ARTENSION / Into the Eye of the Storm

「art」+「tension」というバンド名から想像されるように、クラシックやプログレ、ジャズの要素が多分に感じられる ARTENSION、曲によっては完全にクラシックです。。  1stアルバム『Into the Eye of the Storm』(1996)はデビュー時に買っていたのですが、最近まであまり聴いていませんでした(^^;  で、先日、ふと『Future World』(2004)を聴いて、それがすごく良かったので1stも聴いてみようとCDを探してみると、3rdの『Forces of Nature』(1999)も持っていることが分かりました。完全に自覚がありませんでした(^^;嬉しい誤算とも言えますが、今思えば、なぜその程度の思い入れしかなかったのか、、、不思議です。
 DREAM THEATERSYMPHONY XYNGWIE MALMSTEENQUEENSRCHEROYAL HUNTSTRATOVARIUS …… これらのバンド名を聞いて反応した人は絶対に聴くべし!と自信をもってオススメできるバンドですね。
 例えば(8)「Red’s Recovery」は、DREAM THEATER の「In The Name Of God」とイングヴェイの「Trilogy Suite Op: 5」を合わせたかのような、凄まじいインストが刺激的ですし、(6)「The Key」は北欧を思わせる叙情的な雰囲気と熱いヴォーカルに泣けます。  (2)「Into the Eye of the Storm」、(5)「Lost Memory」、(7)「Song of the Desert」、(9)「Let It Ride」はキャッチーで、ヴォーカルがグラハム・ボネットに似ていることもあり、RAINBOW を彷彿とさせます。
 そしてヴィタリ・クープリスのキーボード!これはかなり衝撃的です。圧巻は、(10)「I Don’t Care」! 最初、プーランクか誰かのピアノ曲を弾いているのかなと思いましたが、ヴィタリのオリジナルでしょう。恐らく。2ndの『Phoenix Rising』収録の「I Really Don’t Care」、そして『Future World』の「I Really, Really Don’t Care」へ続く連作の1曲目だと思われますが、かなり高度な演奏テクニックを要すると思います。
 で、ARTENSION 結成までの彼の経歴を調べてみると、、、
1974年、ウクライナの首都キエフに生まれる。父親がトロンボーン奏者だったことから、6歳よりピアノを習い始める。3年間個人レッスンを受け、9歳より別の音楽学校で教育を受ける。その後ルイセンコ記念キエフ特別中等音楽学校に入学し、17歳まで鍵盤奏者で教師のルドルフ・ブッフビンダーらに師事。さらに、米国ペンシルバニア州フィラデルフィアのカーティス音楽学校のゲイリー・グラフマンに師事。この間にも、優れたピアノ教師の師事を受ける。旧ソ連の全連邦ショパン・コンクール(All-Union Chopin Competition)で最年少1位を、キエフ音楽院コンクール(Kyiv Conservatoire Competition)で金賞を受賞するなど、世界各国のピアノコンクールにおいて優秀な成績を収めている。ロック音楽に巡り会ったのは15歳のときだったとされる。
Wikipediaより
とあって、さもありなん、と納得した次第です。
 マーク・ボールズの RING OF FIRE でも弾いていたんですね、今回初めて知りました(汗)  ちなみにトニー=マカパインもキーボード弾いていた、ということも、、、(^^;ゞ

Links: 哀愁さがして三千里 Metal WarriorのまったりLife 聴くまで死ぬな、この曲を!! Vitalij Kuprij Official Site このCDを買え!


MARK BOALS ~ Ring of Fire

 Yngwie Malmsteen の『War To End All Wars』に不満を持っている人も、これなら満足できるのではないでしょうか。いかんせんインギーの『WTEAW』は音がこもっており、ギター、ベースの音が大きくてヴォーカルが押さえられているのが非常に残念でした。大方の意見に反し、私はあのアルバムは曲そのものは非常に好きなので、全くもって勿体ないと思います。
 一方、この『Ring of Fire』は、マークボールズのヴォーカルが十分に堪能できるのが嬉しい作品です。彼は後に RING OF FIRE というバンドで活動するので、ただ「リング・オブ・ファイア」と言っただけではややこしいのですが、これは2枚目のソロアルバムです。
 (1)「Ring of Fire」は、『WTEAW』に収録されていそうな曲で、(2)「Atlantis」は7分30秒という時間を忘れさせる魅力があると思います。(11)「Battle of the Titan」のスピード感は、ヴォーカルは違いますが『Magnum Opus』「Fire In The Sky」を思い出させる雰囲気があると思います。
 と、ついついイングヴェイのアルバムと比較してしまいたくなるのですが、ギターはTony MacAlpine、キーボードは ARTENSIONVitalij Kuprijと、こちらも聴き応えありです。もちろん、ギターとキーボードのソロのかけ合いは随所に聴かれます。 「ラフ派」のイングヴェイとすれば、トニーのギターは「きっちり派」といったところでしょうか。
 さすがに『Trilogy』の衝撃にはかないませんが、ファンの思っている「マーク・ボールズに歌って欲しい曲」そのもの、が収まった好盤ではないかと思います。何度聴いても飽きない1枚です。
 そんな訳で、勢いあまって他のアルバムからの曲も、下のリンクに貼ってしまいました。あ、あとトニー・マカパイン関係も。
Links: MySpace ハードロック/ヘヴィーメタル最高! RISING FORCE別館 RING OF FIRE 滋夢童の閑話休話 モノトーン ロック阿呆・ドイツ特派員の徒然放談(誰がために我は書く?我がために我は書く!) Group Projects/Non-Solo Discography このCDを買え!
Vengeance for Blood Circle of Time ↑ 共に『THE ORACLE』 The Oracle より
Tony Macalpine Guitar Techniques Tony MacAlpine Lesson Tony MacAlpine legato tune Tony MacAlpine Stream Dream Steve Vai Tony Macalpine solo Live @ the Astoria ← ここではキーボード

Track List: 1. Ring of Fire 2. Atlantis 3. Bringer of Pain 4. Betrayer 5. Keeper of the Flame 6. Hunted 7. Quest 8. Dreamer 9. Death Row 10. Alone 11. Battle of the Titan

    2012年2月
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