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芥川龍之介
サイト解析 / Google Ad Planner & Google Analytics
- 2009-05-29 (金)
- ★科学、技術、PCなど
Google Ad Planner で、当ブログを解析してみました。
すべての情報は測定による客観データではなく、
さまざまな情報を元にグーグルが算定した推測値とのことで、
詳細は
Google Ad Planner(アドプランナー)で“あのサイトのPVやUU”を調べてみよう! | Web担当者Forum
をご覧下さい。
では早速、
に「http://charlie432.blog92.fc2.com/」と入れてみると、
こういう結果になりました(クリックで拡大します)。
どうぞ twitter に引用しちゃってください(^^)ノ
芥川龍之介 / 蜘蛛の糸
- 2009-03-03 (火)
- あ:芥川龍之介
ここ数日 Google 関係の記事、
(YouTube、Book Search、Gmail)
を書いてきましたが、
基本的に Google の考え方には共感できるところが多いです。
(そうでない人もまた多いと思いますが)
利益欲とか名誉欲とか、そういうものから離れ、
ストイックに、かつ楽しみながら、
ひたすら人類の叡智を整理している、
ただそれだけ、という印象を受けます。
そんなところが大好きです、Google。
梅田望夫さんの主張する「ウェブ性善説」にも概ね賛同しますねぇ。
ただ、、、
どうぞ twitter に引用しちゃってください(^^)ノ
芥川龍之介 ~ 蜘蛛の糸
- 2007-11-18 (日)
- あ:芥川龍之介
を思い出させるゲーム
↓
お釈迦様になったような気分に、、、
なりませんか?
原作はこちら
↓
↓
お釈迦様になったような気分に、、、
なりませんか?
原作はこちら
↓
蜘蛛の糸
芥川龍之介
一
ある日の事でございます。御釈迦様(おしゃかさま)は極楽の蓮池(はすいけ)のふちを、独りでぶらぶら御歩きになっていらっしゃいました。池の中に咲いている蓮(はす)の花は、みんな玉のようにまっ白で、そのまん中にある金色(きんいろ)の蕊(ずい)からは、何とも云えない好(よ)い匂(におい)が、絶間(たえま)なくあたりへ溢(あふ)れて居ります。極楽は丁度朝なのでございましょう。
芥川龍之介
一
ある日の事でございます。御釈迦様(おしゃかさま)は極楽の蓮池(はすいけ)のふちを、独りでぶらぶら御歩きになっていらっしゃいました。池の中に咲いている蓮(はす)の花は、みんな玉のようにまっ白で、そのまん中にある金色(きんいろ)の蕊(ずい)からは、何とも云えない好(よ)い匂(におい)が、絶間(たえま)なくあたりへ溢(あふ)れて居ります。極楽は丁度朝なのでございましょう。
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実験(その1)の結果
- 2007-09-01 (土)
- ★実験
7月26日のエントリーですが、以下のような結果となりました。
集計期間:7月26日~8月24日(30日間)
・30日間のページビュー数(以下PV):8(-。ー)
(ちなみに、当日3、翌日4、4日後に1、その後アクセスなし)
・ページ閲覧時間: 00:01:03
・直帰率: 80.00%
・離脱率: 77.78%
・参照元:1.yahoo 5
2.blogpet.net 1
3.google 1
4.technorati.jp 1
・キーワード:
1.symphony x 6
2.”symphony x” 2
データ数があまりにも小さいので、解析不能です(>。<)(ちなみに、当日3、翌日4、4日後に1、その後アクセスなし)
・ページ閲覧時間: 00:01:03
・直帰率: 80.00%
・離脱率: 77.78%
・参照元:1.yahoo 5
2.blogpet.net 1
3.google 1
4.technorati.jp 1
・キーワード:
1.symphony x 6
2.”symphony x” 2
まあ、ハッキリいえることは、
キーワードを
<strong></strong>
や
<a></a>
で囲んでみたところで、
SEOにはつながらないということでしょう。
yahoo や google も、日々進化しており、
しっかりとした、内容のある記事が
検索上位に表示されるよう
開発されているのだと思います。
ちなみに、この期間(7/26~8/24)の
キーワード、およびコンテンツの上位25位は以下のとおりです。
キーワード
芥川龍之介 地獄変
symphony x
手紙 東野圭吾 読書感想文
symphonyx paradise lost
博士の愛した数式 感想文
systematic chaos
読書感想文 博士の愛した数式
地獄変 読書感想文
読書感想文 手紙 東野圭吾
地獄変 感想
東野圭吾 手紙 読書感想文
地獄変 感想文
読書感想文 芥川龍之介
読書感想文 地獄変
芥川龍之介 地獄変 感想
読書感想文 羅生門
東野圭吾 手紙
東野圭吾 手紙 感想文
手紙 東野圭吾 感想文
沈黙 遠藤周作 感想文
手紙 東野圭吾
遠藤周作 沈黙 感想文
symphonyx
沈黙 遠藤周作 感想
dream theater – systematic chaos
コンテンツ
徒然(つまりトップページ、当然でしょう)
徒然 芥川龍之介 ~ 地獄変
徒然 東野圭吾~手紙
徒然 遠藤周作~沈黙
徒然 芥川龍之介 ~ 羅生門
徒然 小川洋子 ~ 博士の愛した数式
徒然 花ざかりの君たちへ イケメン♂パラダイス(第1回)
徒然 SYMPHONY X ~ Paradise Lost
徒然 ドストエフスキー ~ カラマーゾフの兄弟
徒然 ハイドン ~ 弦楽四重奏曲「ひばり」「セレナーデ」「五度」「皇帝」
徒然 第1~4回(花ざかりの君たちへ イケメン♂パラダイス)
徒然 SYMPHONY X ~ Paradise Lost 予習
徒然 オスカー・ワイルド ~ ドリアン・グレイの肖像
徒然 ペットの俳句
徒然 レスピーギ ~ リュートのための古風な舞曲とアリア(全曲)、鳥
徒然 DREAM THEATER ~ Systematic Chaos に期待大
徒然 島田紳助 ~ ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する―絶対に失敗しないビジネス経営哲学
徒然 SYMPHONY X
徒然 司馬遼太郎 ~ 梟の城
徒然 明橋大二 他 ~ なぜ生きる
徒然 モーツァルト/ブラームス ~ クラリネット五重奏曲
徒然 ANGRA ~ Rebirth
徒然 ORANGE RANGE ~ イケナイ太陽
徒然 SYMPHONY X ~ Paradise Lost 予告
徒然 セカンドライフの今後や如何?
芥川龍之介 地獄変
symphony x
手紙 東野圭吾 読書感想文
symphonyx paradise lost
博士の愛した数式 感想文
systematic chaos
読書感想文 博士の愛した数式
地獄変 読書感想文
読書感想文 手紙 東野圭吾
地獄変 感想
東野圭吾 手紙 読書感想文
地獄変 感想文
読書感想文 芥川龍之介
読書感想文 地獄変
芥川龍之介 地獄変 感想
読書感想文 羅生門
東野圭吾 手紙
東野圭吾 手紙 感想文
手紙 東野圭吾 感想文
沈黙 遠藤周作 感想文
手紙 東野圭吾
遠藤周作 沈黙 感想文
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沈黙 遠藤周作 感想
dream theater – systematic chaos
コンテンツ
徒然(つまりトップページ、当然でしょう)
徒然 芥川龍之介 ~ 地獄変
徒然 東野圭吾~手紙
徒然 遠藤周作~沈黙
徒然 芥川龍之介 ~ 羅生門
徒然 小川洋子 ~ 博士の愛した数式
徒然 花ざかりの君たちへ イケメン♂パラダイス(第1回)
徒然 SYMPHONY X ~ Paradise Lost
徒然 ドストエフスキー ~ カラマーゾフの兄弟
徒然 ハイドン ~ 弦楽四重奏曲「ひばり」「セレナーデ」「五度」「皇帝」
徒然 第1~4回(花ざかりの君たちへ イケメン♂パラダイス)
徒然 SYMPHONY X ~ Paradise Lost 予習
徒然 オスカー・ワイルド ~ ドリアン・グレイの肖像
徒然 ペットの俳句
徒然 レスピーギ ~ リュートのための古風な舞曲とアリア(全曲)、鳥
徒然 DREAM THEATER ~ Systematic Chaos に期待大
徒然 島田紳助 ~ ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する―絶対に失敗しないビジネス経営哲学
徒然 SYMPHONY X
徒然 司馬遼太郎 ~ 梟の城
徒然 明橋大二 他 ~ なぜ生きる
徒然 モーツァルト/ブラームス ~ クラリネット五重奏曲
徒然 ANGRA ~ Rebirth
徒然 ORANGE RANGE ~ イケナイ太陽
徒然 SYMPHONY X ~ Paradise Lost 予告
徒然 セカンドライフの今後や如何?
読書感想文系のアクセスが
上位に来ていることが分かります。
小・中学・高校生の宿題の影響でしょうか?
パクリ、転用は全く気にしませんので、
どうぞご自由にお持ち帰りくださいませ。
え?使えない文章ばかり?
それは確かに、ごもっともでございます。
┐(-。ー;)┌
どうぞ twitter に引用しちゃってください(^^)ノ
実験その2
- 2007-08-31 (金)
- ★実験
ハウリングが起こる仕組みは下記の通りです。
1)まず、マイクの拾った音がアンプに送られ増幅されます。
2)次に、増幅された音がスピーカから出力されます。
3)このスピーカからの音を更にマイクが拾います。 →1)に戻る。
これを繰り返すことで、マイク~アンプ~スピーカの間を音がループしてしまいます。このとき、ループする音のうち、ある周波数の成分のみがどんどん増幅され、「キーン」「ブーン」という音になってしまうのです。これがハウリングです。
1)まず、マイクの拾った音がアンプに送られ増幅されます。
2)次に、増幅された音がスピーカから出力されます。
3)このスピーカからの音を更にマイクが拾います。 →1)に戻る。
これを繰り返すことで、マイク~アンプ~スピーカの間を音がループしてしまいます。このとき、ループする音のうち、ある周波数の成分のみがどんどん増幅され、「キーン」「ブーン」という音になってしまうのです。これがハウリングです。
なるほど音の教室より
では、ブログ記事を「マイクが拾う音」、ブログペットの日記を「アンプから出る音」に見たてて、入力→出力→入力→出力→入力→……と繰り返したらどんな「音」が出るのか、弟のリーチャー234君に実験を依頼してみました(他サイトからの訪問は自然音ということでしょうか。アクセスの少ないページは静かな環境ということですね)。現場はこちらです。
初期条件として、何故か当ブログで最もアクセスの多い、芥川龍之介の「地獄変」をペットに教え込ませました。
さあ、これで、ペットが「スーパーりゅうのすけ」へ成長するか、と楽しみに待っていると、日記に書き残されていたのは、、、
(1日目)♪ だれかあそんでくれないかな
(2日目) ←白紙
(3日目)えっとね とくにかくことがないの
(4日目) ←白紙
(5日目)♪ こうしんされるのをまってるよ♪
( 〃 )♪ きょうはおやすみー
ということで、「生まれたての子に芥川龍之介は理解不能」と判断したリーチャー234は、路線変更して、夏目漱石の『夢十夜』で試してみました。(2日目) ←白紙
(3日目)えっとね とくにかくことがないの
(4日目) ←白紙
(5日目)♪ こうしんされるのをまってるよ♪
( 〃 )♪ きょうはおやすみー
ところが、依然、、、
(翌日)のーたいとる とくにかくことがないの
という日記を見て、業を煮やし、今度は 小泉純一郎語録を読み聞かせてみると……(翌日)おぼえてる さいきんおぼえたことば 党 自分 議員
ようやく覚えた言葉で日記を書き始めました。レ(゚o゚レしかし、その後はやはり
うーん あそびにいこうかな?
のーたいとる きょうもいいことあるかな
きょうは だれかあそんでくれないかな
ひらがなばかりだからダメなのかな?と思い、漢字で試してみましたが、、、のーたいとる きょうもいいことあるかな
きょうは だれかあそんでくれないかな
今日は 更新が楽しみ♪
今日 リーチャー234の誕生日だよ
うーん 今日もいいことあるかな
ららら~ ブログ読もう
♪ 遊びに行こうかな?
ららら~ 特に書く事がないの
ノータイトル 遊びに行きたいなー
うーん 更新が楽しみ
ららら~ 今日も良い事あるかな
えっとね 遊びに行きたいなー
今日 本当はリーチャー234と♪は同じぐらい面白い♪
今日は 今日は良い事あるかな
えっとね 特に書く事がないの
今日 リーチャー234は党と同じくらい好きなの♪
ノータイトル 今日はお休みー
と、結果は変わらず。更新されていないときに準備されている文面だと思われます。今日 リーチャー234の誕生日だよ
うーん 今日もいいことあるかな
ららら~ ブログ読もう
♪ 遊びに行こうかな?
ららら~ 特に書く事がないの
ノータイトル 遊びに行きたいなー
うーん 更新が楽しみ
ららら~ 今日も良い事あるかな
えっとね 遊びに行きたいなー
今日 本当はリーチャー234と♪は同じぐらい面白い♪
今日は 今日は良い事あるかな
えっとね 特に書く事がないの
今日 リーチャー234は党と同じくらい好きなの♪
ノータイトル 今日はお休みー
とまあ、ここまでやってきて、深い考察をするのが面倒くさくなったので、結論です。
結論
- 最初にある程度の量の文章を書いても、その後、二言三言の文章では「更新なし」とみなされる?
- 更新のないときの頻出タイトル
「きょう(は)」「うーん」「ららら~」
「♪」「えっとね」「のーたいとる」 - 更新のないときの本文
「きょうもいいことあるかな」
「ぶろぐよもう」
「あそびにいこうかな」
「とくにかくことがないの」
「あそびにいきたいなー」
「きょうはいいことあるかな」
「とくにかくことがないの」
以上、提出直前に取り繕った、夏休みの自由研究のような実験でした。(><)
実際のところ、色々な要素を総合的に分析して言葉を発する「ブログペット」は、本当の生き物のようで飼っていて可愛いと思います。自分の知らない深層心理、ブログ記事や訪問者の傾向などが見えてくるかもしれません。経験的には直前の更新の影響を強く受けていると思われます(特に俳句が顕著?)。
どうぞ twitter に引用しちゃってください(^^)ノ
実験
- 2007-07-26 (木)
- ★実験
7月の検索キーワード上位25位を下に列記し、
<strong></strong> で囲み、
更に <a></a> ではさんでみました。
さてさて、このエントリーへのアクセスは、
当ブログにおいて、どのくらいの順位になるのでしょうか?
9月1日に結果発表します。
(忘れていなければ(^^;ゞ
あと、そのときこのブログが存続していたら(-。-))
<strong></strong> で囲み、
更に <a></a> ではさんでみました。
さてさて、このエントリーへのアクセスは、
当ブログにおいて、どのくらいの順位になるのでしょうか?
9月1日に結果発表します。
(忘れていなければ(^^;ゞ
あと、そのときこのブログが存続していたら(-。-))
1
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芥川龍之介 地獄変
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セカンドライフ 服の着方
地獄変 感想
dream theater systematic chaos
paradise lost symphony x
ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する
徒然
angra rebirth
symphony x paradise
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“symphony x”
セカンドライフ 今後
地獄変 芥川龍之介
bad moon rising
ハイドン ひばり
ハイドン 五度
地獄変
島田紳助 ご飯を大盛りにする
生徒諸君
angra
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芥川龍之介 ~ 羅生門
- 2007-07-15 (日)
- あ:芥川龍之介
ルーマニアって国の名前かと思っていましたが、本当はこういう意味だそうです。→ルーマニア・ルーマニア・ルーマニア
今日は、日本が誇る芥川龍之介の代表作『羅生門』を、ルーマニアの人向けに翻訳してみようかと思います。まずは原文から。
羅生門 芥川龍之介
ある日の暮方の事である。一人の下人(げにん)が、羅生門(らしょうもん)の下で雨やみを待っていた。
広い門の下には、この男のほかに誰もいない。ただ、所々丹塗(にぬり)の剥(は)げた、大きな円柱(まるばしら)に、蟋蟀(きりぎりす)が一匹とまっている。羅生門が、朱雀大路(すざくおおじ)にある以上は、この男のほかにも、雨やみをする市女笠(いちめがさ)や揉烏帽子(もみえぼし)が、もう二三人はありそうなものである。それが、この男のほかには誰もいない。
「では、己(おれ)が引剥(ひはぎ)をしようと恨むまいな。己もそうしなければ、饑死をする体なのだ。」
下人は、すばやく、老婆の着物を剥ぎとった。それから、足にしがみつこうとする老婆を、手荒く死骸の上へ蹴倒した。梯子の口までは、僅に五歩を数えるばかりである。下人は、剥ぎとった檜皮色(ひわだいろ)の着物をわきにかかえて、またたく間に急な梯子を夜の底へかけ下りた。
しばらく、死んだように倒れていた老婆が、死骸の中から、その裸の体を起したのは、それから間もなくの事である。老婆はつぶやくような、うめくような声を立てながら、まだ燃えている火の光をたよりに、梯子の口まで、這って行った。そうして、そこから、短い白髪(しらが)を倒(さかさま)にして、門の下を覗きこんだ。外には、ただ、黒洞々(こくとうとう)たる夜があるばかりである。
下人の行方(ゆくえ)は、誰も知らない。
さて、いきなりルーマニア語に翻訳するのもきついので、まずは大阪弁で読んでみましょう。ある日の暮方の事である。一人の下人(げにん)が、羅生門(らしょうもん)の下で雨やみを待っていた。
広い門の下には、この男のほかに誰もいない。ただ、所々丹塗(にぬり)の剥(は)げた、大きな円柱(まるばしら)に、蟋蟀(きりぎりす)が一匹とまっている。羅生門が、朱雀大路(すざくおおじ)にある以上は、この男のほかにも、雨やみをする市女笠(いちめがさ)や揉烏帽子(もみえぼし)が、もう二三人はありそうなものである。それが、この男のほかには誰もいない。
【中略】
作者はさっき、「下人が雨やみを待っていた」と書いた。しかし、下人は雨がやんでも、格別どうしようと云う当てはない。ふだんなら、勿論、主人の家へ帰る可き筈である。所がその主人からは、四五日前に暇を出された。前にも書いたように、当時京都の町は一通りならず衰微(すいび)していた。今この下人が、永年、使われていた主人から、暇を出されたのも、実はこの衰微の小さな余波にほかならない。だから「下人が雨やみを待っていた」と云うよりも「雨にふりこめられた下人が、行き所がなくて、途方にくれていた」と云う方が、適当である。その上、今日の空模様も少からず、この平安朝の下人の Sentimentalisme に影響した。申(さる)の刻(こく)下(さが)りからふり出した雨は、いまだに上るけしきがない。そこで、下人は、何をおいても差当り明日(あす)の暮しをどうにかしようとして――云わばどうにもならない事を、どうにかしようとして、とりとめもない考えをたどりながら、さっきから朱雀大路にふる雨の音を、聞くともなく聞いていたのである。【中略】
老婆の話が完(おわ)ると、下人は嘲(あざけ)るような声で念を押した。そうして、一足前へ出ると、不意に右の手を面皰(にきび)から離して、老婆の襟上(えりがみ)をつかみながら、噛みつくようにこう云った。「では、己(おれ)が引剥(ひはぎ)をしようと恨むまいな。己もそうしなければ、饑死をする体なのだ。」
下人は、すばやく、老婆の着物を剥ぎとった。それから、足にしがみつこうとする老婆を、手荒く死骸の上へ蹴倒した。梯子の口までは、僅に五歩を数えるばかりである。下人は、剥ぎとった檜皮色(ひわだいろ)の着物をわきにかかえて、またたく間に急な梯子を夜の底へかけ下りた。
しばらく、死んだように倒れていた老婆が、死骸の中から、その裸の体を起したのは、それから間もなくの事である。老婆はつぶやくような、うめくような声を立てながら、まだ燃えている火の光をたよりに、梯子の口まで、這って行った。そうして、そこから、短い白髪(しらが)を倒(さかさま)にして、門の下を覗きこんだ。外には、ただ、黒洞々(こくとうとう)たる夜があるばかりである。
下人の行方(ゆくえ)は、誰も知らない。
(大正四年九月)
羅生門 芥川龍之介
ある日の暮方の事なんや。一人の下人(げにん)が、羅生門(らしょうもん)の下で雨ちゃんやみを待っとった。
広い門の下には、この男のほかにどなたはんもおらへん。そやけど、所々丹塗(にぬり)の剥(は)げた、大きな円柱(まるばしら)に、蟋蟀(きりぎりす)が一匹とまっとる。羅生門が、朱雀大路(すざくおおじ)にある以上は、この男のほかにも、雨ちゃんやみをする市女笠(いちめがさ)や揉烏帽子(もみえぼし)が、もう二三人はありそうなもんなんや。それが、この男のほかにはどなたはんもおらへん。
「では、己(わし)が引剥(ひはぎ)をしたろおもて恨むまいな。己もそうせな、饑死をする体なんや。」
下人は、すばやく、老婆の着物を剥ぎとったちうわけや。ほんで、足にしがみつこうとする老婆を、手荒く死骸の上へ蹴倒したちうわけや。梯子の口までは、僅に五歩を数えるばっかりなんや。下人は、剥ぎとった檜皮色(ひわだいろ)の着物をわきにかかえて、またたく間に急な梯子を夜の底へかけ下りたちうわけや。
ちーとの間、死んやように倒れとった老婆が、死骸の中から、その裸の体を起したんは、ほんで間もなくの事なんや。老婆はつぶやくような、うめくような声を立てながら、まだ燃えとる火の光をたよりに、梯子の口まで、這って行ったちうわけや。そないにして、そこから、短い白髪(しらが)を倒(さかさま)にして、門の下を覗きこんや。外には、そやけど、黒洞々(こくとうとう)たる夜があるばっかりなんや。
下人の行方(ゆくえ)は、どなたはんも知らん。
さあ、いよいよ“声に出して読みたいルー語”です。感情を込めてお読み下さい。ある日の暮方の事なんや。一人の下人(げにん)が、羅生門(らしょうもん)の下で雨ちゃんやみを待っとった。
広い門の下には、この男のほかにどなたはんもおらへん。そやけど、所々丹塗(にぬり)の剥(は)げた、大きな円柱(まるばしら)に、蟋蟀(きりぎりす)が一匹とまっとる。羅生門が、朱雀大路(すざくおおじ)にある以上は、この男のほかにも、雨ちゃんやみをする市女笠(いちめがさ)や揉烏帽子(もみえぼし)が、もう二三人はありそうなもんなんや。それが、この男のほかにはどなたはんもおらへん。
【中略】
作者はさっき、「下人が雨ちゃんやみを待っとった」と書いたちうわけや。せやけどダンさん、下人は雨ちゃんがやんそやけど、格別どないしょと云う当てはあらへん。ふだんやったら、勿論、主人の家へ帰る可き筈なんや。所がその主人からは、四五日前に暇を出されたちうわけや。前にも書いたように、当時京都の町は一通りやったらず衰微(すいび)しとった。今この下人が、永年、使われとった主人から、暇を出されたのも、実はこの衰微の小さな余波にほかいなりまへん。やから「下人が雨ちゃんやみを待っとった」と云うよりも「雨ちゃんにふりこめられはった下人が、行き所があらへんから、途方にくれとった」と云う方が、適当なんや。その上、今日の空模様も少からへんし、この平安朝の下人の Sentimentalisme に影響したちうわけや。申(さる)の刻(こく)下(さが)りからふり出した雨ちゃんは、いまんなっても上るけしきがあらへん。ほんで、下人は、何をおいても差当り明日(あす)の暮しをどうにかしたろおもて――云わばどうにもならへん事を、どうにかしたろおもて、とりとめもへん考えをたどりながら、さっきから朱雀大路にふる雨ちゃんの音を、聞くともなく聞いとったのなんや。【中略】
老婆の話が完(おわ)ると、下人は嘲(あざけ)るような声で念を押したちうわけや。そないにして、一足前へ出ると、不意に右翼の手を面皰(にきび)から離して、老婆の襟上(えりがみ)をつかみながら、噛みつくようにこう云ったちうわけや。「では、己(わし)が引剥(ひはぎ)をしたろおもて恨むまいな。己もそうせな、饑死をする体なんや。」
下人は、すばやく、老婆の着物を剥ぎとったちうわけや。ほんで、足にしがみつこうとする老婆を、手荒く死骸の上へ蹴倒したちうわけや。梯子の口までは、僅に五歩を数えるばっかりなんや。下人は、剥ぎとった檜皮色(ひわだいろ)の着物をわきにかかえて、またたく間に急な梯子を夜の底へかけ下りたちうわけや。
ちーとの間、死んやように倒れとった老婆が、死骸の中から、その裸の体を起したんは、ほんで間もなくの事なんや。老婆はつぶやくような、うめくような声を立てながら、まだ燃えとる火の光をたよりに、梯子の口まで、這って行ったちうわけや。そないにして、そこから、短い白髪(しらが)を倒(さかさま)にして、門の下を覗きこんや。外には、そやけど、黒洞々(こくとうとう)たる夜があるばっかりなんや。
下人の行方(ゆくえ)は、どなたはんも知らん。
(大正四年九月)
羅生門 芥川龍之介
ある日のイーブニングの事である。一人の下人 が、羅生門 の下で雨やみを待っていた。
ワイドな門の下には、この男のほかに誰もいない。ただ、所々丹塗 の剥 げた、大きなコラム に、蟋蟀 が一匹とまっている。羅生門が、朱雀メインストリート にある以上は、この男のほかにも、雨やみをする市女笠 や揉烏帽子 が、もう二三人はありそうなものである。それが、この男のほかには誰もいない。
衰微 していた。今この下人が、ロングタイム、使われていたマスターから、暇を出されたのも、実はこの衰微の小さなメモリーにほかならない。だから「下人が雨やみを待っていた」と云うよりも「雨にふりこめられた下人が、行き所がなくて、ウェイにくれていた」と云う方が、適当である。その上、トゥデイのウェザーも少からず、この平安朝の下人の Sentimentalisme にエフェクトした。申 の刻 下 りからふり出した雨は、いまだに上るけしきがない。そこで、下人は、何をおいても差ヒット明日 の暮しをどうにかしようとして――云わばどうにもならない事を、どうにかしようとして、とりとめもない考えをたどりながら、さっきから朱雀メインストリートにふる雨の音を、聞くともなく聞いていたのである。
完 ると、下人は嘲 るような声で念をプッシュした。そうして、ステップ前へ出ると、サドンに右の手を面皰 からパートして、老婆の襟上 をつかみながら、噛みつくようにこう云った。
「では、己 が引剥 をしようと恨むまいな。己もそうしなければ、饑死をする体なのだ。」
下人は、すばやく、老婆の着物をティアーオフしとった。それから、足にしがみつこうとするオールドウーマンを、手荒くボディーの上へ蹴倒した。梯子の口までは、僅に五歩をカウントするばかりである。下人は、ティアーオフしとった檜皮色 の着物をわきにかかえて、またたく間に急な梯子を夜の底へかけゲットオフした。
しばらく、死んだようにブレイクダウンしていた老婆が、ボディーの中から、その裸の体をレイズしたのは、それから間もなくの事である。オールドウーマンはつぶやくような、うめくような声を立てながら、まだバーンしている火の光をたよりに、梯子の口まで、這って行った。そうして、そこから、ショートな白髪 を倒 にして、門の下をルックインしこんだ。外には、ただ、黒洞々 たる夜があるばかりである。
下人の行方 は、誰も知らない。
これがスラスラ読めるようになった方は、こちらのブログも挑戦してみてください。私はすでに、憲法9条や、お詫び状・始末書例文集、安倍総理就任会見をルー語で読んで、頭の中がとろけてしまいましたので、遠慮させていただきます。ある日のイーブニングの事である。一人の
ワイドな門の下には、この男のほかに誰もいない。ただ、所々
【中略】
作者はサムタイムアゴー、「下人が雨やみを待っていた」と書いた。しかし、下人は雨がやんでも、格別どうしようと云う当てはない。ふだんなら、勿論、マスターの家へゴーバックする可き筈である。所がそのマスターからは、四五日前に暇を出された。前にも書いたように、当時京都の町は一ストリートならず【中略】
オールドウーマンの話が「では、
下人は、すばやく、老婆の着物をティアーオフしとった。それから、足にしがみつこうとするオールドウーマンを、手荒くボディーの上へ蹴倒した。梯子の口までは、僅に五歩をカウントするばかりである。下人は、ティアーオフしとった
しばらく、死んだようにブレイクダウンしていた老婆が、ボディーの中から、その裸の体をレイズしたのは、それから間もなくの事である。オールドウーマンはつぶやくような、うめくような声を立てながら、まだバーンしている火の光をたよりに、梯子の口まで、這って行った。そうして、そこから、ショートな
下人の
(大正四年セプテンバー)
o(~。~;)o
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とかセイ(ライト)しながらメニーのアーティクルをリードしてしまいました。タイフーンがニアーになるにつれてリトルビットクールになったからオーライだったけれど、ホットなサマーにこれをリードしたらどんな風にフィールするのでしょう?・
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芥川龍之介 ~ 夢
- 2007-05-08 (火)
- あ:芥川龍之介
夢の中に色彩を見るのは神経の疲れてゐる証拠であると云ふ。が、僕は子供の時からずつと色彩のある夢を見てゐる。いや、色彩のない夢などと云ふものはあることも殆(ほとん)ど信ぜられない。
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(芥川龍之介『夢』より)
(芥川龍之介『夢』より)
最近、夜「さ~て、寝……Zzz(-。-)」と思った瞬間に、翌朝になり、眠い目をこすりながら出勤する毎日が続いています。久しく夢を見ていないような気がします。疲労がたまっているのか、いないのか、良く分かりません。起きているときに夢劇場にいるからでしょうか。
それはさておき、「僕は夢の中でも歌だの発句だのを作つてゐる。が、名歌や名句は勿論、体を成したものさへ出来たことはない。その癖いつも夢の中では駄作ではないやうに信じてゐる」という芥川の言葉は、共感できるものがあります。化学の世界では、C6H6のベンゼン環の分子構造を、夢をヒントに解明したという話がありますが、それ以外のところでは、夢とは儚いものの代名詞とされていますね。
「露とおち 露と消えにし わが身かな 難波のことも 夢のまた夢」
の秀吉の言葉然り、多くの辞世の句には「夢」という単語が出てきます。「夢」とか「ドリーム」と聞くと、明るく前向きな印象を受けますが、現実はどうやらそれとは反対のようです。未来に向くと明るくなり、過去に向かうと暗くなるもの、それが夢なのかも知れません。
(参考)
人生は「浮生なる相」
からっ風くらぶ!
夢
夢十夜
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芥川龍之介 ~ 地獄変
- 2007-04-05 (木)
- あ:芥川龍之介
小学生だったか中学生だった頃、テレビで非常に怖い映画をやっていました。途中から見たのですが、火のついた牛車の中で若い女性がもがき苦しみ、その前で獣のような男が恐ろしい形相でそれを見つめているのです。やがて猛火は女性を包み込み……。強烈なインパクトでした。
最後「原作:芥川龍之介 音楽:芥川也寸志」とテロップが出ていたので、恐らく『地獄変』の映画だったのだと思います。
「見たものしか描けない」という当代随一の絵師・良秀。“地獄変の屏風”を描くよう命じた堀川の大殿様に、「あらましは出来上りましたが、唯一つ、今以て私には描けぬ所がございまする」と言ったのは、牛車に乗った女が猛火に苦しむ姿でありました。そこで大殿がが用意したものは……。
芸術至上主義の是非云々というよりは、「地獄」とは一体何か、大変考えさせられる作品でした。最後、「如何に一芸一能に秀でやうとも、人として五常を弁(わきま)へねば、地獄に堕ちる外はない」とよく仰っていた横川(よがわ)の僧都様が、完成した地獄絵図を実際に見られて「出かし居つた」と言われたのが意味深でした。私見ですが、地獄とは各人の心が作り出すもので、それを如実に表した絵図だったのではないか、と思わずにおれません。
いずれにしても、芥川龍之介のえぐりだす、人間の心の奥底に潜む鬼の心に戦慄をおぼえずにおれません。有名な『蜘蛛の糸』も然りです。そんな芥川のせめてもの救いは『杜子春』に見られる人間性だったのでしょうか。
ちなみに、私が読んだのは青空文庫からでした。DLして通勤電車の中、携帯で読みました……
(^^;ゞ
(参考)
渡辺知明さんの朗読ブログ
渡辺知明さんの朗読ブログ(2)
aotuka202さんのブログ
miwabookさんのブログ
湖山 芽依さんのブログ
悠里さんのブログ
幸田回生さんのブログ
芥川龍之介研究
地獄変/芥川龍之介のあらすじと読書感想文
青空文庫
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