YNGWIE MALMSTEEN ~ Trilogy

 Yngwie 初期の作品の中では最高傑作の誉れの高い3rdアルバム、これにあまりピンと来ない人は、彼の音楽とは縁がなのでしょう。ジェフ・スコット・ソートのヴォーカルだった1st2ndに比べ、マーク・ボールズが歌うことにより、ますますクラシカル、というか、あたかもオペラの一幕を聞いているかのような迫力、威厳が感じられます。やはり Yngwie のようなギターには、テノール歌手を彷彿とさせるヴォーカルが一番ぴったり来ると思います。そういう意味で、ロニー・ジェイムス・ディオや、トニー・マーティン、あるいはスティーヴ・グリメットとの競演を強く望まずにはおれません。一応、ディオとは『Dream On』演りましたがね、、、。
1.You Don’t Remember, I’ll Never Forget  初めて聴いたとき、出だしのキーボードの大胆な使い方に前2作と違う意気込みを感じました。そこにリズムギターが上手く調和して、力強いハイトーンヴォーカルが登場し、アルバム全体の完成度を象徴しているかのような1曲目です。
2.Liar  メインリフのギターのハモり、ソロに入る直前の3連符フレーズが印象に残る名曲でしょう。キーボードソロも手に汗握るスリリングなものです。
3.Queen In Love  ライヴ映えする曲ではないでしょうか。ミドルテンポ……ではありませんが、前曲に比べるとスピードダウンした分重みが増す感じがします。サビのヴォーカルも印象的です。
4.Crying  Yngwie らしいクラシカルなインストナンバー。前半がアコースティックで、途中からエレキに変わって泣きのフレーズに移るあたりは鳥肌ものです。数ある Yngwie のインストの中でも1、2を争う叙情的な曲ではないでしょうか。
5.Fury  一転してスピードナンバー。ヴォーカルと、バックギターのタッピングが心に残ります。キーボードとの掛け合いも素晴らしいです。ベースのプレイにも注目したい曲です。
6.Fire  スライドやハーモニクスを使った出だしのギターが爽やかでカッコイイです。
7.Magic Mirror  力強いヴォーカルと、自由奔放に走り回るかのようなギターソロが素晴らしいです。最後のキメのフレーズでは、ベースとユニゾンでハモるところが聴いていて気持ち良いです。
8.Dark Ages  マーク・ボールズのヴォーカルの上手さが際立っていると思います。また、最後、Yngwie お得意の、ディレイをつかったギターのフェード・アウトから次曲につながる流れが非常に良いです。
9.Trilogy Suite Op.5  オーケストラ・ヴァージョンも良いですが、原曲の方が好きですね。難易度の高い曲ですが、ギターの、右手と左手のリズムキープの練習に適しているのと思います。
(関連) 1.You Don’t Remember, I’ll Never Forget 2.Liar 3.Queen In Love 4.Crying 5.Fury 7.Magic Mirror 9.Trilogy Suite Op.5 メタル馬鹿一代 Heavy Metal Will Be My Epitaph wrikkのブログ ROCK ANTHOLOGY BLOG 高校生ギタリストの日々・・・ メタル親父のHARDな一日 いさちゃん日記♪ イングヴェイ・マルムスティーン 『TRILOGY』 このCDを買え!

DREAM THEATER ~ Systematic Chaos 次にCDを聴きました

systematic chaos
 通算9枚目の DREAM THEATER スタジオアルバム!ROADRUNNER RECORDS へ移籍後第一弾ということでメンバーの気合が伝わってくるような出来だと思います。個人的には、『OCTAVARIUM』の延長上に、『TRAIN OF THOUGHT』と『AWAKE』の要素を加えたような印象を受けました。ただ、これから繰り返し聴くにつれ、受け止め方が変わってゆくのでしょう。また、ぜひともライヴを観たいものです。
【試聴】など
 ①In the Presence of Enemies, Pt. 1:いきなりDTらしい、長さを感じさせない9分の曲です。イントロはじめ、全体的に非常にカッコイイので、「新たなファンも獲得したい」という思惑通りになるのではないでしょうか。出だし、いや4分24秒のフレーズは何となく SYMPHONY X の「Communion and the Oracle」を思い出させる印象的な旋律です。この曲だけでも何回も繰り返したい衝動に駆られます。
 ②Forsaken:『OCTAVARIUM』に入っていそうな、ヴォーカルのメロディが前面に出た曲です。出だしの、ジョーダン奏でるピアノが美しいですが、聴き終えると「♪ふぉ、せぃくぅ~ん♪」というヴォーカルが耳に残ります。これも新たなファンに抵抗なく受入れられると思います。
 ③Constant Motion:発売前にどれだけ聴いたことでしょうか。しかし、2曲目の次に配置されるとまた違った印象を受けます。前2曲がメロディアスとするなら、これと次の2曲はリズムが勝負のへヴィなナンバーと言えるでしょう。
 ④Dark Eternal Night:ネット上で初めて聞いたときは「何じゃこのへんちくりんなリフは?」と思いました。ところが慣れるとやみつきになるんですねぇ、これが。歪んだヴォーカルが ANTHRAX や PANTERA を思わせなくもありません。最後、「終わったかな」と思ったらまた重いリフが続くあたり、SKID ROW の 1st を思い出してしまいました。
 ⑤Repentance:「The Glass Prison」から始まる“アルコール依存症を克服する12のステップ”の組曲の第4章。イントロを聞けば、説明を聞かずとも「この曲か」と分かるところに思わずニヤリです。曲調としては、MEGADETH や TESTAMENT のバラードを好む人には受けが良いのでは?と思いました。まったりと苦しげな曲です(って、エリック・サティみたいな表現ですが)。
 ⑥Prophets of War:ネットで聴いた感じと少し違った印象を受けたのは、ヴォーカルやコーラスが前面に出ているからでしょうか。キーボードやギターのメロディも印象的ですが、ライヴではコーラスで盛り上がるのでしょう。それにしてもマイク・ポートノイはこんなハイトーンも出せたんだ!と感服します。
 ⑦Ministry of Lost Souls:是非ともオーケストラと共演して欲しい曲です。でも、小規模な楽団とするぐらいならジョーダン一人で充分かと思いますが。アルバムの最後を飾るにふさわしい曲……と思いきや、まだもう1曲ありました。
 ⑧In the Presence of Enemies, Pt. 2:前半は SAVATAGE 風というか、怪しげな雰囲気です。後半はお得意のインストバトル、そして1曲目の泣き泣きギターフレーズがキーボードで再現されるあたりは実に感動的でした。

 こうしてみると、「~風」「~みたい」という表現を多用してしまいましたが、実は特に目新しいことを演っているのではないのだな、と思いました。ある意味、集大成的アルバムなのかもしれません。まだ1回しか通して聴いていませんが、今後どんな発見があるか楽しみです。当分はヘヴィ・ローテーションでしょう。  しかし、難解でありそうで意外とキャッチー、でもやっぱり奥深そうな……今回も「スルメ」アルバムなのでしょうね(最初から味の付いている)。
 “systematic chaos”で「ブログ検索」すると、沢山ひっかかりますね。「今回のは好感触!」という感想が多いような気がします。キリがありませんが、以下20個ほど集めてみました。
発売直後から大反響!!か? 白樺樹林 through my words HEADING FOR TOMORROW Antiarlo Antilarxe ねねさんのブログ記事 きた、きたぁ~! AYUMU’S BLOG 山ぼーずitazoの館『野獣の咆哮』 My Life As A Metaller 音楽と生活 長岡の迷所 Star-Mo.Hatena 夢劇場の徒然日記 日々の戯言:物欲日記 Dream Theater (ドリームシアター) レビュー ハバネロの部屋 新譜発売日! ギターと鬱との生活 日常のカケラ// ao-changさんのブログ ↑ 何人かの方が仰っていますが、2007年06月05日付オリコンのデイリーアルバムチャートで本日第3位を記録したとは!嬉しい限りです。

(質問)  ブックレットの、「スイカ・蟻さん達・クッキー」の写真の右側、飲み物の中に入っているのはレモンとですか?  何かまるで QUEENSRYCHE みたいですが、、、    ↓ ear?

DIO 試聴

 HM/HR界屈指のヴォーカリスト、ロニー・ジェイムス・ディオですが、バンド DIO のアルバムとなると、ジャケットのデザインが醜かったり、ハズレの曲があったりするのは否めない気がします。ところが、曲は外しても音程は外さないのが凄いところで、ライヴ映像は安心して観ることが出来るのがディオの魅力です。
 以下、DIO の初期のアルバムから、比較的キャッチーな曲を集めてみました。なお年代は、アルバム発表時です。 「Don’t Talk to Strangers」では、Doug Aldrich が割れた腹筋と華麗なギターワークを見せてくれるのが嬉しいです。  また、『LOCK UP THE WOLVES』レコーディング時は17歳だった(と思う)ギタリスト、ローワン・ロバートソンはかなり上手いと思います。今、なにをやっているのでしょうか?

1983年
Don’t Talk to Strangers


1984年
Mystery


1985年
Hungry for Heaven
and
R&R Children


1987年
All The Fools Sailed Away


1990年
Wild One




おまけ Rainbow – Catch The Rainbow – Live 1976
DIO – Catch the Rainbow



(関連) METAL GATE 私の名盤百選 なぜかDio三昧 このCDを買え!

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