谷山雅計 ~ 広告コピーってこう書くんだ!読本

 このブログを開設したのが今年の2月9日、先日が11ヶ月目でした。動機は「文章力向上」「創作意欲維持」「備忘録」「他ブロガーとの交流」「ウェブリテラシーの習得」「単なる日記」といったところでしょうか。いずれにしても、書くからには表現力をつけたいところですが、“毎日更新”という目標を掲げているので、毎回「ええぃ、これでいいや」と妥協してアップし、後で余裕が出来たらこっそり修正している、というのが現状です。他のブロガーさんの書評や随想、諸々の記事を読んで感心させられる事がよくありますが、自分も少しでも読みやすい文章を心掛けたいと思います。
 取り上げる題材は主に、聴いた音楽、読んだ本、観た映画、その場の思いつき……自分の作文能力に応じて、書評でも感想文でもメモでも、何でも良し、と自由に書いています。しかしそれでも「ひとりよがりでない」文章を書く難しさに頭を抱えることがあります。
 とにかく語彙力がない、これに極まれりといった感じです。「ネタ」自体は、好きなアーティスト、人に薦めたい曲の数だけあるので今のところ困っていませんが、いざ書こうとするとなかなか進まないものです。特に、「音楽」という実態のないものを「言葉」にするのは難しいことだと思います。確かに聴いて感動するのですが、「良かった」とか「感動した」とか、そういう陳腐な言葉しか出てこないので、そこが悩みどころです。中でも、好きなアーティストやそのアルバムの場合は、より良く書きたいので「下書き」状態が長く続くことがあります。
 さて、前置きが長くなりましたが、この本を読んでまず印象に残ったのが、序章の「なんかいいよね」禁止。という節です。
もしあなたが、いいコピーを書きたい、すばらしいアイデアをつくりたい心の底から思っているのなら、ひとつだけお願いしたいことがあります。  明日から、あなたの毎日の生活のなかで、「なんかいいよね」という言葉を禁句にしてほしいのです。  あなたは、いい映画を見てドキドキしたり、いい音楽を聴いてホロッとしたり、いい小説を読んでジーンとしたりしたときに、しばしばこういう言葉を発してはいないでしょうか。  「なんかいいよね」「なんかステキだよね」「なんかカッコいいよね」と。  明日から、それをきっぱりとやめにしてほしいのです。そして、かわりにこう考えてみてください。  「なぜいいのか。これこれこうだからじゃないか」「なぜカッコいいのか。こういう工夫をしたからじゃないのか」と。
 なるほど、日常の積み重ねが大事だと思いました。食事をするとき、何がどう美味しいのか、街で目を引く看板や建物を見たとき、なぜ惹きつけられたのか、ふとしたフレーズがなぜ耳から離れないのか、常に自分の心に問う習慣を身につけたいものです。これでも、ブログをやる前よりは問題意識を高めているつもりですが、自分の気持ちに正直になることは意外と難しいことです。「常識」とか「固定観念」「慣れ」「習慣」などにだまされてしまうからです。
 広告の学校で「古本屋に若者を」の課題を出すと、つぎのようなタイプのコピーを書いてくる学生もたくさんいます。
 「古本屋で本を買ったら、あるページに前のもち主の涙の跡があって、自分も同じところで感動した」
 「参考書を買ったら、重要な箇所に、前のもち主が赤いペンで線を引いてくれていて、ポイントがよくわかった」
 これに対して、ぼくはかならず「みんなのなかで、古本屋で買った本に、涙の跡を見つけたことがある人はいますか?」とたずねてみることにしています。  すると、誰も手をあげない。あげるはずがないわけです。だって、「古本の涙の跡」なんて存在しないでしょう、この世に。  本を読んで感動のあまり、涙を流すことはありますが、でも冷静に考えれば、流した涙は頬をつたって胸元や膝のあたりに落ちるはずです。ポタポタと本を直撃することって、まずありえない(笑)。それに、万一落ちたとしても、すぐに乾きますから、涙の跡は残らない。  つまり、身もフタもない言い方ですが、書かれた内容は事実ではなく、ウソだということです。 (中略)  もうひとつの「参考書を買ったら……」も、これに近い話です。  重要な箇所に赤いペンで線が引かれているのは、たしかによくある事実です。でも、それで「ポイントがよくわかった」ということは、ほとんどないのではないでしょうか。むしろ、“赤線”が目ざわりで使いにくかったり、無視したりするケースの方が多いはずです。  にもかかわらず、コピーを書くときには、なぜか「役に立った」という話にばかりなってしまう。これも、なぜだかついつい書いてしまうウソの一例だと思います。
 これらのウソは自覚なしについていますので、指摘されなければ気づきにくいものです。もしかしたら日常頻繁に、この類の表現を発しているかもしれません。  べつに、コピーライターをしている訳でもないし、目指してもいませんが、自分が何を思っているのかが分からなくて、その他のことを正しく知ることはできないと思います。やはり自分にも他人にも、素直な気持ちを表現できる努力を続けてゆきたいものです。そして願わくば、発した言葉が誤解なく受け止められ、一人でも心動かされる人がいれば、そんな嬉しいことはありません。
 優れた作家とか芸術家は、自分の心の動きが良く分かっているから、他人の心を揺さぶる創作活動が出来るのだと思います。色々な意味で「正直」を貫くことは大事なこと、そして難しいことではないでしょうか。

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Filed under: ★新書・単行本など  タグ: , , , , , , , , ,   charlie432 00:00  Comments (5)

RHAPSODY ~ Queen Of The Dark Horizons

Rain Of A Thousand Flames RHAPSODY Rain of a Thousand Flames より 「Queen Of The Dark Horizons」
 映画に(プログレも)疎いことが露呈され、お恥ずかしのですが、、、
 RHAPSODY(今は RHAPSODY OF FIRE)のミニアルバム『Rain Of A Thousand Flames』(左画像)の(3)「Queen Of The Dark Horizons」で使われているフレーズが、映画『フェノミナ』のテーマだということを、つい最近知りました。同アルバム収録の(7)「The Wizard’s Last Rhymes」ドヴォルザークというのはすぐに分かるのですが、『フェノミナ』を観たことがないので(><)ずっと RHAPSODY のオリジナルかと思っていました。
 で、この件に関して、めたばかさんに質問したところ、お忙しいにもかかわらず、すぐにお返事を頂きました。 (有難うございます\(^o^)ノ)  いつもながら丁寧で、しかも簡潔な説明なので、是非公開したく、本人の了承を得て以下に引用させていただきます。
(質問) Goblinについて調べていたら、 こんなのがありました。 今まで、この曲はRHAPSODY の「QUEEN OF THE DARK HORIZONS」(RAIN OF A THOUSAND FLAMES 収録)だと思っていたのですが、オリジナルではないということなのでしょうか? あるいは、ユーザーが勝手に映像と音楽を組み合わせてアップしたのか、、、? お返事いただければ嬉しく思います。
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(返信) この曲は間違いなくゴブリン(というかクラウディオ・シモネッティ)が オリジナルです。 というか、この映像は、この曲のビデオクリップで ダリオ・アルジェント自らが監督しています。 映像と、別の曲を組み合わせたわけではなく、これが正規です。
映画「フェノミナ」のインテグラルハード完全版を購入すると 特典映像としてみられるはずで、このYOUTUBE映像も そこから流出したものでしょう。 (LDには間違いなく収録されています)
なお、この時期のゴブリンは 実質的にはクラウディオ・シモネッティのソロで アルジェント映画の音楽の時にだけ「ゴブリン」名義を使ってたようです。
ラプソディはイタリアのバンドで、かつ、 海外のサイトではプログレ・バンドとして取り上げられたりもするので ゴブリンの影響を受けていても、おかしくはないでしょう。
補足説明です。 正確には、この曲は曲名が「フェノミナ」で、 ゴブリンではなく、クラウディオ・シモネッティのソロ名義で発表されています。 歌唱を担当しているソプラノ・ヴォーカルのピナ・マグリは、 本職はオペラ歌手らしいのですが、詳細は不明です。
ゴブリン名義では4曲がサントラに収録されているのですが この時点でのゴブリンのメンバーは、前述のシモネッティと ファビオ・ピニャテリ(ピニャレリ、ピニャテッリ表記も存在)の二人だけで 名義を使い分けていることにあまり深い意味はないのかもしれません。 (作曲印税の配分の問題かもしれません)
実際、ゴブリン名義の4曲と、「フェノミナのテーマ」は まったく同時期に、ローマの同じスタジオで収録されているようです。
ゴブリンは元来が、ダリオ・アルジェントを中心とする 音楽プロジェクトであるという説もあり、いまひとつ全容がとらえにくく 謎の多いバンド?プロジェクト?です。
1982年の「シャドー」のサントラでは、アルジェント監督、 シモネッティ参加にもかかわらず、ゴブリン名義が使用できず、 アルバムジャケットにゴブリンの表記がありません。 (日本ではゴブリン作品としてリリースされています)
 めたばかさん、ありがとうございました。アルジェントシモネッティゴブリンの間には奇妙な関係があることが分かりました。それと、確かに、ラプソディにはプログレの要素がありますね。  
文中に出てきたのはこの映像です ↓ PHENOMENA



それが RHAPSODY の手にかかると、 こうなります
Queen Of The Dark Horizons
(前半)
(後半)


Links: メタル馬鹿一代 ゴブリン/シモネッティCDガイド ゴブリンその1 ゴブリンその2 ゴブリンその3 ダリオ・アルジェント作品サウンドトラック AVETE VISTO DARIO ARGENTO PAGE(トップページ)

ANIMETAL ~ Animetal Marathon

 ぱんどらさんのブログヤッターマンが実写版で映画になると知り、懐かしく思いました。  そして先日、DVDで『かもめ食堂』を見ていたら、ガッチャマンの歌詞が分からない(←ネタバレ防止。マウスでドラッグすると見えます)という展開になり、「誰だっ!誰だっ!!誰だぁ~♪」は世界的な名曲なんだと思いました。(私もサチエと同様です。分かるとすれば替え歌、、、(^^;ゞ)
 そんな訳で今日はアニメタルです(ヤッターマンは演っていないようですが)。
「こんなのやったら面白いんじゃないか?」的な発想は王様に通ずるところがありますが、音楽的にも王様同様、結構本格的です。メタル好きなら、「お、ここのリフはメイデンっぽい」「このソロはリッチー(ブラックモア)的か?」「インギー風だ」などと言いそうになるところに、思わずニヤリとしてしまいます。ヴォーカルの、とくにライヴでの熱唱も聴き応えありです。  しかしそれにしても、もろ「Burn」鋼鉄ジーグには驚きました。ライヴではソロまでそのまんまコピーしてますからね。  アニメタルレディも好きです。

Track List:

アニメタル・マラソン
1. アニメタルのテーマ 2. ガッチャマンの歌 → Video 3. 海のトリトンVideo 4. テッカマンの歌 5. たたかえ!キャシャーン 6. 戦え!ポリマー 7. 行くぞ!ゴーダム 8. バビル2世 9. コンバトラーVのテーマ → Video 10. ボルテスVのテーマ 11. 立て!闘将ダイモス 12. 勇者ライディーン 13. 大空魔竜ガイキング 14. すきだッ ダンガードA 15. ダッシュ!マシンハヤブサ 16. グランプリの鷹 17. タイガーマスクVideo 18. 氷河戦士ガイスラッガー 19. 誰がために 20. 銀河鉄道999Video 21. キャプテンハーロックVideo 22. 宇宙戦艦ヤマトVideo 23. 翔べ!ガンダムVideo 24. 復活のイデオン 25. マクロスVideo 26. 行け!ザンボット3 27. カムヒア!ダイターン3 28. 疾風ザブングル 29. ダンバインとぶ 30. さらばやさしき日々よ 31. 炎のさだめ 32. マジンガーZVideo(←メドレーの最後) 33. おれはグレートマジンガー 34. とべ!グレンダイザー 35. ゲッターロボ! → Video(マジンガーZからのメドレー) 36. 鋼鉄ジーグのうた → Video 37. デビルマンのうた → Video 38. アニメタルのテーマ(Reprise)


【おまけ】 キン肉マン 鉄人28号 ルパン三世~聖闘士星矢~ドラゴンボール~ドラゴンボールZ キャプテン翼 キャッツアイ~ドラゴンボール タッチ 魔法使いサリー 魔法のマコちゃん うる星やつら アルプスの少女ハイジ キャンディ キャンディ 花の子ルンルン ベルサイユの薔薇 セーラームーン スパイダーマン ペガサスファンタジー エヴァンゲリオン 北斗の拳
【おまけ】のおまけ 北斗の拳


【さらにおまけ】 “FINAL BATTLE” DECA METAL

Filed under: ANIMETAL  タグ: , , , , , , , , , , , , , , , ,   charlie432 00:00  Comments (5)
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