【仏教】浄土真宗とは

浄土真宗とは何か?と聞かれて、一言でどう答えれば良いのか考えてみました。

「お念仏を称えて南無阿弥陀仏を頂く教え」

ということになるでしょうか?

これは、現在私が理解していることを書いたものなので、間違いもあるかもしれません。そのつもりでよろしくお願いします。そこは違うんじゃないか、ということがあれば、教えていただけたら有難いです。


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【本】増井悟朗 / 念仏の雄叫び (後半)

前回の続きです。

「三度目の正直」ならぬ、「三度目の成仏」と題した章が圧巻でした。平成19年2月のご法話のテープを文章にしたもので、増補新版にあたって加えられた一篇です。

南無阿弥陀仏のおこころをかみ砕いてお話されており、蓮如上人が仰せられている

「信心獲得すというは、第十八の願をこころうるなり。この願をこころうるというは、南無阿弥陀仏のすがたをこころうるなり」(『御文章五帖目五通』)

の、大事のすがたを心得るという獲信が端的に示されています(「増補新版にあたって」より)。


弥陀成仏のこのかたは いまに十劫(じっこう)をへたまへり
法身(ほっしん)の光輪きはもなく 世(よ)の盲冥(もうみょう)をてらすなり

弥陀成仏のこのかたは いまに十劫とときたれど
塵点久遠劫(じんでんくおんごう)よりも ひさしき仏とみえたまふ

久遠実成(くおんじつじょう)阿弥陀仏 五濁(ごじょく)の凡愚(ぼんぐ)をあはれみて
釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)としめしてぞ 迦耶城(がやじょう)には応現(おうげん)する

(親鸞聖人『浄土和讃』


三度の成仏とはどういうことかというと、親鸞聖人のこの三首のご和讃を根拠に、
 一番最初は、久遠実成、本師本仏の阿弥陀仏。
 二回目は、法蔵菩薩と成り下がって世自在王仏の身元で、五劫思惟(しゆい)、兆載永劫(ちょうさいようごう)のご修行をしてくださった阿弥陀仏。
 そして、第十八願の「若不生者、不取正覚」が三度目の成仏。
ということですが、なんのことやらサッパリ分からない人が多いと思います。仏教の基本的知識があれば、多少は分かるかもしれませんが、そのみ心は私も分かりません。

それが、今、ここで、私が南無阿弥陀仏のおいわれを頂いた時に、疑いなく知らされるそうです。

繰り返し聞かせていただくことが大切なのではないかと思います。
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【本】増井悟朗 / 念仏の雄叫び (前半)

1週間ほど経ってしまいましたが、5月21日(グレゴリオ暦)は親鸞聖人ご生誕の日でした。親鸞聖人といえば、歴史の教科書でも有名だと思いますが、念仏と、切っても切り離せない関係があります。

何の不思議か、浄土真宗のお話を聞かせて頂くようになって今年で17年目になります。ところが、この15年以上を振り返ってみると、念仏をおろそかにしてきたように思います。いや、「念仏」ではなく、「お念仏」です。まことに勿体ないことであります。南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、、、(-人-)

反省してみるに、それは恐らく、蓮如上人のこのご教導を厳しく聞かせて頂いてきたからでしょう。
世間に沙汰するところの念仏というは、ただ口にだにも南無阿弥陀仏と称うれば助かる様に皆人の思えり。それは覚束(おぼつか)なきことなり。
(『御文章』三帖目第二通)
世の中に人のあまねく心得おきたるとおりは、ただ声に出して南無阿弥陀仏とばかり称うれば、極楽に往生すべきように思いはんべり。それは大きに覚束なきことなり。
(『御文章』三帖目第四通)
まず、世間にいま流布して、旨と勧むるところの念仏と申すは、ただ何の分別もなく、南無阿弥陀仏とばかり称うれば、皆助かるべきように思えリ。それはおおきに覚束なきことなり。
(『御文章』三帖目第五通)
人によっては、現世利益や魔除けのお祈り、まじないのようなものが念仏だと思われているかも知れませんが、それならば「念仏称えていても助かりませんよ」ということになるでしょう。

しかし、
ただ声に出して念仏ばかりを称うる人は、おおようなり。それは極楽には往生せず。この念仏の謂れを、よく知りたる人こそ、仏には成るべけれ。
(『御文章』三帖目第三通)
お念仏の、おいわれを知ることが大切だと蓮如上人は言われています。



『念仏の雄叫び』と題された本書は、この「念仏の謂れ」が平易な言葉で説明されており、読ませていただくとお念仏を称えたくなる、有難~~い1冊です。

祈願請求の念仏ではなく、「こんな愚かな自分がよくもこれだけ恵まれて生かされるものぞ」と、感謝、喜びから称えずにおれないお念仏。

他力不思議の境地、み仏のお慈悲を、分からないなりにも感じさせて頂いた気がします。

思いやりの心とか、優しさとか、穏やかな気持ちが芽生え、まっすぐな生き方を望むようにもなります。

世界平和を訴えたり、自殺者の増加を嘆く人が読んだら心に響くのではないでしょうか。

気づいたら、猛スピードで、数時間、打ち込んでいました。長くなるので、2回に分けてご紹介します。誤字などありましたらお知らせください。

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