シンフォニエッタ、タラス・ブーリバ

ヤナーチェク
 チェコの音楽といえばドヴォルザークスメタナが圧倒的に有名で、ヤナーチェクの影が薄い気もしますが、個人的には好きです。


 で、このCDはヴァーツラフ・ノイマン指揮、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏です。




 「シンフォニエッタ」


第1楽章(Allegretto)
 トランペットによるファンファーレですが、同時にティンパニーも印象的で耳から離れません。


第2楽章(Andante)
「トムとジェリー」のようなアニメの、BGMに使えそうな曲です。


第3楽章(Moderato)
 非常に美しく、悲しげに始まりますが、途中から金管楽器による勇壮な曲調に変わります。


第4楽章(Allegretto)
 素朴でほのぼのとしたメロディが覚えやすいです。私のヤナーチェクに対するイメージはこんな感じです。


第5楽章(Andant con moto-allegretto)
 ドラマを予感させるかのような出だしが素晴らしいです。ただ、中だるみする印象は否めません。第一楽章が再現されてから、終わるまでは感動的です。






「タラス・ブーリバ」


第1部「アンドリイの死」
 この曲の出だしは非常に好きです。映画音楽に使えそうな素晴らしさです。特にオーボエの音色に背筋がゾクゾクします。


第2部「オスタップの死」
 出だしの弦楽器が良いですね。騎馬戦に破れて捕えられたオスタップがワルシャワの刑場にひかれてゆく緊張感を表しているのでしょう。


第3部「タラス・ブーリバの予言と死」
 タラスの不屈の精神を表すメロディが色々と変化しながら進行します。最後はドラマチックで良いと思います。








 と、まあこんな感じで、局所的には凄く良いところがあるのですが、長続きせずに散漫な印象を受けなくもありません。金管楽器が活躍してマーラーR・シュトラウスっぽく聞こえるところもありますが、それらに比べると、やや及ばない気がします。
 「傑作だ!」とは言い難いですが、たまに聴くと「お、結構いいかも」と思うところが多い点において、佳作といったところでしょうか。


(参考)
ベルリン中央駅
Maestro!
海外旅行紀行・戯言日記
ダークサイドへようこそ
古典
ヤナーチェク タラスブーリバ
Leos Janacek Page & Janacek Association Japan
ヤナーチェク
ゴーゴリ作「タラス・ブーリバ」(1834) あらすじ

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