DREAM THEATER / Meet And Greet – A Dramatic Tour of Events (4) 愛知県芸術劇場 2012.04.28

Dream Theater / 愛知県芸術劇場 2012.04.28
Dream Theater 来日公演4番目は愛知県芸術劇場。前日発の夜行バスで安く行こうかと思いましたが、仕事の都合で当日朝出発し、名古屋駅に着いたのは昼の12時頃でした。今回はMeet And Greetに参加するので集合が15:30。その間3時間半ありましたが、意外と慌ただしく時が過ぎてしまいました。

というのも、ジョン・ペトルーシの『Suspended Animation』を購入するためにレコード店をハシゴしたからです。なぜかというと、このアルバムは電子データとして音源は持っていたものの、CDでは持っていなかったと前の日の夜に気づいたからです。んで、なぜそのCDが必要なのかというと、つまりMeet And Greetだからです。

Meet And Greet 参加者
(参加者の面々)

Poster
(ポスター)

Meet And Greet pass
(パス)
Meet And Greetとは、ライヴが始まる前の、メンバーとの記念撮影、サイン会、そして限定番号入りツアーポスターをもらえるというもの。そのサイン用アイテムとして、ペトルーシのソロ・アルバムを持って行こうと考えていたのです。結局はタワーレコード2店、HMV1店を回って無かったので、あきらめましたが。

参加費は$200。約16,000円ですが、決して高いとは思わず躊躇せずに申し込みました。愛知を選んだのは、日程的な都合です。今回は19人が集まっており、その中の少なくとも2名は大阪から全部参加でおそらく横浜も参加すると思われます。すごい人もいるものだと感服しました。

参加者同士「緊張しますね~。何と声かけましょうか。サインはどこにもらいます?」などと、初対面ながら和気藹々と話をしていたら、スタッフの説明があり、いよいよメンバーが現れました。皆すごくリラックスした表情で、マイク・マンジーには片手に紙コップを持っています。

撮影会は、1人2ショット。このうち1枚がVipnationのパスワードつきホームページに期間限定でアップされます(早速見ましたが、感激です!)。ギターを持って来た人はペトルーシと一緒に持って。ドラムを持ってきた人はマンジーニの隣に行って(そのときジョーダンがファンの頭を叩くポーズをしていて笑えました)。私は、1枚目、にやける表情をなんとか抑えて普通にメロイックサインを。2枚目はどういうポーズにしようかと考えていたら、右隣のペトルーシが私の前で拳を握ってくれたので、それに合わせて手をグーにしました。すると、左隣のジョーダンも手を出してくれ、そのさりげない気遣いに、すでに200ドルのファンサービスを受け取った気分でした。

続いてサイン会。テーブルにはジョン・マイアング、マイク・マンジーニ、ジョーダン・ルーデス、ジョン・ペトルーシ、ジェイムズ・ラブリエという順に並びました。事前にスタッフより「これだけの人数がいますので、あまり長時間話をしないようにお願いします」とあったので、そのプレッシャーもあって緊張は高まるばかり。

あらかじめ紙に自分の名前を書いて、1人目のマイアングに「Hello. My name is Kenji」と言うと、「Hi Kenji」と穏やかに答えすらすらとサインを書いてくれました。こちらの緊張とは対照的に、ステージ上とまったく変わらない冷静な対応です。それでいて、淡々というわけではなく誠実な印象を受けました。でも、たくさん話しかけるのが申し訳なく思えるような不思議で物静かなオーラ。
この時、確かプレイ前であることを配慮してか握手ではなくグータッチにするよう事前の説明があったと思う(興奮のため余り覚えていない)のですが、つい誤って手を出してしまいました(実は他の人にも)。しかし、慌てて手を引っ込めようとしましたが、マイアングの方から握手に応じてくれ、しかもその握力が非常に強く、これまた200ドルのサービスを受け取った気分でした。でも、ありがとうと同時に開演直前に余計な体力を使わせてごめんなさい、マイアン。

次はマイク・マンジーニ。紙に書いた自分の文字が震えていて読みにくかったのか、「My name is Kenji」と言ったら「To Kensi」とサインをもらいました。実はマンジーニがまだDT加入前の頃、別バンドで来日した時に彼とは新宿ワイルドサイドで話をしたことがあります。二人で肩を組んで写っている写真を見せたら「Wow!! wow wow!」と喜んでくれました。「Do you remember me?」と言うと「Yes」と。仮に社交辞令だとしても、あのオーディション映像から伝わってくる人柄そのまんまの反応で、ここで600ドル目のサービスを頂きました。

次はジョーダン・ルーデス。マンジーニに写真を見せるために出したiPhoneをしまったり、サインをもらうアルバムを変えたりするのにもたついて焦りました。「Thank you for the beautifull tune when there was an big earthquake in Japan.(大地震の時に美しい曲を日本にありがとうございます)」と言うと「Yeah, that was awful.(ほんと、ひどかったよね)」と神妙に答えてくれました。ここで800ドル目の、、、(以降、略)。

ジョン・ペトルーシ。これまで、黒のペンで書いてもらっていましたが、少し見にくかったのであらかじめ用意していた白ペンで書いてもらうことにしました。ところが、終わったあと乾かないうちに他のものと重ねてしまったので、一部汚れてしまいました。何に書いてもらったかというと、ジョーダンとのソロアルバムです。「I’ve been listening to Dream Theater for more than 20 years since Charlie Dominici was singing,(Dream Theaterは、チャーリー・ドミニシが歌っていた頃から20年以上聴いています)」と言うと、「Oh, really? That’s nice」と答えてくれました。本当は、マイキーにもこれを言いたかったんですけどね~、、、。あ、マイアングに言い忘れました、頭が真っ白になって。

最後はジェイムズ・ラブリエ。マイク・マンジーニが参加したMullmuzzlerのアルバムにマンジーニと連名でサインもらおうとしたらジャケットの左の男を指差して「Who is this?」と言われました。「え?この人って、誰かがモデルだったの?しまった予習不足だった」と慌てていたらもう一度「Who is this?」。今度はマンジーニのサインを指差しているように見えたので「あ、すでに書いてあるサインは誰の?と聞いているのだな」と思い「Mike Mangini」と答えたら「What?」。あれれ?あ、マンジーニの「To Kensi」のこと?と思って「My name is Kenji」と言ったら「Kenji?」とサインを書いてくれました。ところが書き終わってもまた「Who is this?」。どういうことだろう?とうろたえていたら「MULLMUZZLER,,, oh, I see」と。もしかしたら指差していたのは「MULLMUZZER」の文字で、「なにこれ?あ、俺が歌っているやつか」とボケていて、ツッコミを待っていたのかもしれません。しまった。噛み合わなかったです。じゃあ今度また機会があったらWinter Roseを持って行こうと思いました(実は今回念のために持って行っていました)。
挽回するために「I’m very glad to meet you」と言うと「Me too」と拳を出してきたのでグータッチで終了。

はあ~、この時、汗びっしょりでした。

●ジョン・マイアングのサイン
Autograph of John Myung

●ジョン・ペトルーシ、ジョーダン・ルーデスのサイン
Autograph of John Petrucci and Jordan Rudess

●ジェイムズ・ラブリエ、マイク・マンジーニのサイン
Autograph of James LaBrie and Mike Mangini


書いてもらったサインを大切にカバンにしまい、他の参加者と「いや~、全然喋れなかったですね~」と話していたら、サインを書き終えたマイアングが忍者のように音もなく去って行きました。我々が拍手で見送る隙を与えず出て行く様は、プレイ終了後舞台袖に引っ込んで行くマイアングそのものでした。どれだけ人前に出るのが嫌なのか、あるいは寸暇を惜しんで練習したいのか。
あ、関係ないですが、髪の毛がツヤツヤで綺麗でした。

それ以外のメンバーは、こちらに手を降ってにこやかに出て行きました。マンジーニは帰りも紙コップ片手に。


わずかに20分あまりの出来事でしたが、プレイ直前の大切な時間を割いてくれて、ありがとうございました!


長くなりましたので、ライヴ内容は以下、手短に行きます。

席は2階席5列目。2階席といっても1階席の延長のようなもので、傾斜のあるフロアの前から3/4くらいの感覚でした。愛知県芸術劇場は5階席まであってまるでオペラハウスのよう。MCでジェイムズも言っていましたが非常に綺麗で上品なホールです。音響も、福岡市民会館に負けず劣らじ。今回は後ろの方だったので、福岡の時に比べ音に立体的な厚みを感じました。「向こうから届いてくる」と言えば良いでしょうか。残響の程度も心地良く、そこに2階席後方までびっしり詰まった客の歓声が加わると凄まじい迫力になります。まさにコール&レスポンスのぶつかり合い。耳で聴くのではなく身体で感じるライヴでした。

今回も聴きどころはジェイムズのヴォーカル、そして「The Spirit Carries On」前のペトルーシ・ソロ、、、というか全部。キーボードを傾けたり膝まづいて弾くジョーダンのパフォーマンスは次回も見れるかも?

スクリーンが6角形の平面に見えたり立体のキューブに見えたり、また照明が豪華だったり、などの副次的楽しみもあります。

毎回「横浜アリーナで会おう」とジェイムズは言っていますが、アリーナでサプライズを切実に期待したいほど、セットリストは変わらずでした。今のところ渋谷だけが微妙に違うにとどまっています。

ハプニング的な事として、「横浜アリーナで会おう!(クルリ)」とジェイムズが振り返ると、マンジーニと激突。マンジーニが吹き飛ばされてしまいました。しかし、それがまるで小学生がはしゃいでいるかの如く、楽しそうに見えました。

ドラムセットの前に置いてある、ジャケットのピエロの赤い帽子は、(気づいた限りで)それまでずっと置いてあるだけでしたが、今回ようやくジェイムズが被りました。その姿はまるで可愛い外人さんのようで、、、あ、元々外人でした。

ジョーダンのショルダー・キーボードは依然使われていません。マイアングにチャップマン・スティックを期待するのと同じくらい、使用可能性は低いだろうと思うようになりました。


最後に、前座のAndy Mckeeですが、今回セットリストを変えてきました。多分2曲目は初めて聴く曲です。曲名は、隣の人のおしゃべりと重なって聞き取れませんでした。それと、ハープギターでも「Into the Ocean」という、これも恐らく初めて聴く曲を弾いていたと思います。南国のビーチでのんびりくつろいでいるような、心地良い曲で気に入りました。

それ以外は、「ワタシハ、アンディ・マッキーデス」というのが「私は襟巻きです」と聞こえたことや、最後を「A Change of Seasons」で締めたことなど、今まで通りです。
  1. Drifting
  2. (sorry I don’t know)
  3. Into the Ocean
  4. THE FRIEND I NEVER MET
  5. TIGHT TRITE NIGHT


早いもので、いよいよ次回が最後の横浜アリーナとなってしまいました。少し寂しい気もしますが、めちゃくちゃ楽しみです!

長文、失礼しました。

DREAM THEATER / A Dramatic Tour of Events (3) 福岡市民会館 2012.04.26

Dream Theater 福岡市民会館 2012.04.26
Dream Theater日本公演3日目は、福岡市民会館です。開場2時間前の16:30頃に会場に到着したときは、すでに30人くらい人が並んでいました。いつものごとく一人でブログ用の写真を撮っていたら、新! DREAM THEATER部屋&趣味の管理人、なるおさんに声をかけられ、行動を共に。初対面にもかかわらず、DTネタですぐに話が盛り上がれるというのはネット社会のありがたさです。

17:00に先行物販が開始され、自分たちは結構前のほうに並んでいたのですが、ツアーパンフはすでに売り切れ。2chでも結構話題になっていました。自分はTシャツだけで満足していたので良いですが、欲しかった人はかわいそうです。

記念写真
長崎から2時間かけてきたなるおさん。初DTということで「緊張で足がガタガタ震える~」と言っていましたが、6回目の私も同じです。

席は前から10列目。2日前の渋谷の時よりもさらに近めでペトルーシの真正面。「携帯などの簡易カメラでなら」撮影OKみたいのようです(後から知りましたが、渋谷でもそうだったらしい?)。「我先に!」という殺伐とした感じではなくお互いに譲り合いながら、多くの人が最前列まで行って撮っていました。もちろん私も。

●John Petrucci 機材
John Petrucci 機材


●John Myung 機材
John Myung 機材
↑真ん中に見えるのはマイクではなくカメラです。


●Andy Mckee ギター
Andy Mckee ギターF


19:00に前座のAndy Mckee登場。5曲を25分ほど演奏しましたが、4曲目だけが大阪、渋谷の時と違ったと思います。すなわち、
  1. Drifting
  2. Ebon Coast
  3. The Friend I Never Met
  4. (UNKNOWN)
  5. Tight Trite Night
。4曲目は曲名を言わなかったのでタイトルが分かりませが、好きになりました。


Andyの後は幕が下がり、ドラムセットに感嘆の声が漏れます。そして撮影タイムの始まりです。

●Mike Mangini ドラム
Mike Mangini ドラム


●James LaBrie マイク
James LaBrie マイク

このマイクスタンドを撮っているときに係員に「そろそろ始まりますよ」と声をかけられたので、ジョーダンのキーボードは終了後に撮りました。本当はマイクスタンドの土台の「MAJESTY」ロゴも撮り直したかったのですが、それは叶わず。


●Jordan Rudess キーボード
Jordan Rudess キーボード / Mike Mangini ドラム
↑ショルダーキーボードがあるものの、今回も使わず。




ステージ進行は大阪の時と全く同じでしたが、今回強く思ったのは、大阪よりも渋谷、渋谷よりも福岡の方が音が良かったのではないかということ。バンド側の出音が良いのが最大の理由でしょうが、ホール自体の音響も良かったように思いました。今回の日本公演に限らず、今まで経験したDream Theaterライヴで一番良かったと思える程でした。

振り返ると後方の空席が少し気になりはしましたが、客のノリが非常によく、メンバーの煽りに素直に拳を上げ、皆、大なり小なり体でリズムをとっていました。高校生くらいのファンも多く、少なくとも自分の周辺には、心底Dream Theaterが好きでたまらないという人ばかりが集まっているようで、居心地の良さを感じるライヴでした。

メンバーの表情も良く見え、特にジェイムズ・ラブリエとジョン・ペトルーシとは何度も目が合ったような気がします。ジョーダン・ルーデスは毎度のことながらマイク・マンジーニと絡んで、この二人は本当に楽しそうに演っているのが良く分かります。ジョーダンが屋台に片足を乗せてシンバルを指で叩く時もありました。そして今回、ようやくジョン・マイアングの笑顔を拝むことができました(笑)。

ジェイムズのヴォーカルは歌以外の仕草も含め、相変わらず絶好調で本当に良かったです。ジョーダンに間違いを指摘されていたようにみえる一幕もありましたが(^_^;それでもやはり素晴らしかったです。

それと、ドラムのハットのねじが緩んで「危ない!」と思う瞬間もありましたが、ローディがすかさず直しに来て事なきをえました。そして圧巻のドラムソロは大成功。

最後、メンバー全員が最前列の一人一人と握手(タッチ)していたのですが、それだけオーディエンスの反応が好印象だったのかもしれません。あの、いつもなら恥ずかしそうに小さく手を叩いているだけのマイアングも、ほかのメンバーに倣って、笑いをこらえるような表情で一人一人とタッチしていました。


この勢いで行ったら、名古屋、横浜もさらに良くなり、最後のアリーナではサプライズ的な何かがあるかも?と妄想させるに十分な福岡市民会館でした。



Filed under: DREAM THEATER  タグ: , , , , ,   charlie432 01:18  Comments (2)

DREAM THEATER / A Dramatic Tour of Events (2) 渋谷 AX 2012.04.24

A Dramatic Tour of Events - Shibuya AX 2012.04.24
大阪Orix Theaterからの帰りに高速バスが事故渋滞に巻き込まれ、普段の1時間前に会社に着く予定が2時間遅れの出勤となった、Dream Theater来日2日目。早くも朝から心身共に疲れていましたが、午後から何とか持ち直して定時で仕事を終わらせ、原宿駅に18:30過ぎに到着しました。

初めて行く渋谷AXは、18:00オープン19:00スタートなので焦りつつ速歩きをしていると、遠くの方に長蛇の列が。もとよりギリギリ到着を覚悟はしていましたが、長い列が会場の外に並んでいるの見ると悔しさがこみ上げて来ます。

ところが。よく見ると、列にいるのはほとんどが60代以上と思われるおじさん、おばさんばかり。アーティストシャツを来ている人も皆無。大阪から帰ってきたら浦島太郎状態になってしまったのか!?いくらファンの年齢層が高いといっても、、、と混乱していたら、それは「NHK歌謡コンサート」の列でした(^_^;)

汗をかきながらさらに小走りで進んで、ようやくAXにたどり着きました。結構スーツ姿の人もいます。かくいう自分もスーツだったので、300円のロッカーにカバンとスーツを入れてTシャツ姿で入場。500円のドリンクを10秒くらいで飲んで、トイレを済ませて急いで1階席へ。そういえば大阪ではライヴ中にトイレに行きたくて仕方がありませんでした。

中は、時々行く渋谷o-westより少し広いくらいの「狭さ」。ここでDTライヴが楽しめるとはかなり贅沢、とテンションが上がります。スタンディングということもあり、前日の大阪以上の熱気。開演前のこの緊張感がたまりません。場所は前から3/4くらいのPA席付近を確保。そこそこ近めでしたが前に背の高い人が来たので、エサを待つひな鳥のように終始首を伸ばしっぱなしでした。

19:00。前座のアンディ・マッキーが登場です。昨日と同様、最初の1~2音だけで驚嘆の歓声を浴びていました。今回違うのは、最初の曲から手拍子で迎えられたこと。自分にはそれが普通の感覚ですが昨日の大阪にはありませんでした。でも東京にも「手拍子イラネ。聴こえねーよ」という人がいて、人それぞれ色々な楽しみ方があるものだと思いました。また、「もう、そのくらいでいいでしょ。早くDream Theaterに行ってよ」と言う人がいましたが、アンディが最後A Change of Seasonsのフレーズを弾くと「うぉー!もっと演って!最後まで演って!」と、その人は大喜びしていました(笑)。終了後「アンディ!アンディ!」の大歓声で見送られるところは、大阪でのクラシック・コンサートのような空気とは大違いでした。

そんな渋谷のオーディエンスが次に大歓声を上げるのは、正面の幕が降りたとき。3つの立方体をイメージしたスクリーンに「うおぉ!」と叫び、マイク・マンジーニの屋台のようなドラムセットが全貌を表わした時は嵐のような拍手がわき起こりました。

RUSH, AEROSMITH, GUNS ‘N’ ROSES, AC/DCなどのBGMを聴きながら、恐らく19:45頃、いよいよ暗転します。オール・スタンディングの1階席だからかもしれませんが、昨日の3階席と比べ、興奮の度合いが格段に違います。今回のチケット購入時、見やすい2階席にするか、後ろの方でも1階席にするか迷いましたが、1階席で良かったと思いました。

オープニングのアニメーションに続いて1曲目は「Bridges in the Sky」です。うむむ!音が非常に良い!昨日はわずかに(ごくごくわずかに)聴きにくいところもあった重低音が、くっきりと、そして腹にずっしり響く感じです。ギターの音も1音1音鮮明に聴こえました。PAの近くだからなのか、全体的に良いのか、分かりませんが、昨日より良いです。昨日も普通に(普通以上に)良かったのですが、今日は更に良いと思いました。Dream Theaterのライヴは演奏そのものも驚きのハイクオリティですが、音作りの良さも好きなところです。

昨日よりも更に良いといえば、ジェイムズのヴォーカルが本当に良かったです。一番印象に残っているのが彼かもしれません。病気で喉を痛めていた頃とは全く別人の、『Images and Words』が出た頃の「Dream Theaterのヴォーカルすげえ!」と思っていたあのジェイムズ・ラブリエが帰ってきたようです。

楽器隊が驚異的な演奏を見せたのは書くまでもなく、どの瞬間をとってもため息をつくものばかりでした。各人の演奏スタイルの違いは面白く、ペトルーシは客席をじっくりと見渡すタイプ、マイアングは自分の世界にどっぷり浸り、ジョーダンはとにかく楽しそう。彼は客だけでなくマンジーニとも頻繁にコンタクトを交わしていました。そのマンジーニは渾身の力で一生懸命叩き、たまにお茶目におどけた表情で客を指差して楽しんでいました。

セットリストは昨日とほぼ同じですが、「The Silent Man」「Beneath the Surface」だったところが「Wait for Sleep」「Far from Heaven」になり、アンコールは「Pull Me Under」ではなく「As I Am」。「As I Am」は『Train of Thought』が今ひとつ分からなかった時に、武道館のライヴDVDで観てその良さを分からせてくれた曲なので、今回生で聴けたのは非常に感激しました。あの武道館のDVDがきっかけで、今では『Train of Thought』は数あるDTアルバムでも1番好きなくらいです。ただ「なぜアンコール?」という疑問はありますが。

終了後、拍手は鳴り止まないどころかいっそう大きくなり、「もしや、アンコール2曲目あるか!?」と本気で期待しましたがありませんでした。帰るとき色々なところで「少ないわぁ」「もっと演ってくれんかなぁ」と聞こえましたが、充実の内容でしたので、自分も同じく、満足が故に逆に物足りない心境です。19:45頃から22:00までの2時間余りは、DTライヴとしては短か過ぎます。

そういえば、MCでBURRN!のReader’s Pop Poleで何とかかんとかと言っていたので後でチェックしてみたいと思います。

それと噂で、マサ・イトー先生が来ているとのことで探してみたところ、2階席最前列にそれらしき人がいましたが、人違いでしょうか?来ていたことには違いないようなので、政則氏のライヴ・レポートも楽しみです。


演奏、音響、オーディエンスの雰囲気、諸々、すべてが前日の1~2割増しの満足度で、十二分に楽しめた渋谷AXでした。次回、福岡市民会館はどのようなセットリストで来るのか楽しみです。

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