手塚治虫 / MW(ムウ)



ジャングル大帝』も『鉄腕アトム』も、
火の鳥』も『ブラック・ジャック』も『ブッダ』も、
どれも断片的にしか読んだことなく、
実は、通しで全部読んだ手塚作品はこの『MW』(ムウ)が初めてです。

そんな分際で、このようなことを書くのは不遜極まりないですが、
さすがは巨匠!
と言いたくなる衝動を抑えきれず、書いてしまいました。 (続きを読む…)

陰陽座 ~ 夢幻泡影

 2004年、5枚目のアルバムです。漢字が難しいですが、出典は『金剛般若経』、「むげんほうよう」と読み、“夢と幻と、泡と影。人生がはかないことのたとえ”という意味だそうです。
 これに限らず、陰陽座(おんみょうざ)のアルバムは『鬼哭転生』『百鬼繚乱』『煌神羅刹』『封印廻濫』『鳳翼麟瞳』『臥龍點睛』『魔王戴天』などと、まるで京極夏彦シリーズみたいです。と思って調べてみたら、手塚治虫さんの作品をテーマにしたものが多いようです。 「妖怪へヴィメタル」を標榜とし、平安装束風ステージ衣装を身にまとって演奏するスタイルは独特ですが、楽曲的には IRON MAIDEN や JUDAS PRIEST、HELLOWEEN などを思わせる正統派です。和音階を取り入れているバンドは他にもありますが、特に陰陽座の場合は使い方が効果的で上手く、他のバンドと一線を画してると思います。  美しいツインギターと、表現力豊かな2人のヴォーカルも魅力の一つでしょう。
夢幻 ~ 邪魅の抱擁

 古来、日本人は無常観が強いのだと思いますが、『夢幻泡影』の名前どおり、もののあはれを感じさせます。特に(9)「夢虫」には泣かされます。艶麗な黒猫さんのヴォーカルが美しすぎます。  あと、(6)「輪入道」のヴォーカルは都はるみさんかと思いました。メタル風、演歌風、他のアルバムではアイドル風と歌い分け、語りもこなす黒猫さん、かなりの実力者かと思います。こういうヴィブラート(というかコブシ)の効いたヴォーカルは良いですね。少し長いですが、こちらインタヴューです。
【おまけ】IRON MAIDEN の名曲をカヴァー
Cross Purposes
 ちなみに、このアルバム、ジャケットがBLACK SABBATH の『Cross Purposes』とそっくりですが、どちらもイラストから受けるイメージどおり綺麗なメロディが収まっている2枚です。続けて聴いてみると面白いかも知れません。


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