ANGRA ~ Aurora Consurgens

Aurora Consurgens
『Rebirth』『Temple Of Shadows』と続けざまに傑作を出した ANGRA の『Aurora Consurgens』は前2作をさらに進化させたかのような出来だと思います。この3枚を続けて聞くと、ANGRA の目指している方向性、オリジナリティが見えてくるようです。以前、某レコード店で「ジャーマンコーナー」に置かれていたのを見たことがありますが、一般的なパワーメタルの域を超え、熱きブラジルの血が脈々と流れている、躍動感のあるバンドであると再認識させられました。
 ブラジルといえば、サッカー。今から10年ほど前、アルシンドが日本で大人気だったとき、RIOT の 「Destiny」をバックにした特集番組をみたことがあります。で、その「Destiny」のイントロと、このアルバムの②「The Voice Commanding You」が似ているように感じるのですが、どうでしょうか?こちらの方が断然かっこよく、華麗なドリブル映像にピッタリの曲ではないでしょうか。
 続く③「Ego Painted Grey」これがまた素晴らしいです。IRON MAIDEN のアイディアを DREAM THEATER が書き上げ、ANGRA が演奏しているような楽曲(一応ほめているつもり、、、)で、アルバム中一番好きです。前曲とあわせて、キコのギターが印象的です。
 ④「Breaking Ties」は一転、キャッチーなメロディに Bon Jovi を思わせなくもありません。ここまで来ると、彼らは前作、前々作のプレッシャーなど感じていないのではないかと思ってしまいます。
 ⑤「Salvation: Suicide」「Window To Nowhere」は疾走曲で、⑦「So Near So Far」は『Temple Of Shadows』にでも入っていそうな佳曲ですね。
 そして、ドラマチックな曲調ながら過剰な装飾がなく、好印象の⑧「Passing By」「Scream Your Heart Out」は、聴けば聴くほどに好きになります。
 そして最後の⑩「Abandoned Fate」、アコースティック・ギターとヴォーカルが爽やかです。聴後感は、Liquid Tension Experiment の『2』に近いものがありました。
 ちなみに、自分は日本盤を持っていないので聴いていないのですが、ボーナストラック⑪はラファエルのヴォーカルが上手いとか、、、。
 それはさておき、今回はギターが前面に出た作品だと思いました。うっかり「キコのソロアルバム?」と思ってしまった瞬間もありました。
 並々ならぬ作曲センスと卓越した演奏力を誇る ANGRA は、今後に大いに期待できるバンドと言えるでしょう。
(参考) YouTube (The Course Of Nature) ピッペンのセピアメモリー PART2 人間力強化ブログ 変態のつぶやきⅡ Maoのめたるについて語ろう~ IMAGESandWORDS 白樺樹林 necro.dll メタルレビューの部屋 まごプログレッシブ:Part2~Scenes From A Memory~ Weird News Multiの愉快な重低音生活 ロック・メタル楽曲感想記 ◆Isolated Ghost. HR/HM. このCDを買え!

SYMPHONY X ~ The Odyssey

The Odyssey
 6月のニューアルバムが待ち遠しい SYMPHONY X 。5枚目『V: The New Mythology Suite』は、非の打ち所がないと言いたい、素晴らしい作品だったと思います。ヴェルディモーツァルトレクイエムを違和感なく取り入れ、彼らの実力の程に恐れ入ったのですが、次なるこの『ODYSSEY』は、それに勝るとも劣らない名盤だと思います。『The Divine Wings Of Tragedy』を思わせる作風ではないでしょうか。
 まず、①「Inferno」これが文句なしにカッコイイ!です。出だしの YNGWIE 風のギターもさることながら、0:50頃から PANTERA 風のリフに移る展開にはゾクゾクします。よくもまあこんなリズム、メロディが思いつくのだ、と思わずにおれません。ギターソロ、キーボードソロも素晴らしく、1曲目を飾るのにふさわしい出来だと思います。(→ live at Montreal)  ②、③も同様ですが、続く④「Accolade Ⅱ」、これはもちろん『The Divine Wings Of Tragedy』の④「The Accolade」を元にしていますが、更なる美しさ、ドラマチックさを極めており、非常に素晴らしいです。
 そして、ハイライトはタイトル曲⑧「The Odyssey」。バンド名にふさわしい、シンフォニックな曲です。初めてDREM THEATER の「Six Degrees Of Inner Turbulence」聴いた時のような感動を覚えました。
 常にハイレベルな楽曲を提供する SYMPHONY X 、次なるアルバムは、期待を裏切る事はあっても失望する事はなかろう、と確信に近いものを感じます。
Accolade II

(参考) メロディック・ハード/メタルが好き~♪ Poser Patrol~HEAVY METAL MANIACS(爆笑) B.OUTが語る! THE ODYSSEY / SYMPHONY X オペラなジュークボックス Kota-rocK.com – ロックアーティスト「鼓太蝋」Official HP POWER METAL / MELODIC SPEED METAL ← 中ほど SYMPHONY Xについて語れ! 全発言 このCDを買え!

ex DREAM THEATER

 しつこいようですが、元メンバー、すなわち、Charlie Dominici (vo)、Kevin Moore (key)、Derek Sherinian (key) です。
To Live Forever (With Charlie Dominici)
Kevin Moore Chroma Key – Colorblind 結構良いと思いますが、如何でしょうか?
Derek Sherinian 在籍時の Lifting Shadows Of A Dream

Making of Dominici’s “03 A Trilogy, Part 2″ Surrounded ← この曲は Kevin の貢献が大きいでしょう。 Only A Matter Of Time ← 皆さん、若いですね。 WELCOME TO MY NIGHTMARE ← ALICE COOPER での Derek Sherinian です。

Filed under: DREAM THEATER  タグ: , , , , , , , , , ,   charlie432 00:16  Comments (0)
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