★゜・。。・゜゜・。。・゜☆ 2011年05月15日 ☆゜・。。・゜゜・。。・゜★
★゜・。。・゜゜・。。・゜☆ 2010年10月24日 ☆゜・。。・゜゜・。。・゜★
【本】武田邦彦 / 偽善エコロジー―「環境生活」が地球を破壊する
環境問題に全く無関心という訳ではないけれど、具体的に何か心がけていることがあるかといったら、せいぜいゴミの出し方を気をつける、という程度でしかありませんでしたが、この本は非常に面白く読めました。「地球に優しい」考え方が根本的に覆されたともいえます。
リサイクルやリユース、リデュースなどが、実は無駄な努力であったり、却って逆効果の場合もあることが興味深く論じられています。中でも、地球温暖化はどうしても避けられないのだから、「ストップ温暖化」と言って環境を変えるのではなく人間の生活スタイルを変えるべきだ、という主張には無理がなく、強く納得させられました。
色々調べてみると、検証データの信憑性や論法の甘さを指摘する意見もありますが、それまで常識と思っていたことに疑いの目を向けさせる点においては、多くの人に読まれる価値のある内容だと思います。
そもそも複雑な生態系において、何が正しく何が間違っているか、目に見える事象だけで早計に判断することはできないことだと思うので、一方的な情報を鵜呑みにせず、多角的な視点でよく考えることが大切だと感じました。その際、著者の主張も批判的に読む態度も必要でしょう。
環境問題の誤った常識は、無知・無関心・考察不足などから起こる場合もありますが、本書では、企業や自治体、マスコミなどのエゴによって作られたものである事例もいくつか訴えられています。生物のため、資源のため、人間のため、と聞くと、良いことのように思ってしまいますが、実は金儲けが目的の大嘘の場合があると知り、腹立たしい気持ちにもなりました。
外国人には不可解と思われる、日本人の矛盾した思考パターンにも触れられています。自然との関わりで最も中心となる「食」において、人口1億を超える国の中では穀物自給率が極端に低く、その多くを輸入に頼って、しかも食品ゴミを大量に出しても平気でいる日本。一方で、大した抑止効果の期待されない温暖化に対しては、「チーム6%」などと言って温暖化ガス削減に躍起になっているのは、国際的に特異な存在であり、信用されない言動であることを自覚せねばならないと思いました。
森林の利用においても、上手く自然と共存しているスウェーデン・フィンランドと比べると、同様に森林の面積の割合が高いにもかかわらず、日本では紙もに木材にも使わずに、そして石油を使って紙のリサイクルをしています。これを理解不能と指摘されるのも、その通りと認めざるを得ません。森林を伐採しないことが自然を守ることだというのは錯覚で、「森林を伐採しないから環境の劣等性」と言われる理由が本書を読めばよく分かります。
4章のうち、最初の3章で科学的・化学的根拠を出して論じ、最終章ではさらに本質に迫って、関心が心から物へ移ったことが今日の環境問題の根本的な原因であると結論付けられてます。
エコや節約を、我慢とか禁欲的なものだと思っている間は、それは本物ではなく、自然の恵みを感謝して享受し、人間らしい心の充足を楽しむことが出来てはじめてエコロジーと言えるのだと思いました。
あ、書きながら思い出しましたが、毛糸で編んだタワシを使うというのはエコかもしれません。洗剤を使わなくても食器(油汚れも含む)をキレイに洗うことが出来るので楽しいです。
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リサイクルやリユース、リデュースなどが、実は無駄な努力であったり、却って逆効果の場合もあることが興味深く論じられています。中でも、地球温暖化はどうしても避けられないのだから、「ストップ温暖化」と言って環境を変えるのではなく人間の生活スタイルを変えるべきだ、という主張には無理がなく、強く納得させられました。
色々調べてみると、検証データの信憑性や論法の甘さを指摘する意見もありますが、それまで常識と思っていたことに疑いの目を向けさせる点においては、多くの人に読まれる価値のある内容だと思います。
そもそも複雑な生態系において、何が正しく何が間違っているか、目に見える事象だけで早計に判断することはできないことだと思うので、一方的な情報を鵜呑みにせず、多角的な視点でよく考えることが大切だと感じました。その際、著者の主張も批判的に読む態度も必要でしょう。
環境問題の誤った常識は、無知・無関心・考察不足などから起こる場合もありますが、本書では、企業や自治体、マスコミなどのエゴによって作られたものである事例もいくつか訴えられています。生物のため、資源のため、人間のため、と聞くと、良いことのように思ってしまいますが、実は金儲けが目的の大嘘の場合があると知り、腹立たしい気持ちにもなりました。
外国人には不可解と思われる、日本人の矛盾した思考パターンにも触れられています。自然との関わりで最も中心となる「食」において、人口1億を超える国の中では穀物自給率が極端に低く、その多くを輸入に頼って、しかも食品ゴミを大量に出しても平気でいる日本。一方で、大した抑止効果の期待されない温暖化に対しては、「チーム6%」などと言って温暖化ガス削減に躍起になっているのは、国際的に特異な存在であり、信用されない言動であることを自覚せねばならないと思いました。
森林の利用においても、上手く自然と共存しているスウェーデン・フィンランドと比べると、同様に森林の面積の割合が高いにもかかわらず、日本では紙もに木材にも使わずに、そして石油を使って紙のリサイクルをしています。これを理解不能と指摘されるのも、その通りと認めざるを得ません。森林を伐採しないことが自然を守ることだというのは錯覚で、「森林を伐採しないから環境の劣等性」と言われる理由が本書を読めばよく分かります。
4章のうち、最初の3章で科学的・化学的根拠を出して論じ、最終章ではさらに本質に迫って、関心が心から物へ移ったことが今日の環境問題の根本的な原因であると結論付けられてます。
エコや節約を、我慢とか禁欲的なものだと思っている間は、それは本物ではなく、自然の恵みを感謝して享受し、人間らしい心の充足を楽しむことが出来てはじめてエコロジーと言えるのだと思いました。
あ、書きながら思い出しましたが、毛糸で編んだタワシを使うというのはエコかもしれません。洗剤を使わなくても食器(油汚れも含む)をキレイに洗うことが出来るので楽しいです。
「もったいない」という言葉があります。最近のように多くの人が物にとりつかれている社会では物を節約するためにもったいないと子供におしえることになりますが、私が母から教えてもらった「もったいない」という言葉は、心の問題でした。「もったいないからご飯粒は残してはいけないよ」という言葉には、「せっかくお百姓さんが苦労してお米を作ってくださったのだから、残してはいけない」という感謝の気持ちであって、自分が生かされているのは自分を支えてくれる多くの人がいるからだ、という心から出た言葉でした。決して、ご飯粒一つを残すと、ゴミが増える、などということではなかったと思います。
「もったいない」は感謝の気持ちであり、その結果として「物を節約する」ことができますが、それはあくまでも結果であって、動機ではありません。(第四章 本当に「環境にいい生活」とは何か より)
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★゜・。。・゜゜・。。・゜☆ 2010年02月07日 ☆゜・。。・゜゜・。。・゜★
【自戒】身を滅ぼす慢心
最近読んだ小話の中から、心に残ったものを下に引用してみました。
というのも、、、申し訳ないですが、知人で反面教師となる人がいまして(ー“”ー )
う ぬ ぼ れ
「自信」とは違って「自惚れ」とは醜いものですが、自覚のないところが恐ろしいと思います。「自惚れていない」という自惚れ。他人の姿をみると比較的分かりやすいのですが、自分の姿というのは分からないものです。
「有頂天から始まる地獄」とも言われるように、好調な時こそが危ないです。浮かれずに、気を引き締めねばならないと思います。そう思っていても、自惚れの罠からは抜け難いです。調子悪くても、きっと自惚れているに違いありません。
108の煩悩の中に「慢」というのがあり、我々は一生涯、自惚れから離れ切れないと教えられます。
諌めの言葉や批判、あるいは悪意ある誹謗・中傷であったとしても、受け止め方次第で、それは自己を成長させる尊いご縁となり得るのでしょう。難しいことですが、そういう度量の広さを身につけたいたいものです。それに関する文章が2番目の引用。
何故こんな気持ちになったかというと、上にも書きましたが、反面教師がいるんです。あ、ブログ友達やマイミクさんではありません。
なんて、他人事のように思ってはいけませんね。私のことです。すみません(ノ。ー)
(続きを読む…)
というのも、、、申し訳ないですが、知人で反面教師となる人がいまして(ー“”ー )
う ぬ ぼ れ
「自信」とは違って「自惚れ」とは醜いものですが、自覚のないところが恐ろしいと思います。「自惚れていない」という自惚れ。他人の姿をみると比較的分かりやすいのですが、自分の姿というのは分からないものです。
「有頂天から始まる地獄」とも言われるように、好調な時こそが危ないです。浮かれずに、気を引き締めねばならないと思います。そう思っていても、自惚れの罠からは抜け難いです。調子悪くても、きっと自惚れているに違いありません。
108の煩悩の中に「慢」というのがあり、我々は一生涯、自惚れから離れ切れないと教えられます。
諌めの言葉や批判、あるいは悪意ある誹謗・中傷であったとしても、受け止め方次第で、それは自己を成長させる尊いご縁となり得るのでしょう。難しいことですが、そういう度量の広さを身につけたいたいものです。それに関する文章が2番目の引用。
何故こんな気持ちになったかというと、上にも書きましたが、反面教師がいるんです。あ、ブログ友達やマイミクさんではありません。
なんて、他人事のように思ってはいけませんね。私のことです。すみません(ノ。ー)
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